旦那を信用できないのはなぜ?不信感の対処法
旦那のことを信用できていますか?あんなに好きだった旦那の事を結婚後、時間が経つとともに信用できなくなり、もはや信じようとするのでさえ疲れてしまう人も少なくないようです。
過去に浮気や嘘をつかれたことがトラウマになっていたり、不審な行動があったりで信用ができないのかもしれませんが、中には理由が特にないのになぜか不信感をもっている奥さんもいます。夫婦だから別れたくても簡単に別れられないし、大事なパートナーを信じることができないのって辛いですよね。
そこでこの記事では旦那が信用できない理由と、解決方法についてをご紹介していきます。 実際の体験談もあります。夫婦関係で悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてください。
そもそも夫婦の信用とは?
信用とは、ある人に対して信頼を置くことを指します。夫婦の場合は旦那(奥さん)の発言や約束を守ることを期待したり、行動や意思決定が正直であることを信じることです。
良い夫婦とはお互いに信頼しあって協力し合う関係であり、そのためには信用が必要です。
信用はお金をしっかり安定していること、約束を守ること、誠実であること、常識があることなどが関係し、そしてそんな信用というのは一瞬で構築されるものではなく長期間の努力や行動によって構築されます。そして信用が一度損なわれると回復するのが難しい部分もあります。
そのため夫婦関係の中で信用できる行動が少なかったり、あるいは裏切られることがあると信用できなくなるのです。
夫婦関係において信用は大事
夫婦の信頼は、夫婦の幸せや絆に深く繋がります。信頼することで旦那が自分を幸せにしてくれると信じられるようになるからです。また信頼できることで精神面も安定しますし、お互いに協力し合うこともできます。
逆に信頼できないでいると、夫婦関係がストレスに感じやすくなります。
旦那を信用できない理由ランキング
好きだけど信用できないのは苦しいことです。そもそもなぜ信用ができないのでしょうか。旦那を信用できないよくある理由をまずはランキングでまとめました。
共感できる部分があるかもしれません。
1位: 過去に浮気をしていたから
旦那のことを信用できないのは、過去に裏切られたことや傷ついたことが影響している可能性があります。
どんな人でも裏切られると信用を失くすもの。ましてや浮気や不倫が発覚したとなると限りなく信用はゼロになってしまいます。
失った信用を取り戻すのは難しく、信じようと努力をしても100%完全に信じ切ることはできません。
何かと不信なことがあると疑ってしまうものです。信用できず関係を再構築できないまま離婚に発展してしまう人も多いようです。
2位: 嘘ばかりをつくから
旦那に何度も嘘をつかれた経験があるなら、当然信じることなんてできないですよね。大きな嘘の場合はもちろん、可愛い小さな嘘であっても何度もされると不信感を抱くものです。
帰宅時間やお金の使い道など、色々なことで嘘をつかれると「嘘つきだからどれが本当なのかわからない…」と悩んでしまっている人は多いようです。嘘でない事でさえも疑ってしまうでしょう。
3位: 大事なことを話さないから
嘘ではなくても、大事なことを何も話してくれないのも同様に不信感を抱くでしょう。会社のことも家のこともお金のことも話してくれない。反対に何を聞いても空返事だけ…そして事が重要になる直前になってやっと知る…そんな状況だと妻としてはも困りますし呆れますよね。
旦那が何を考えているのか分からず、信用できなくなってしまう人もいるようです。
4位: 金銭面に問題があるから
借金がある、パチンコや競馬などのギャンブル好き、お金の管理ができない…何かとお金に問題があると不信感を抱きやすいです。お金というのは非常に大切なものです。
夫婦となるとお金は好き勝手使っていいものではありません。だからこそどんなに愛していても疑うのは当然のことです。「旦那に頼っても大丈夫だろうか」「この先、生活をしていけるだろうか」と不安になるでしょう。
5位: 家事をやらないから
「自分さえ良ければ周りのことはどうでも良い!関係ない」という自分勝手な考えをされていると、信用できなくなって当然です。結婚後に同棲をして初めて発覚するケースもあり、幸せほやほやのはずの新婚生活がストレスでいっぱいになることも…。
「家族のことを何だと思っているの?」と旦那の全てを信用できなくなってしまっている人は多いようです。
特に家事をやらずに好き放題にゴロゴロして遊びに行ってるのを見ると「この人に頼ってもいいのだろうか」「私のことを家政婦や母親とでも思っているのだろうか」と信用できなくなるものです。
6位: 妊娠時や子育てに非協力的だから
家事をしてくれないだけでも信用をなくしますが、妊娠中や子育てに非協力的だとかなりガッカリしますよね!
