たまらなく寂しい…助けて!孤独を一人でも対処する方法
誰かに助けてほしいほどたまらなく寂しい…そんな孤独感に襲われて夜に一人ぼっち、苦しくて心の中で泣き叫んだことはありませんか?寂しいと思うのは心が情緒不安定でピンチだからです。
でも誰かに助けてもらいたいけどそれって勇気が必要ですし、そもそも寂しい理由が自分自身でも分からないときは、どう助けてもらえばいいのか悩みますよね。
そこでこの記事では「寂しい」と感じる本当の原因と、1人でも寂しい気持ちを晴らし孤独感をなくす方法を具体的にまとめました。
たまらなく寂しいと思う瞬間
- 失恋をしたから寂しい
- 仕事で失敗したから寂しい
- 友達と喧嘩をした
そういった明確な理由がないときでも寂しさを感じることがあります。
心がキュッと締め付けられて、1人ではどうしようもなくなってしまうほど辛い気持ちです。ではそんな寂しい気持ちはどんなときに起こるのでしょうか?
具体的には以下のように物理的に、あるいは精神的に一人になったときに寂しさを感じやすいです。
- 1人になったとき
- 将来を考えたとき
- 愛を感じられないとき
詳しく解説をします。
1. 1人になったとき
家族や友達など他人といるときは平気なのに、1人になると寂しく恐怖を感じるものです。
例えば友達と飲みに行って帰ってきた直後や、家族と離れて一人暮らしをするときなど、楽しく居心地がよかったのから一気に現実に戻される感覚があり部屋で1人、無音の状況になると孤独感を感じるのです。
1人の空間がネガティブな思考を引き寄せ、寂しさを強めるのでしょう。
2. 将来を考えたとき
将来をイメージしたときに真っ暗で何も見えなくなってしまうと不安と共に寂しさと孤独感を感じます。
なにか大きな目標や夢があってそれに向かって仕事に取り組んでいると、明確に将来のビジョンが見えてくるのでポジティブでいられますが、目標も夢もなくただ目の前のことだけをしていると「このままで意味があるのかな」「私はこれからどうなるんだろう」と世界に自分だけが取り残されたような気持ちになり気分が下がるのです。
楽しそうにしていたり、充実した人生を送っている友人が周りにいる場合は、自分と比較をしてしまいさらに孤独感を感じるものです。見えない未来に対しての不安が大きくなっていき、寂しさを感じてしまうのでしょう。
3. 愛を感じられないとき
好きな人や彼氏、恋人など、自分が信じていて愛している人には愛されたいものです。それなのに愛されていないのを感じると寂しくなるものでしょう。
例えばLINEの返信が遅かったり冷たい、突き放されるような態度をされた…そんなときは寂しくてたまらなくなります。特に女性は比較的に男性よりも感受性が豊かなので心理的にも寂しく感じやすいです。
寂しくなる出来事がなくても元カレのことがまだ好きだったり、片思いをしている人が振り向いてくれないときも、寂しさを感じやすいです。
4. 周囲についていけないとき
仕事や学校や仲間といるときに、自分だけ知識が追いつけないときは、置いてけぼりにされるような気持ちになり寂しさを感じるものです。
自分のことを理解してくれないし、周りを理解もできない…。自分に興味を示してくれないし、周りについていけない…。そんな状況になるほど逃げ出したくなるし寂しさを感じます。
寂しい…孤独感を感じる原因
寂しくなるのは主に以下の原因が考えられます。
- 自分に自信がないから
- 暇だから
- 理解してくれる人がいないから
- 愛するより愛されることを求めているから
- 他人と比較ばかりしているから
1つずつ解説をします。
自分に自信がないから
自信がないと「私なんか誰からも必要とされていない」と思い、それが孤独感の原因となります。自信がない人は1日を振り返ったときに自分のダメだったことばかりが頭に浮かびます。そして「こんなダメダメな自分を求める人なんかいない」と考え、寂しい気持ちになるのです。
自分で自分の首を絞めて苦しくなり、助けてほしいと思ってしまうのでしょう。
暇だから
趣味がなく1人でボーッと過ごす時間が多くなると、ネガティブなことばかりを考えてしまい孤独を感じやすいです。どれだけ1人でいる時間が好きな人でも、1人でいる時間があまりにも長すぎると寂しさを感じやすくなります。
何か趣味などを見つけて対処していくことが大事でしょう。
理解してくれる人がいないから
寂しい気持ちは不安からやってきます。不安をなくすには安心感をもつことです。
周りに自分を理解してくれる人や信じられる人がいると、そういった不安や寂しい気持ちは和らぎやすいです。しかしそういった人がいないということは、身近に味方がいないような状態です。
人間関係が原因で寂しさを感じやすいのです。素直に自分の気持ちや意見を表現できない人ほどこの傾向があります。
愛するより愛されることを求めているから
誰かを愛していると、それだけで満たされて幸せな気持ちになるものです。しかし愛することよりも愛されることばかりを考えてしまうと、寂しく辛くなってしまうのです。
あなたが好きな人を思う気持ちは、もしかしたら愛ではなく嫉妬や執着なのではないでしょうか?
