失恋が辛い!助けて!失恋からの立ち直り方6選としんどいときの対処法
失恋は非常に辛いものです。失恋から立ち直るためには、無理に忘れようとするのではなく、徐々に気持ちを切り替えるようにしましょう。今回は、失恋のショックに苦しんでいる方に向けて、立ち直るまでの期間やしんどいときの対処法、立ち直る方法などを解説します。
- 失恋のショックに苦しんでいる方
- 失恋から立ち直りたいけど、どうすればいいのかわからない方
- 失恋のショックから立ち直るまでの期間が長く感じる方
失恋のタイプは主に3つ
失恋は、付き合っていた男女の関係が終わったり、好きな人と結ばれなかったりすることです。一口に失恋といっても、さまざまな形があります。
失恋のタイプは、主に以下の3つです。
- 恋人との別れによる失恋
- 気持ちを伝えられないままの失恋
- 告白に応えてもらえなかった失恋
ここでは、失恋の種類とそれぞれの辛さについて見ていきましょう。
1.恋人との別れによる失恋
付き合っていた恋人と別れてしまう失恋です。結婚していたパートナーと離婚してしまうことも、失恋にあたります。
付き合った相手との別れは、一度手にしたものを手放す行為です。告白する前に諦めた失恋や告白して振られる場合よりも、大きな苦しみをともなう可能性があります。
長く付き合った相手ほど、一緒に過ごした幸せな思い出も多く、別れるのは非常に辛いでしょう。
振る側と振られる側で、辛さは異なります。特に、相手のことが好きなまま振られてしまった場合には、好きという感情を消さなければなりません。
2.気持ちを伝えられないままの失恋
片思いをしている相手に恋人ができたり、恋人がいることが判明したりした場合は、諦めざるをえません。好きな相手に気持ちを伝えられないまま恋愛を諦めることも、失恋の1つです。
好きな気持ちをなくさなければならない辛さのほか、「もっと早く告白していれば」「積極的に行動していればよかった」など、過去の自分への後悔に襲われることが多いです。
特に、長年片思いをしていた相手との恋愛を諦めなければならない場合、目の前が真っ暗になるでしょう。
3.告白に応えてもらえなかった失恋
思い切って告白したものの振られてしまった失恋は、「仕方ない」と納得できることもありますが、振られたショックに苛まれることが多いです。振られても諦めずにアタックする方もいますが、多くの場合、恋愛を諦めなければならないという苦しみに襲われるでしょう。
特に、相手と同じコミュニティに属している場合は、振られたあとも顔を合わせなければならないため、気まずさや辛さががつきまといます。相手の顔を見るたびに辛い気持ちがよみがえってしまい、なかなか立ち直れない可能性も高いです。
辛い失恋から立ち直るまでの期間は約3ヵ月
失恋で辛い思いをしている方は、「この辛さがいつまで続くのか」と絶望的な気持ちになってしまうでしょう。
失恋から立ち直るまでの期間は人によってさまざまですが、平均的には約3ヵ月といわれています。好きな気持ちが大きい場合や長く付き合った相手の場合には、さらに時間がかかるでしょう。特に職場や学校が同じなど、相手と頻繁に顔を合わせなければならない場合は、相手のことをなかなか忘れられません。半年〜1年以上失恋を引きずってしまう場合もあります。
特に辛いのは、失恋から1週間程度です。「なぜ自分は選ばれなかったのか」「もっとできることがあったのではないか」「告白しなければよかった」など、自分を責める気持ちやパートナーを失った喪失感に苛まれます。人によっては、ご飯が喉を通らなかったり、眠れなくなったりするでしょう。
1ヵ月程度経つと、若干辛さがやわらぎます。3ヵ月が経つころには、失恋の辛さを忘れて前向きになれることが多いです。
人間は、辛い気持ちや嫌な記憶を忘れるようにできています。失恋した直後は、この世の終わりかのようなショックに襲われますが、徐々に相手のことを忘れ、前を向けるようになるものです。
辛い失恋から立ち直れない4つの理由
どのような形であれ、失恋は辛いものです。自分が振った側であっても、失恋直後はしんどい気持ちでいっぱいになります。振られた側である場合や、好きな気持ちが大きい場合は、特に辛くて立ち直れないでしょう。
失恋は、なぜ辛いのでしょうか。失恋から立ち直れない理由がわかれば、辛さが少しやわらぐかもしれません。
辛い失恋から立ち直れないのには、以下のような理由があります。
- 彼を失った喪失感を抱えるから
