この気持ちはどっち?好きなのか情なのか確かめる方法
恋愛感情とは難しいもので、付き合っているうちに愛情ではなく情に変わることや、相手を好きと思っている感情が「純粋な愛情ではないかもしれない」と違和感を覚えることがあるでしょう。
しかし、具体的に愛情と情の違いがわからなければ、その違和感すら見過ごしてしまいます。
そこで、この記事では愛情と情の違いについて解説します。
この気持ちって「好き」と「情」どっち?
彼氏と付き合う中で、好きなのか情なのかわからなくなる人がいるようですが、「好き=愛情」「情=愛着・未練」と言い換えるとわかりやすいかもしれません。
たとえば、幼い頃に買ってもらったぬいぐるみをボロボロになっても捨てずに持ち続けているのは、一緒に育ってきた思い出からくる仲間意識と愛着です。
では、好きなのか情なのかという違いについて、そのほかの例を具体的に紹介します。
好きと情の違い① 将来を考えられるか・何となくいるか
好きなのか情なのかという違いですが、相手との将来を考えられるなら愛情です。
「今の相手以外との結婚なんてありえない」「彼氏と家族になりたい」という気持ちは、一緒に困難を乗り越えられる自信があり、心から相手を愛している証拠です。
一方で情の場合は、長年居た相手と離れる不安・寂しさが愛情よりも優先するので、離れたくないから一緒に居る状態で、結婚や相手との将来を考えられません。
好きと情の違い② 守りたいか・守られたいか
好きなのか情なのかの違いについて、判断基準は相手を守ってあげたいか・守られたいと思うかです。
女性なら誰しも男性に守られて大切にされたいと思うものですが、相手を心から好きだと守られたい気持ち以上に、守ってあげたい・相手の力になりたい気持ちが自然と湧いてきます。
もし、受け身の感情しかない場合は、相手のステータスや時間などを重視している情の可能性があるでしょう。
好きと情の違い③ 相手の家族を愛せるか・愛せないか
好きなのか情なのかについて、判断基準は相手の家族を愛せるか・愛せないかです。
こちらは、もっとも判断基準としてはわかりやすいと言えます。
相手に対する気持ちが愛情なら相手の大切な家族まで愛して尊重できますが、情の場合はそもそも彼氏への愛情自体が希薄なため、たとえ相手の家族であっても自分と関係ない人という位置づけをして、関係を築くことから目を背けます。
好きなのか情なのかわからなくなったきっかけ
きっかけ① 彼氏との結婚をためらったとき
28歳・交際歴3年半
彼氏とは3年半交際しているので結婚を考えているのですが、結婚したら彼氏は地方へ戻って実家を継ぐと言っています。
それを聞いて、結婚できる喜びよりも今までの生活を捨てたくない未練が湧きました。
本当に好きなら「不安よりも結婚する喜びが勝るはず」と考えてしまい、好きなのか情なのかわからなくなりました。
きっかけ② スキンシップを拒んでしまった
34歳・交際歴6年1ヶ月
長年付きあっている彼女とは、1度別れを経験して復縁した仲です。
復縁してから半年目のときに一緒にソファで寛いでいたら、彼女がおもむろに私の手を繋ごうとしたのですが、無意識に拒んでしまいました。
好きならスキンシップをとりたいはずですが、思えば復縁後ずっと彼女へ触れていませんでした。
スキンシップを避けている自分に気づいた瞬間に、好きなのか情なのか自分の気持ちがわからなくなりました。
好きなのか情なのか確かめる方法
距離を置いてみる
好きなのか情なのかわからなくなったら、相手と距離を置いてみましょう。
距離を置いているときに、耐えられないくらい会いたいと思うなら好きな気持ちが強いといえますが、数週間会わなくてもLINEや電話など何かしらの繋がりがあれば平気なら情といえます。
つまり、会えない時点で辛くなるのが愛情で、完全に縁が切れなければ離れていても平気なのが情です。
本気の恋愛をするには?
相手を尊重しよう
情で繋がっていると非常に関係が浅くなるので、相手よりもいい人が見つかればすぐ心移りするでしょう。
そこで、本気の恋愛をしたい場合は、相手をけなさずに尊重できる点を見つけましょう。
お互いが尊敬し合える関係なら、高め合って愛情を育めます。
女心はわからなくなってしまうもの!
好きなのか情なのかわからなくなるほど、女心は複雑です。
「一緒に居たい」という愛情から「別れたくない」という執着に変わると、好きな気持ちを見失う恐れがあります。
男は彼氏だけではないので、好きなのか情なのかわからなくなったら距離を置いたりほかの男性ともコミュニケーションをとるなどして、自分の気持ちに気づきましょう。