「自分だけ見て欲しい」「自分のものにしたい」そんな考えは愛ではありません。
他人と自分を比較ばかりしているから
SNSが普及した関係でいつでも他人と比較ができるようになりました。
- 自分よりキレイか
- 自分よりお金をもっているか
- 自分より充実した生活をおくっているか
- 自分より素敵な恋人がいるか
孤独を感じやすい人は他人とよく比較しますが、比較をしてはきりがありません。またSNSは現実よりもよく見せようとしている人が多いので、そんな輝いて見える他人をみて孤独を感じるのです。
寂しいと思いやすい人の特徴
- 承認欲求が強い
- 甘えん坊
- 自分に自信がない
- 人間関係のトラブルが多い
- 周囲に信頼できる人が少ない
- 自己表現をするのが苦手
- SNS依存症
- 完璧主義
- メンヘラ気質
- 整形依存症
寂しさや孤独を強く感じやすい人は上記の特徴があります。
自ら理解されにくく一人になりやすい状況を作ってしまいやすい性格や考え方の人ほど、やはり寂しさを感じやすくなってしまうのです。
またSNSを見すぎると他人と比較してしまい寂しくなりやすいです。SNSでは良いことだけを投稿している人が多く、中には現実よりも美化した情報を投稿する人もいます。よって過度に他人が羨ましくなり自分がちっぽけに感じやすいのです。
1人では難しい!誰かに助けてもらう方法
無理に寂しい気持ちを押し殺そうとせずに、相談できる人に助けを求めることが大事です。
少しでも寂しい気持ちから解放されるように、役立つ対処法を紹介していきます。
対策1: 趣味友達と会う
共通の趣味がある友達と会うのがおすすめです。自分の思っていることを共感してくれやすく、楽しい時間を過ごせるからです。
友達がいない場合は、インターネットで探せばいくらでも共通の趣味がある仲間に出会うことができます。何かに所属することで孤独感が和らぐのでコミュニティやサークルに参加をするのもいいでしょう。
友達とは寂しい気持ちを話すのではなく、好きなことについて話すことで孤独感を忘れることができます。
つねに楽しい会話が飛び交っているので、寂しさを感じる暇がないでしょう。
対策2: 友達とお泊り会をする
信頼のできる女友達とお泊りをするのもいいでしょう。お酒を交わしながら女子のぶっちゃけ本音トークなどをすれば、心の引っ掛かりが少し取れるでしょう。
一緒の布団で寝ることで、安心感を抱くこともできます。
対策3: カウンセラーに相談をする
寂しいときに助けてもらう方法は、悩み専門のカウンセラーに相談をすることです。
「寂しいからといって相談するのは恥ずかしい」と思う人が多いですが、ちゃんとした心の悩みなので気にする必要はありません。
カウンセラーの専門的な知識を得て、対策方法を考えるほうが気持ちが楽になるかもしれません。
深刻な状態になる前に、少しでも不安になったらカウンセラーに助けを求めましょう。
対策4:友達と美味しいものを食べに行く
寂しい気分を晴らすときにおすすめの方法は、美味しいもの食べに行くことです。
いつもは体型キープのために我慢しているスイーツや脂ものを食べることで、幸福感でいっぱいになります。人間の3大欲求である「食欲」を刺激することで孤独感を晴らすことができるでしょう。
一人で美味しいものを食べても孤独感を感じてしまうので、「美味しい!幸せ!」な気持ちを一緒にシェアできるよう友達と行くのをおすすめします。
対策5: 友達や家族に気持ちを打ち明ける
寂しい気持ちは我慢するほど辛くなるものです。だからこそ家族や友達に寂しい気持ちを正直に打ち明けましょう。それだけでだいぶ心はスッキリするものです。
自分の気持ちを周囲に伝えるのが苦手な性格の人もいるかもしれませんが、あなたが周囲の人の気持ちが分からないように、周囲の人もあなたの気持ちがよく分からないことが多いです。寂しいことは恥ずかしいことではないので、勇気をもって打ち明けてみましょう。
寂しい気持ちを1人で乗り越える方法
寂しさから、何をしていてもモヤモヤしたままで気分が上がりにくい人が多いでしょう。
1人でもできる、寂しさを克服して幸福感を味わえるおすすめの方法があるので、「寂しい、助けてほしい」と悩んでいる人は試してみましょう。