産後から旦那のことを一気に信用できなくなる人も少なくないようです。
妊娠中に遊び呆けていたり、育児を任せっきりにされたり、妊娠中にタバコを吸っていたら「子供や家族のことを甘く見ているの?」とイライラすると共に信用もできなくなると思います。子供の教育のことや将来のことを、相談もしたくなくなるでしょう。
無意識に家事や育児は女性がやるものと思っていて、無責任な行動をとる男性がいるのです・・・。
7位: 約束を守らないから
約束や言ったことを守らない場合、その約束がたとえ小さなことでも信頼を損ないます。旦那が繰り返し約束を破ると、その分信用を失います。
なぜか理由もなく信用ができなくなった理由
特に過去に何かあったり、信用できない出来事があったわけではないのに、理由もなくなぜか信用できないことがあります。
カップルから新婚夫婦になった途端…新たに知ったことや変わったことが多く、旦那を信用できなくなるケースがあるようです。
理由①: 愛を感じないから
結婚した途端に愛情が感じられなくなるケースは珍しくありません。
付き合っているときは愛情表現が豊かだったのに、結婚したら関係が確約されて慣れてしまったからか冷めた雰囲気…。そんなことから夫の愛情が感じられなくなり「私のことを愛しているのかしら…」「他に女でもいるの?」と信用を失ってしまうようです。
理由②: 頑固な性格だから
「これは〇〇だからダメだ」「あいつはダメな人間だ」など、あらゆることを否定的に考えて断言をする、いわゆる自分の意見が絶対正しい・自分が正解だと思い込む頑固タイプの旦那には不信感を抱きやすいです。
何か意見を言っても逆ギレをしてきて話し合いにならなかったり、夫婦の問題が起きたときに、奥さんに責任を押し付けてくることもあり「この人は分かってくれなんだ…私が辛いときも支えてくれなそう」と旦那のことを信じられなくなってしまいます。
理由③: 夢や理想ばかりを語るから
信用できない旦那は夢や理想ばかりを語ります。「〇年後には家を建てよう」「次は海外へ家族旅行しよう」と大きな理想を語る割には計画や行動に移さない人のことです。
夢や理想ばかりを語る割には趣味や飲み会などで散財し、有言実行できていないことに「どうせ今回も口だけでしょ…期待しないでおこう」と信用できないでいるようです。
理由④: コミュニケーション不足だから
意見や感情を共有せずにコミュニケーションが不足すると信用が揺らぐことがあります。旦那の心境がよくわからないので「何を考えているのだろう」と想像するのが難しく、旦那の言動の意図も分からなくなり疑うようになってしまうのです。
また心理学で「社会的共有性理論」というものがあります。これは簡単に言うとお互いに共通点があるほど信頼しやすくなるという考えです。そのためコミュニケーションをとり同じ価値観や経験をたくさんすることが大切になってくるのです。コミュニケーションのないただの同居人状態だと信頼できなくなるのです。
理由⑤: 不誠実な言動が多いから
直接裏切られたわけでなくても、家族や友人、職場などの他人に対して不誠実な言動が見られると「この人…信じて大丈夫かな?」と信用できなくなります。
理由⑦ 協力しあっていないから
信頼をする上で心理学的に「社会的交換理論」「相互依存性理論」という考えがあります。これは簡単に整理するとお互いに協力しあえる関係になれることで信頼関係が構築されるという考えです。
そのためどちらか一方だけが負担をおって「私ばかり大変な思いをしている…」といった状態になったり、あるいは自分のことは全て自分一人でやる状態になっていると信頼関係がなくなってしまうのです。
旦那を信用できないときの解決方法
どうしても旦那を信用できないときの解決法を紹介します。以下の方法を意識すれば、もしかしたら旦那のことを心から信じることができるかもしれません。
簡単に縁を切れない関係だからこそ、まずは信用できる努力をしましょう。
① 話し合う
辛い気持ちは1人で抱えてはいけません。夫婦なのだから問題は一緒に乗り越えるべきです。
旦那を信用できなくて、信用できない理由が明確なときは正直に旦那に伝えて話し合いをしましょう。
もし旦那が「自分は奥さんに信じてもらえてる」「旦那である自分の方が優位だ」と強気でいる場合は、関係がどんどんズレていく一方です。
「私はあなたの〇〇な部分があるから信用できない」とストレートに伝えてみてください。もしかしたら理解してくれて、信用してもらおうと自ら努力するでしょう。
② ポジティブに考えてみる
旦那を疑わないためには、ポジティブになることが重要です。信用できないときは、相手に対してネガティブな考えしか浮かんでこないからです。悪いほうにばかり考えてしまい不信感が溜まってしまうのです。
