夫婦喧嘩で許せない!どうすればいい?仲直りする方法
夫婦喧嘩をしたときにささいなことが引っかかって、「相手が◯◯をするまで絶対許さないぞ!」などという誓いを立ててしまうと、自分の判断では動けなくなってしまうようです。
ここでは、仲良し夫婦が仲直りするときにやっていることや、相手を上手に許す方法などをご紹介します。
この記事の目次
夫婦喧嘩で許せない!どうすればいい?
喧嘩中は相手に攻撃的な考えかたをしてしまう
夫婦喧嘩で「許せない」と思う場合、許すことが負けにつながるという勘違いをしていることが多いようです。
また、どうにかして相手を攻撃してやりたいと思ってしまい、実際はそれほど相手に届いていなくても、許さないで怒り続けることが大事だと感じてしまうようです。
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どうしても許せない理由とは?
自分の怒りが相手への罰になると考えている
夫婦喧嘩で相手を許せないと思うとき、自分が怒っていることをアピールすれば相手を罰していることになり、許してしまうと罰にならないから駄目だと考えているのかもしれません。
しかし、罰とはなんでしょうか?
夫婦喧嘩して多少気分が悪くなっても、相手は罰だとは思っていないでしょう。
怒っているあなたを避ければいいだけの話ですし、正直たいした問題ではありません。
相手を罰するために自分で怒り続けることを選んでいる
夫婦喧嘩で相手を許せない場合、自分ができる範囲内で相手に罰を与えることが怒り続けることなので、怒りを解いてしまったら相手への罰がなくなってしまいます。
相手が何も改善しないのに罰をやめると交渉材料がなくなってしまうと考え、「許してほしければ◯◯を改善しなさい」と伝えるために怒り続けることを自分で選んでいるのです。
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許せない気持ちを変えて仲直りする方法
自然に怒りがおさまるまで心を無にする
怒りは自然な感情ですので、無理に押さえつけてしまうと不完全燃焼してひきずりやすくなります。
夫婦喧嘩で怒ってしまうのは当たり前のことですので、まずは怒りを受け入れて自然に気分が収まるのを待ちましょう。
その間は何も考えず心を無にして、過去や未来を考えないでください。
過去を蒸し返さないことが大事
怒りの気持ちを落ち着かせるには、過去を蒸し返さないことが大切です。
許せない気持ちを切り替えたいのであれば、まずは怒りを静め、冷静に考え事ができる状態になりましょう。
怒りが静まるまでは相手のことを考えず、自己を正当化したいと思わないようにしましょう。
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自分の感情のコントローラーを相手に渡さない
夫婦喧嘩をすると、いつのまにか喧嘩の内容はどうでもよくなり、勝ち負けだけにこだわってしまいます。
そして、自分の正しさを証明して勝つために、「相手が◯◯するまでは許さない!」と心に誓ってしまうのです。
しかし、相手次第ということは、自分の感情のコントロールを相手に委ねることになり、相手があなたを自由にできてしまいます。
「じゃあそのまま怒ってれば」と言われたら、相手が◯◯してくれるまで自分では怒りを静めることができません。
実際は怒りを静めてもいいのですが、悔しさで意地でも怒りつづけてしまうでしょう。
許す許さないのチキンレースから降りる
夫婦喧嘩を上手に終わらせるには、「相手が◯◯したら許す」「相手より先に許さない」というこだわりを捨て、早めにチキンレースから降りましょう。
夫婦喧嘩は勝ち負けではないので、仲直りしたいのであれば意地にならず、素直に相手と話せるようにすべきです。
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すぐに仲直りできる夫婦がやっていること
自分の怒りを自分のものとしてコントロールする
夫婦喧嘩で興奮すれば、怒りを覚えるのは当然です。
しかし、それをどう処理するかは自分次第ですから、相手の出方にあわせずに自分の怒りは自分でコントロールしましょう。
許せない気持ちは大切ですが、自分の意見の正当性を失わないためにも冷静さを犠牲にしないようにしてください。
相手がなぜその行動をとるか理解しようとする
冷静になったら、相手を理解するように努めましょう。
反射的に「許せない」と怒るより、なぜそのような行動にでたのかという背景的な事情を考えたほうが冷静さを保てます。
また、事情を把握したほうが今後の改善案を考えやすいかもしれません。
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冷静になってから話しあう
冷静になっていない状態で無理に話しあおうとすると、うまくいかずにまた喧嘩になってしまいます。
はやる気持ちはわかりますが、2人とも冷静になるまで充分に時間をおいてから話を進めるようにしましょう。
許したいのに許せない人は多い!
夫婦喧嘩が長引いて、もう相手を許したいのにうまく許せない人は多いといわれています。
自分の気持ちをしっかり受け止め、簡単に相手に選択肢を投げずに自分でコントロールできるようになりましょう。
理性的に自分をみつめて自分の怒りの感情とうまく付き合うことができれば、相手を思いやる余裕ができ、夫婦喧嘩自体をコントロールできるようになるかもしれません。
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