- 自分の存在価値を見失うから
- 別れを受け入れられないから
- 後悔してしまうから
ここでは、それぞれの理由について見ていきましょう。
1.彼を失った喪失感を抱えるから
失恋が辛い大きな原因のひとつは、パートナーを失った喪失感です。付き合っていた相手と別れると、今まで当たり前のように隣にいた人を失い、心にぽっかり穴が空いたかのような悲しみに襲われます。毎日来ていた連絡が来ない、週末の予定がないなど急な日常生活の変化に戸惑い、そのたびに喪失感に苦しむでしょう。
喪失感から好きなことが楽しめなかったり、生きる意味を見失ってしまったりすることもあります。
失恋から立ち直ろうとしても、元彼と行った場所を訪れたり、懐かしい匂いがしたりしたタイミングで、ふと喪失感が蘇ってくることも少なくないです。
2.自分の存在価値を見失うから
失恋とは、いわば相手から拒絶されてしまうことです。自分の存在価値を否定されたような気持ちになり、目の前が真っ暗になるでしょう。
もちろん、失恋したからといってあなたの価値がなくなるわけではありません。自分に価値がないために振られてしまった、というわけでもありません。
しかし、好きな人や大切なパートナーから振られてしまうと、存在価値がないかのような気がしてしまうものです。
忙しくしたり、熱中できるものを見つけたりして、相手のことを忘れ、自分に自信をつける必要があります。
3.別れを受け入れられないから
振られた理由に納得できないと気持ちの整理ができず、なかなか別れを受け入れられないでしょう。何が悪かったのかがわからず、相手への未練が残って失恋から立ち直れなくなります。
失恋があまりにもショックで、現実を受け入れられない場合もあるでしょう。失恋の辛さを忘れるためには、「失恋した」という事実を認めなければなりません。別れを受け入れられないと、「昔は好きといってくれたのに」「なにかの間違いかもしれない」など、終わった恋にいつまでも執着するようになってしまいます。
4.後悔してしまうから
失恋の形にかかわらず、相手に振られてしまうと、「あのときこうすればよかった」「告白しなければよかった」「もっと早く告白すればよかった」など、さまざまな後悔に襲われます。後悔から、自分のふがいなさやいたらない点が次々と思い浮かび、自己嫌悪に陥ってしまうこともあるでしょう。
足りなかった点を反省して次の恋愛に活かせればよいですが、自信を失ってなかなか次の恋愛に踏み出せなかったり、心に深い傷を負ってしまったりする可能性もあります。
失恋が辛いときに気を付けたい2つのポイント
失恋の辛さを忘れようと行動しても、それが逆効果になってしまうことがあります。失恋したときこそ、以下のポイントが大切です。
- 相手のSNSをチェックしない
- 自分に嘘をついてまで次の恋を探さない
無理矢理ショックを忘れようとしたり、元彼に執着して動向を把握しようとしたりするのではなく、まずは恋愛から離れて冷静になりましょう。
ここでは、失恋が辛いときにこそ気をつけるべきポイントについて説明します。
1.相手のSNSをチェックしない
彼への未練が断ち切れないとはいえ、相手のSNSをチェックしてしまうことはやめましょう。SNSがあれば、気軽に相手の状況を把握できますよね。しかし、いつまでも失恋にとらわれてしまい、立ち直りが遅くなってしまいます。
SNSで元彼が楽しそうにしている様子を見ても、ショックを受けるだけです。新しい彼女ができている可能性もあります。
気になってどうしてもチェックしてしまう場合は、思い切ってフォローを外すのも効果的です。
元彼の現在を知っても、自分にプラスはありません。前を向けるよう、距離を置くことが大切です。
2.自分に嘘をついてまで次の恋を探さない
新たな恋をすれば、失恋の辛さを忘れられる可能性があります。しかし、焦って次の恋を探しても、幸せな恋愛にはつながらないでしょう。自分の気持ちに嘘をついてまで、新しいパートナーを見つけようとするのは得策ではありません。
あまり好きではない相手と付き合っても、元彼と今のパートナーを比べてしまい、そのたびに元彼との思い出がよみがえってしまいます。元彼への未練を捨て去れなくなるだけではなく、パートナーを傷つけてしまう可能性も高いです。
失恋の辛さをまぎらわすためだけに、新しいパートナーを探すのはやめましょう。
【段階別】失恋でしんどいときの対処法
失恋でしんどいときは、どうすればよいのでしょうか。