信用できないとばかり考えれば考えるほど、旦那を信用できなくなってしまうだけ。ネガティブな考えは悪い結果しか引き寄せません。
「どうにかして旦那を信じたい」と思っているのであれば「きっと大丈夫」とできるだけポジティブに明るいほうに解釈をするようにしましょう。
③ 期待をしない
無理して信じようとするのでなく諦めるのも1つの手でしょう。そもそも諦めれば、疑いをもったり、信じようとストレスを感じる必要もなくなります。
信じられないのにはそれなりの理由が旦那側にあり、自分自信よりも旦那側に問題があることがほとんどです。信じるためには旦那が行動することが一番です。
諦めたときは態度に出て旦那も気づきやすくなるので、やっと危機感をもって改善してくれる可能性もあります。あなたが無理しすぎる必要はないのです。
④ 証拠を集める
信じることができないなら、疑っているものが真実なのか否か証拠をつかみましょう。
疑っているのに信じることなんかできません。こっそり携帯を見たり、共通の友人に探りを入れるなどして確かめましょう。
⑤ 自分自身を見直す
本当に何もやましいことがないのに、旦那を信用できずすぐに疑ってしまう場合もあります。その場合は自分自身を見直してみましょう。
ネガティブになんでも考えてしまったり、あるいは自分自身が旦那に言えない秘密を抱えている場合は、それが原因で信じることができないのかもしれません。
なんでもかんでも疑うと、旦那側も嫌な気持ちになり「そんなに信じてくれないなら浮気するよ」なんて反抗的な気持ちも芽生えてしまうかもしれません。
⑥ 謝罪ではなく具体的な約束をする
「次はもう絶対しない!ごめんなさい」こんな簡単な口約束で安心できるのはほんの数日のみです。安心よりも不安や不信感のほうが勝ってしまうのです。
旦那があなたを裏切ったときは謝罪や口約束だけでなく、具体的な約束をして可能なら契約書まで結びましょう。
⑦ 旦那のことは100%信用するべきだ!と思わない
「妻として旦那のことは信じないといけない」そんな言葉はキレイ事です。人間というのは誰しも秘密と裏があるものです。あなたも旦那に少なからず言えないことはありませんか?
秘密と裏があるからこそ、どんな関係であれある程度は疑うことも大切なことなのです。
「100%完全に信じないといけない」と思うほど、不安になり辛くなるものです。信じられない自分を責める必要はありませんし、疑うのも悪いことではありません。
「信用できないのは当たり前のこと」と自分の考えを改めてみるとスッキリできるかもしれません。
旦那を本当に信じられないときは…
① 「信頼できない」と伝える
話し合っても改善されず、何をやっても信じる事ができないなら正直にその思いを言葉にして伝えましょう。
奥さんに信じられないと言われたら、真剣に考えてくれるかもしれません。
伝えるときは、メールやLINE、電話よりも思いが伝わりやすいように直接2人きりのときがいいでしょう。
② 諦めるか割り切る
もう心底疲れたなら我慢をしないで気にしない事が一番です。信じられない理由を旦那にストレートに話しているのに改善されない場合は、諦める事が重要かもしれません。
性格というのは直りにくいですし、男性が直そうと意識していたとしても完全に直すのには時間を必要とします。話し合ってもダメなら仕方がないと割り切るか諦めるしかないようです。
どんな夫婦も何かしらの問題があり、一見幸せそうな夫婦にも裏があるものです。だからこそある程度の妥協をするのは悪いことではありません。
③ 旦那のスマホを見ないようにする
理由があるならまだしも、理由がないのに旦那のスマートフォンやSNSを何度も盗み見するのはやめましょう。
盗み見するほど疑いの気持ちを捨てることができません。見れば見るほど不安になりやすく、信じることができなくなります。
見たくなる気持ちもわかりますが、旦那を信じたいなら盗み見をするのを避けましょう。他人を100%監視することなんてできないのです。盗み見をしても疑いの心は晴れないのであなたが疲れてしまいます。
④ 頼らず生きられるようにする
諦めたり割り切るためには、少し寂しいことですが旦那に期待をしないことです。そのためできるだけ自立して頼らずに生きられるようにしましょう。
金銭面などを充実できるようにし、そして家事はできるだけ自分の分だけするか、もう家政婦のように無言でやりましょう。
もしかしたらそんな一切頼ってこないあなたの姿を見て、やっと旦那さんは異変を感じ改善してくれるかもしれません。
⑤ 最終手段は離婚
話し合ってもだめだし、気にしないようにしても気にしてしまい不信感の連鎖…何をやってもだめで旦那を信じられなくて辛い…。本当に限界を感じ、やることをやり尽くしたなら離婚を考えてもいいかもしれません。