対策1: 楽しい音楽をかける
無音だと寂しさを感じるので、部屋で1人のときこそ音楽をかけましょう。
自分の今の心情にあった曲を聞くことで、寂しさから解放されてスッキリするでしょう。
音楽を聞くだけでなく歌うのもいいですし、抵抗がないなら1人カラオケに行くのもいいでしょう。
対策2: 目標と計画をたてる
暇でつまらない時間があるほどネガティブに考えてしまい孤独感を感じやすいです。
だからこそ理想の自分に近づくための目標をたてて、そしてその目標を達成するための計画をたてましょう。
例えば何かの資格をとったり、ダイエットをするのもいいです。目標と計画をたてることで時間が有効的になり、また忙しくなるので寂しいと感じる時間も減るでしょう。
対策3: 人助けをする
Give&Takeという言葉があるように、人に何かを求めるなら自分も同じことを与える必要があります。
寂しいというのは、自分への愛や理解を感じないからです。それならまずは自分が周りに愛を与えそして困っている人に手を差し伸べましょう。全員ではありませんが、人というのは救ってくれた人に恩返しをしたいと自然に思うものです。
愛を与えても、誰かを助けても減るものはありません。まずは自分の行動から見直してみましょう。
対策4: 本や漫画をたくさん読む
寂しい気分を晴らすときにおすすめの方法は、文庫本や漫画をいっぱい読むことです。
本を読んでいると「続きはどうなるの?」というワクワク感を味わえて、いつの間にか気分が上がっています。気付いたら2~3時間経っていて、暇でネガティブなことも考えることなく眠気が増して、いい気分で眠りにつけるのです。
今では携帯で簡単に本が読めるようになっているので、人気のある漫画などを読んでみるといいかもしれません。
漫画ではなく本を読んだ場合は知識にも繋がりそれは自信にも繋がります。まさに一石二鳥です。
対策5: 好きなものを買う
本当に寂しいときは欲しかった物を買いましょう。
気になっているブランド品・コスメ・服など、欲しいものがいっぱいあるのではないでしょうか。
欲しかったものを買ったときは気分が上がるものです。いつも頑張っている自分にご褒美をあげましょう。
対策6:ペットを飼う
なにかを愛するとそれだけで幸福感が増し寂しさは和らぐものです。しかし人間相手に愛すると、いつのまにか愛するよりも愛されることを求めてしまいやすいです。
そのためペットを飼うといいでしょう。ペットには見返りを求めることなく愛することができると思います。ペットでなく観葉植物を買い、植物を愛するのもいいでしょう。
寂しくならないための予防策
寂しくさせる人を好きにならない
世の中にはLINEが苦手だったり、愛情表現が苦手な人、ぶっきらぼうな人もいます。そういった人とうまくお付き合いできる人もいますが、寂しく感じやすい人がそういった人に恋をしてしまうと余計に寂しさを感じてしまいやすいです。
恋愛はあなたを寂しくさせる人ではなく、愛してくれる人としましょう。
あの人しかいない…と思っていてもそんなことはありません。もっともっと素敵な人は必ずいます。
ネガティブになる人を友達にしない
悪口ばかり言ったり、ネガティブなことばかり言う人は、一緒にいると負の感情が伝染してしまうものです。一緒にいることで気持ちが下がってしまうような友人とはできるだけ関わらないようにしましょう。
むしろエネルギッシュで明るく、一緒にいると前向きになれる友達を大切にしましょう。
正しい行動をする
よくない行動をすると「私ってなんて最低な人間なんだ」と余計に自信がなくなってしまうものです。だからこそ正しい行動をしましょう。
人を裏切ったり、体だけの関係を作ったり、自分を傷つけたり、そういったことをしてスッキリするのはその場の一瞬だけです。長期的に考えればあなたを自ら寂しくさせる行動につながるのです。
人は誰でも寂しくなる生き物
寂しい気持ちを感じやすい人は自己肯定感が低い人が多く「自分なんて誰からも必要とされていない」と思い込んでしまいます。
前向きな気持ちをもつためにも、好きな食べ物を食べて幸福感を得たり、カラオケでストレスを発散しましょう。
また、友人や家族にSOSを出して自分の気持ちを聞いてもらい、前向きに物事を捉えていくことが大切です。