共働きで妻が転勤族！困ることって？いい関係を保つには…

共働き夫婦が当たり前の時代ですが、一方で妻が転勤族で困っている人が増えています。

家庭のことや夫婦の関係など、さまざまなことで悩んでいることでしょう。

今回は、共働きで妻が転勤族の場合に困ることを紹介します。

共働きはいいけれど、妻が転勤族だと困ることがいっぱいです。

まずは、妻が転勤族の場合に困ることを見てみましょう。

共働きで妻が転勤族だと、「自分に家事や育児ができるのか」「夫は一人で生活できるのか」「夫に育児ができるのか」と夫婦共に夫の家事・育児を心配してしまいますよね。

家事や苦手が夫であると、とくに心配になるようです。

転勤族の妻を持つ男性は、順調にキャリアアップをする妻に嫉妬をしたり、家庭を省みずに仕事を選ぶ妻に苛立ちを隠せず、夫婦関係がギクシャクするケースがあります。

夫を説得できずに、わだかまりがある状態で転勤をすると、離婚に発展する場合があります。

夫や家族と仕事を天秤にかける状況に、苦しむ女性は多いです。

共働き夫婦が当たり前の時代だからこそ、女性の転勤が多い職業が増えています。

今度は、転勤が多い女性の職業について見てみましょう。

女性社員が多いイメージが強いアパレル業界ですが、管理職になると一気に転勤が増える職業と言われています。

とくに、全国展開をするブランドの店長やマネージャーをしている場合は、1クール毎に全国を移動する転勤族になったり、売り上げ実績がある店長であれば店舗を立て直すために短い期間で転勤になったりと、一つ処に定住することができないと言われます。

全国展開をする飲食チェーン店は、男女に関係なく転勤が多いです。

店長などの管理職に限らず、いち従業員であろうと飲食業界で経験を積ませて、次の店長候補を育成するために全国の店舗に移動をさせる育成方針があると言われます。

飲食業界の転勤は「3日後に転勤だから」と突然告げられる傾向があるため、夫と話し合う時間がつくれなかったり、まともに準備ができない状態で転勤することがあります。

IT業界で働く女性はたくさんいますが、なかでも期間が短いプロジェクトを任されるシステムエンジニアは転勤が多いと言われます。

プロジェクトが終わるたびにクライアントが変わるため、出向先に合わせて転勤になるようです。

比較的、システムエンジニアの収入は高く、キャリアアップに繋がるため、転勤を受け入れる女性が多いと言われています。

共働きで妻が転勤する場合は、子供をどうするかで悩むでしょう。

子供が6歳以上の就学児童であれば、学校や友達関係ができているため、転勤先に連れて行くことは難しく、むしろ子供が転校を拒否すると考えられます。

その場合は、夫に育児を任せて妻が一人で転勤しなければいけません。

「夫に子供を任せて大丈夫かな」と不安があると思いますが、転勤を選んだ以上は夫を信じるしかないでしょう。

0歳～6歳までの未就学児で夫の育児が心配な場合は、夫を残して子供との転勤を考えましょう。

家事や育児が苦手な夫に子供を任せるより、自分のそばに子供を置いていたら、安心して子育てをすることができます。

しかし、未就学児は病気になりやすく、仕事に影響を与える可能性があります。

また、保育園に空きがなければ子供を預けることができませんので、転勤先の環境を調べておきましょう。

共働きで妻が転勤族だと、夫婦関係がうまくいくか不安になるでしょう。

実際に、妻が転勤することで夫婦関係が険悪になり、離婚した夫婦がたくさんいます。

今度は、共働きでいい関係を保つ方法を見てみましょう。

離れて暮らす夫と毎日の連絡を欠かさなければ、いい関係を保てます。

大事なことは、夫婦のコミュニケーションを取ることなのです。

離れていると生活リズムに違いがあるため、どうしても連絡のやり取りが後回しになりがちですが、夫との連絡を優先させることで寂しさを紛らわせたり浮気の心配をなくせるのです。

物理的な距離は心の距離に反映します。

夫婦の間に不要な距離を作らないために、毎日夫と連絡を取り合いましょう。

離れて暮らす夫と毎日連絡を取り合っているからと言って、安心してはいけません。

電話やLINEでコミュニケーションを取るより、直接会うことがいい関係を保つ秘訣です。

会えなかった期間の話をしたり、スキンシップを取り合ったり、子供を連れて家族ででかけたりと、より親密な時間を過ごしましょう。

会いに行くのは大変なので、交代制にしたり中間地点で待ち合わせるなど、負担のない会い方をするとよりよい関係になれます。

共働きで妻が転勤族の場合に、困ることを紹介しました。

妻が転勤族で悩んでいる夫婦は、協力がいい関係を保つカギになるのです。

キャリアアップがしたくて個人プレーにならないように気をつけましょう。