離婚となるとマイナスイメージをもつかもしれませんが、今は3人に1人が離婚をする時代なので決して珍しくありません。それに結婚していることが必ずしも幸せというわけではありません。
今だけでなく今後のことを考えて、自分にとって幸せだと感じるなら離婚をしてもいいでしょう。あなたの人生が一番幸せになる選択をしましょう。
旦那の信頼に関する注意点
1. 信頼というのは変動的
信頼は時間と努力をかけてゆっくり築かれるものですが、一度築いた信用が永続的に続き蓄積され続けるわけではありません。突然何かのきっかけで信用できなくなることもあるし、また場面や状況によって信頼できたりできないときがあります。
だからこそ何もかも信頼できないのか、それとも一部のみ信頼できないのか、今までずっと信頼できなかったのか、信頼の範囲や経緯を考えてみると解決しやすくなるかもしれません。
2. なんでも信用すればいいわけではない
夫婦だからと何もかも信頼すればいいものではありません。信頼できない根拠がある場合は、時に疑うことも必要です。
そうでないと「奥さんはなんでも信じてくれるから」と旦那によっては悪意のある行動をされて利用されることもあります。理由があるのなら無理に信じようとしなくてもいいのです。
3. 信用を回復するのは難しい
信頼は簡単に構築できるものではないのに、一方で信頼を崩すのは簡単です…。そして一度崩れた信頼を取り戻すのは難しいことです。
だからこそもし裏切られて信用できなくなった場合、もう一度信じられるようになることは簡単ではないことを知っておくことが大切です。そして信頼を損なう行動をしないことも大切でしょう。
旦那を信用できない妻の話
実際に旦那を信用できない妻のエピソードをご紹介していきます。共感できるかもしれません。ぜひ読んでみてくださいね。
無責任なので期待をしなくなった (30代 女性)
私の夫は口だけで無責任な部分が多いので、いつの間にか夫を信じなくなりました…。
誕生日や記念日も「どーせなんもないんだろう」と期待していませんし、旦那が言ってることも適当に気分で言ってるんだろうと思っています。約束も平気で忘れるので、旦那に頼らずお互いただの同居人として生活をしています。
寂しいと思われるかもしれませんけど、ずっとこうなのでもう慣れました。
完全に信用をなくしたらその後は離婚する人も多いですが、私は信じるのを諦めただけで嫌いではないので離婚は考えていません。別に今の関係のままでいいかなって思っています。
意味不明な嘘ばかりつく旦那 (20代 女性)
主人が小さな嘘ばかりつくので、今では信用できなくなってしまいました。飲みに行ったから帰りが遅くなると言えばいいのに、仕事だったとか後輩の相談を聞いてたとか。
言い訳のほとんどが他人に責任を押し付けてる姿を見て、本当に嫌になってきましたね。怪しいときはいちいち問いただしていましたが、どんなに怒っても嘘をつく人は何度でも嘘をつくんですね。もう一切信用できません。
浮気されたことは一生ひきずる (20代 女性)
今は旦那と仲直りしてやり直してますが、どうしても旦那を信用できません。やはり過去に浮気されたことが原因だと思っています。今では素晴らしい旦那であり父親でありますが、私のなかではどうしても完全に信用できないでいます。
とても苦しくどうすればいいのか悩み中です。一度失った信用というのは取り戻すことができないのかもしれませんね。
風俗にハマっていたクソ旦那… (20代 女性)
残業が多く頑張っているなと思っていたのですが、なんと旦那は嘘をついていてキャバクラに行ってました。しかも1度や2度ではないです…。
私は節約をして地味に生活をしているのに、旦那は私ではなくキャバ嬢に使っていたんです。LINEの履歴をみたらブランドのバッグもプレゼントしていました。
本気で謝られたので許しましたが、マジでブチ切れて離婚届まで出しましたよ!
5年以上不倫をしていたことが発覚 (30代 女性)
人生で一番ショックでした。なんと旦那は5年以上不倫をしていたのです。
不倫相手から連絡がきて知ったのですが、不倫をしているなんて1ミリも疑っていなかったので、裏切られたどころでは表せないほど怒りとショックでいっぱいで許せませんでした。
旦那とは離婚調停中ですが、目の前が真っ暗な状態です。
不信感を晴らして幸せな夫婦生活を!
旦那を信用できない理由と解決方法を紹介しました。
好きなのに信じられないのは苦しいことですし、信じたいのに疑い続ける自分に苛立ちをおぼえることもあるでしょう。「どうにかして信用したい」と悩んでいる人も多いようです。
そんなときは、今回ご紹介した解決方法を試してみてください。もしかしたら旦那を信用することができ、幸せな夫婦生活へ近ずくかもしれません。