失恋から立ち直るためには、まずは悲しい気持ちに向き合い、自分をなぐさめて肯定しましょう。そして彼のことを考えないようにし、失恋にけじめをつけて前を向くことが大切です。
一気に立ち直ろうとしても、心の傷はなかなか癒えず、かえって引きずってしまいかねません。辛い気持ちを隠さず、自分を肯定しながら徐々に立ち直れるようにしましょう。
ここでは、失恋でしんどいときの段階別対処法として、以下の3つを紹介します。
- 失恋してすぐの時期は感情に素直に過ごす
- 気持ちが落ち着いたら体を動かす
- 時間がたったらほかの男性に目を向けてみる
失恋してすぐの時期は感情に素直に過ごす
失恋した直後は、現実を受け入れられずにいて気持ちを整理できないでしょう。
「失恋で悲しむなんて恥ずかしい」「まわりに心配をかけてはいけない」などと考え、辛い気持ちをなんとか隠そうとする方も多いです。
しかし、辛い気持ちを押し殺そうとするほど、立ち直りが遅くなってしまいます。失恋のショックで何も手につかなくても、自分を責めてはいけません。本当に好きな相手との恋愛がうまくいかなかったとき、絶望的な悲しみに襲われるのは当然のことです。辛い気持ちや自分自身を受け入れてあげましょう。
失恋した直後は自分の感情に素直になり、思いきって感情を解放することが大切です。気がすむまで泣いたり、失恋ソングを聴いて号泣したり、全力で悲しみに向き合ってくださいね。
自分の気持ちをひとつずつ紙に書き出してみるのもおすすめです。
辛さに全力で向き合って感情を出し切れば、すっきりして冷静に考えられるようになります。
気持ちが落ち着いたら体を動かす
失恋して1ヵ月ほど経つと、気持ちが落ち着き始め、徐々に元の生活を取り戻せるようになるでしょう。とはいえ、ふとした瞬間に思い出し、悲しくなることも多いはずです。
外に出られるまで回復したならば、思いっきり体を動かしましょう。何も考えずにひたすら走ってみると、清々しい気持ちになりますよ。
過去の恋愛を思い出す暇がないくらい、予定を詰め込むのもおすすめです。友達と飲み会をしたり、買い物を楽しんだり、プチ贅沢として近場に旅行に行ったりなど、アクティブに活動してみてください。だんだんと彼のことを思い出す回数が減り、立ち直れるはずです。
時間がたったらほかの男性に目を向けてみる
失恋して3ヵ月ほど経つと、新しい恋に向けて気持ちを切り替えられるようになります。
失恋した直後は「あの人よりいい相手なんていない」「ショックで新しい恋なんてできない」と思うでしょう。
しかし、ほかの男性に目を向けてみると、案外素敵な相手に巡りあえるかもしれません。元彼がすべてだとは考えず、異性と積極的に話したり、デートに出かけたりなど、ほかの男性との出会いを楽しんでみましょう。マッチングアプリで新たな出会いを探すのもおすすめです。
もちろん、すぐに恋人を作ろうとする必要はありません。「かっこいい人がいればいいな」くらいの気持ちで、気軽に人脈を広げてみましょうね。
新しい恋を見つけられれば、失恋を過去の思い出としてとらえられるようになります。
次の恋愛に向けて、自分磨きをすることも大切です。ダイエットに挑戦したり、自分に似合う服装や髪型を探したりなど、外見をアップデートしてみましょう。外見だけではなく、内面を磨くことも欠かせません。本を読んで世界を広げたり、勉強を始めてみたり、悪口をいうのをやめたりなど、心身ともに素敵な女性になれるように努力してみてくださいね。自分に自信が湧き、人としての魅力がアップするでしょう。
自分磨きをすることで、素敵な出会いをたぐり寄せられたり、彼を見返せたりする可能性が高まりますよ。
辛い失恋からの立ち直り方6選
失恋から立ち直りたいときは、以下のような行動がおすすめです。
- とにかく思いっきり泣く
- 映画や本、音楽などで感情をデトックスする
- スポーツやアウトドアなどで体を動かす
- 友達と楽しい時間を過ごす
- 趣味や仕事に熱中する
- 次の恋愛へ気持ちを切り替える
ここでは、失恋からの立ち直り方を6つ紹介します。前を向けるよう、ぜひ取り組んでみてください。
1.とにかく思いっきり泣く
辛いときは、思いっきり泣いてみましょう。泣くことは恥ずかしいことではありません。気が済むまで泣いたあとには気持ちがすっきりし、冷静に考えられるようになります。思いっきり泣いて疲れると、ぐっすり眠れるようにもなるでしょう。
辛い気持ちを無理に我慢しても、いつまでも辛さが消えずに引きずってしまいます。
