「助けて」と周りに言えない心理って?助けてサインを出す方法
辛く苦しい悩みを抱えて自分ではどうしようもできなくなると、誰かに助けを求めたくなるでしょう。
しかし、素直にSOSを出せる人ばかりではありません。
周りに助けてと言えない人は、どう対処すればいいのでしょうか。
今回は、「周りに助けてと言えない心理」や「言わずに周りに助けてサインを出す方法」について紹介します。
「助けて」と言えたらどんなに楽なんだろう…
助けての一言は、とても勇気がいる言葉です。
辛い悩みを抱えて自分ではどうにもできないところまでくると、誰かに「助けて」と言いたくなりますよね。
しかし、「助けて」の一言は、言葉にするにはとても勇気がいるため、簡単に口にすることができません。
助けてと言えずに苦しんでいる人は数多く、耐えられなくて悲しい結果を招いているケースがたくさんあります。
助けて欲しいときは一人で我慢せずに、さまざまな方法でSOSを出しましょう。
「助けて」と周りに言えない心理とは?
助けてと言えずに苦しんでいる人は多いですが、なぜ「助けて」と言えない心理になるのでしょうか。
まずは、周りに助けてと言えない心理について見てみましょう。
助けてと言えない心理➀:助けてと言う勇気がない
周りに助けてと言えない人は、素直に助けてと言う勇気がありません。
プライドが高いのか、甘え方を知らないのか、相手に迷惑をかけたくないのか、「助けてなんて言えない…」と考えて自己完結してしまうのです。
すでに自分ではどうしようもできない状況になっているため、早く助けを求めないと、より状況を悪化させてしまうでしょう。
助けてと言えない心理➁:助けてと言うことが恥ずかしい
周りに助けてと言うときは、自分の抱えている悩みや置かれている状況について、包み隠さず打ち明けなければいけません。
自分のすべてを知られることは、誰だって恥ずかしいことです。
そのため、「恥ずかしい思いをしたくないから助けてと言えない」という心理状態に陥っている人が多いようです。
助けてと言えないことの危険性
助けてと言う勇気がないのか、それとも恥ずかしい思いをしたくないのか、さまざまな心理によって周りに助けてと言えない人がたくさんいます。
しかし、助けてと言えない状態はとても危険なのです。
どのような危険が待ち受けているのか、以下の2つを見てみましょう。
危険性➀:精神的に病んでしまう
自分ではどうしようもできない状況に悩み続けていると、いずれ精神的に病んでしまう可能性があります。
うつ病・パニック障害・対人恐怖症など、一人では生活が送れなくなったら、今までのような生活を続けることはできません。
また、精神的な病は完治までに長い年月を要します。
そのまま社会復帰できなくなる恐れがあるため、どんな形でもいいので助けを求めてください。
危険性➁:より状況が悪化してしまう
自分ではどうしようもできないところまできているのに、それでも「助けて」と言えないと、より状況が悪化するだけで自分で自分を苦しめてしまいます。
取り返しのつかないことになったら、これまで築き上げた生活や人間関係が終わってしまうかもしれません。
少しでも早く助けを求めて、今の状況から抜け出しましょう。
言わずに周りに助けてサインを出す方法
助けを必要としている人は、どんな形でも構わないので早く助けを求めましょう。
ここでは、言葉で言わずに周りに助けてサインを出す方法を紹介します。
助けてと言えない人は、ぜひ参考にしてください。
サインを出す方法➀:表情や態度でサインを出す
助けてと言えない人は、表情や行動でサインを出しましょう。
泣きたいときは泣き、辛いときは無理に頑張ろうとせずに自分の感情に素直に従ってみてください。
いつもと違うあなたの姿は、誰かに気づいてもらえるサインです。
「どうしたの、大丈夫?」と声をかけられたときに、出せる限りの勇気を出して、助けてと声に出してみてください。
苦しんでいるあなたを、放っておく人はいないでしょう。
サインを出す方法➁:メールやLINEで伝える
言葉を発するときは先に頭で考えるため、いらぬことが頭をよぎり素直に「助けて…」と言う勇気が持てなくなります。
しかし、メールやLINEであればどうでしょうか。
面と向かって言うわけではありませんし、自分が納得できる文章で助けてと言うことができます。
どうしても助けてと言えない人は、メールやLINEで助けを求めてみてください。
しっかりサインを出そう!
「周りに助けてと言えない心理」や「言わずに周りに助けてサインを出す方法」について紹介しました。
助けてと言う勇気がなかったり、恥ずかしかったりと、助けてと言えない心理は人それぞれです。
しかし、どんな心理状態であろうと、しっかりと助けてサインを出しましょう。
きっと、あなたを辛い状況から救い出してくれるはずです。