共働き夫婦で不公平なのはおかしい！平等にするには？

共働き夫婦の妻は、夫との不公平問題でイライラした経験があるでしょう。

どうして自分ばかりが苦労して我慢をしているのか、不公平による不満を挙げたらキリがありません。

ここでは、「共働きで起きる不公平問題」と「平等な夫婦になる方法」を紹介します。

「共働きなのに不公平すぎる！」と不満を抱えている人は多いでしょう。

どんな不公平問題が起きているのか、以下の2つを見てみましょう。

共働き夫婦に起きる不公平問題は、妻に家事の負担が偏ることです。

「家事は妻の仕事」と言わんばかりに、炊事・洗濯・掃除のすべてを妻にさせている夫婦をよく見ますが、夫と同じくらい働いている立場であれば家事も夫婦平等にやるべきです。

しかし、家事が苦手と言い訳をしたり、「家事は女の仕事」と古い考えで家事に非協力的な男性は多いのです。

「夫が家事をしてくれない」「家事を押し付けられてばかり」と感じる女性は多いです。

キャリアを積みたくて仕事をしているのに、妊娠中や子育て中の女性は仕事のキャリアが止まったり、今までのキャリアを失ってしまいます。

子供を産むよりキャリアを重視していても、子供を欲しがる夫の意見を無視できません。

キャリアを捨てて子供を産むか、子供を諦めてキャリアを優先させるか、大きな選択を迫られたときに共働きの不公平さを感じているのです。

共働きに関係なく、夫婦間に上下関係はありません。

しかし、どうしても不公平に感じることは多く、共働き夫婦ほど不公平問題にぶつかっています。

そのもっともの原因は、「家事は女がするもの」「男はキッチンに立つべきではない」「妻は夫の言うことを聞くものだ」といった古い価値観を持つ男性が多いからだと言えます。

きちんと男気を持って古い価値観を通してくれたらいいですが、都合のいいときだけ古い価値観を持ちだすため、妻は不満を募らせるのです。

古い価値観が通用する時代ではないと理解させない限り、共働き夫婦の不公平問題は解決しないでしょう。

共働き夫婦であれば、平等な夫婦関係を築きたいものです。

どうすれば平等な夫婦になれるのか、以下の方法を確認してみましょう。

不公平と感じている状態は、平等と言える夫婦ではありません。

不公平と感じている問題を夫婦で話し合って解決することが、平等な夫婦関係を作るのです。

「どうして家事に協力しないのか」「共働きだから家事も分担するべきだ」と不満をぶつけたり、「もっとキャリアを積んでから子供をつくりたい」「できるだけ早く職場復帰したいから育児休暇を取って欲しい」と希望を伝えたりと、夫婦で折り合いをつけましょう。

あなたの意見を通すと、それこそ不公平を招くので夫の意見と折り合いをつけることがポイントです。

「自分ばかりが家事や育児をしている」「共働きなのに夫が家のことに無関心」と共働きに不公平を感じる妻は、少し強引なくらいで構わないので、家事・育児を分担制にしましょう。

苦手な料理をさせてしまうと、家事に協力する気持ちを失くしたり、美味しくない料理を食べる苦痛を味わわなければいけません。

夫を分担制に納得させるコツは、ごみ出しをさせたり、洗濯物を片付けさせたり、子供の入浴をさせたりと、家事が苦手な旦那にできることを担当させることです。

無理なく家事を続けてくれるので、不公平問題を解決できるでしょう。

共働き生活に不公平と感じている人は多くいます。

どんなときに不公平と感じているのか、実際の体験談を見てみましょう。

30代　女性

夫婦でフルタイムで働いているのに、残業で夫より遅く帰れることがあるのに、それでも夫は家事をする気が一切なくて妻の私にすべてを押し付けます。

何も言わずに家事をしていますが、どうしても納得できません。

不満が爆発して夫に思いをぶつけてみると、すぐに納得してくれて、できることから家事の協力をすると約束してくれました。

きちんと家事に協力をしてくれますが、どうして妻が家事をするものだと思うのか不思議でなりません。

20代　女性

もっとキャリアをアップさせたいと考えていたときに、子供が欲しいと告げられました。

いずれ子供について考える時期が訪れると思っていましたが、どうしてもキャリアを捨てる気になれなくて、不公平だなと感じてしまいました。

夫を責めるのは間違っているのですが、男性だけが仕事を優先させるのは違うと感じて喧嘩になってしまいました。

きちんと話し合って仲直りしましたが、仕事が好きな女性にとって妊娠や育児は大きな問題になると思います。

「共働きで起きる不公平問題」と「平等な夫婦になる方法」を紹介しました。

共働き夫婦は、不公平にならないように話し合うことが大切です。

平等な夫婦関係を築けると、幸せな結婚生活になるでしょう。