涙が思うように出ない場合は、感動する小説や映画に頼るのも効果的ですよ。
2.映画や本、音楽などで感情をデトックスする
映画や本、音楽などに触れ、感情をデトックスするのもおすすめです。ずっと家に閉じこもって彼のことばかり考えていると、失恋からは立ち直れません。しかし、ショックで人に会う気分になれないことも多いでしょう。
そのようなときは、家でゆっくりと映画を観たり、本や音楽に触れたりしましょう。失恋ソングを聴けば、共感できるフレーズに出会えるはずです。悲しい恋愛小説を読んだり映画を観たりすれば、主人公に共感し、失恋の辛さを人と共有した気持ちになれます。思いっきり泣いて気持ちをリセットできるほか、失恋の辛さはみんな同じと考えられるようになり、悲しい気持ちがやわらぐかもしれませんよ。
作品によっては、失恋から立ち直るためのヒントが隠れているでしょう。
3.スポーツやアウトドアなどで体を動かす
外に出る気力が湧いてきたならば、スポーツやアウトドアなどで体を動かしてみましょう。体を動かして汗を流すと、すっきりした気分になります。体の緊張がほぐれ、リラックスできる場合も多いです。
家に閉じこもりきりでは健康を害してしまい、より気持ちが滅入ってしまうでしょう。まずはウォーキングやサイクリングなど、軽い運動に取り組んでみてくださいね。
歌うことが好きな方は、カラオケもおすすめです。大声を出すと心身ともにすっきりし、ストレス発散になります。
4.友達と楽しい時間を過ごす
辛いときこそ、友達との時間を大切にしましょう。友達は、楽しさも辛さも共有できる大事な存在です。
友達とカラオケで熱唱したり、おいしいものを心ゆくまで食べたり、景色のきれいなところまでドライブしたりと、めいっぱい遊びましょう。友達と遊んで楽しい時間を過ごせば、辛い気持ちがやわらぎます。恋愛がすべてではないことにも気づけるはずですよ。
友達に相談して、気持ちを吐き出すことも大切です。もやもやした気持ちを言葉にすると、自分の感情を整理でき、心がすっきりします。失恋から立ち直るためのアドバイスをもらえることもあるでしょう。
5.趣味や仕事に熱中する
趣味や仕事に熱中することで、彼のことを考える時間が減り、失恋から立ち直れます。
無理に相手の存在を消し去ろうとしても、かえって意識してしまい、なかなか忘れられないでしょう。また、暇な時間が増えると余計なことを考えてしまいがちです。ほかに熱中できることを見つけたり、忙しくしたりすれば、自然と相手のことを考えなくなります。
仕事や趣味から、新たな出会いに恵まれることもあるでしょう。
失恋をきっかけに新しい趣味を見つければ、人生が充実します。料理教室やヨガなど、興味はあるもののこれまで始められなかったことに、思いきって挑戦してみてはいかがでしょうか。
また仕事に没頭すれば、仕事の楽しさややりがいに気づけるかもしれません。頑張る姿勢が評価され、昇進できる可能性もありますよ。
6.次の恋愛へ気持ちを切り替える
いつまでも失恋を引きずるのではなく、次の恋愛へ気持ちを切り替えることが大切です。元彼との写真やプレゼントを処分して、過去の恋愛にけじめをつけましょう。気持ちを切り替えるために、髪型やメイクを変えるのもおすすめです。
出会いを待っているだけでは、素敵な人とは巡りあえません。友達に新しい人を紹介してもらったり、出会いを広げるためにさまざまな場所に繰り出したりして、積極的に新しい恋を探し始めましょう。
このとき、焦りは禁物です。無理に恋愛しようとするのではなく、まずは過去の恋愛を客観的に見つめ直せるまで待ちましょう。そのうえで魅力的な人と出会えれば、失恋の辛さを忘れられるはずです。
しかし、次の恋愛に向けて気持ちを切り替えようとしても、なかなか彼を忘れられないこともあります。時間が経っても好きな気持ちが消えない場合は、復縁を考えてもよいかもしれません。復縁の成功率は高くはありませんが、どうしても未練を断ち切れない場合には、当たって砕けろの精神で思いきって再アタックしてみましょう。やらずに後悔するより、やって後悔したほうが吹っ切れやすいですよ。
復縁について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
無理に受け入れようとしないこと!
失恋を受け入れたくても、無理に受け入れようとする必要はありません。
ゆっくり自分のペースで失恋を受け入れて、新しい幸せを掴みましょう。