これって、好き避け?嫌い避け?特徴と見分け方
好きな人から「なんとなく避けられているかもしれない」「嫌われた気がする」と感じると、好き避けか嫌い避けなのか気になりますよね。
好き避けか嫌い避けか見分けるためには、それぞれの特徴を知る必要があります。
そこで、好き避け、嫌い避けの特徴や見分け方、嫌い避けされたときの対処法について紹介します。
「好き避け」「嫌い避け」とは?
「好きな人に避けられてる気がする…やっぱり嫌われてるのかな?」と不安に感じていませんか?その不安は、必ずしも嫌われているとはいえず、場合によっては好き避けをされている可能性があります。
まずは、好き避けと嫌い避けの違いや、嫌い避けとごめん避けの違いから見てみましょう。
「好き避け」と「嫌い避け」の違い
まずは、好き避けと嫌い避けの違いを一言でいえば、相手のことが好きか嫌いかの違いです。
好き避けは、その人のことが好きなのですが、恥ずかしさや緊張、好きバレを防ぐために、あえて好きな人を避けてしまう態度を指します。
緊張するあまり、目を合わせることや、気さくに話しかけることができないだけなのですが、避けられていることに変わりはありませんので「嫌われている」「避けられている」と思っても仕方がないでしょう。
反対に嫌い避けは、単純に「嫌いだから関わりたくない」という意味です。露骨に冷たい態度をとることで、嫌いな気持ちをアピールしていたり、自分に近寄らせない意図があるとされています。
好き避けと嫌い避けで意味は異なるものの、見た目ではどっちなのかを判断することが難しく思えるでしょう。しかし、それぞれの特徴を抑えてよく観察をすれば、好き避けと嫌い避けを見極めることができるはずです。
「嫌い避け」と「ごめん避け」の違い
今度は、嫌い避けとごめん避けの違いを見てみましょう。
先ほど、単純に嫌いで避けていることを嫌い避けと呼ぶと説明をしました。ただ、ごめん避けとは、嫌いではないのですが、恋愛対象として好きではないことを意味します。
あなたの好きな気持ちに気づいたものの、応えることができなかったために、前もって冷たくしてしまうようです。告白をする前に振られた状態と捉えることもできますが、相手なりの優しさと考えることもできるのかもしれません。
ちなみにごめん避けの場合は、諦めたとわかった時点から普通に接してくれることがあります。
好き避けの行動&特徴
では、より確実に好き避けと嫌い避けを見分けるためにも、具体的な行動的特徴を見てみましょう。まずは、好き避けの特徴を紹介します。
好き避けの特徴1:ふたりきりになると話しかけてくる
恥ずかしさや緊張から好きな人を避けてしまうものの、本心は「好きな人と仲良くなりたい」と思っています。
また、恥ずかしさを感じる対象が好きな人だけではありません。好き避けをする人は、その他大勢の人に対しても恥ずかしいと思ってしまうのです。
この特徴から、大勢の人がいるときは好きな人を避けるのですが、ふたりきりになった途端に話しかける特徴があります。社内では素っ気ない態度だけれど、ふたりきりになると普通に接してくれる場合は、好き避けをされているのかもしれません。
好き避けの特徴2:相手から話しかけてこない
好き避けをする人は、恥ずかしさや緊張、好きバレを避けたい気持ちが強いこともあって、好きな人に面と向かって話しかけることができないようです。
もちろん、ふたりきりのときは普通に接してくれるのですが、話しかけたら答える程度で、相手から話題を振ってくれることはほとんどないといわれています。
この特徴が「自分に興味がないのかな…」「やっぱり嫌いなんだろうな」と誤解を生む原因なのかもしれません。
好き避けの特徴3:目を合わせてくれない
好きな人に見つめられて、恥ずかしさから目を逸らした経験はありませんか?また、目は口ほどに物を言うといわれる通り、好きな人に見つめられると、好きな気持ちを見透かされそうで怖くなりますよね。
実は好き避けをする人は、好きな人と目を合わせてくれません。緊張や好きバレを防ぐために、話しかけても目を見ることはなく、視線を泳がせながら会話を続ける特徴があります。
目を合わせないことによって、素っ気ない態度にとられてしまうのかもしれません。
好き避けの特徴4: 意地悪をいう
気になる男性に「本当に可愛くないな」といわれたり、意味のわからないLINEスタンプを連続で送られると「どうして意地悪をするんだろう。やっぱり嫌いなんだろうな…」と悲しくなってしまうでしょう。
ただ、小学生の男子が好きな女の子に意地悪をするように、大人になっても好きな女性に意地悪をする男性がいるのです。露骨に避けられる好き避けとは異なるため、本気で嫌われていると思っても仕方がありません。
ただ、恋愛経験が少ない男性や、プライドが高くナルシストな気質の男性ほど、意地悪をすることで好きな気持ちを隠すことがあります。
好き避けの特徴5: 挙動不審になる
好きな人に話しかけられたら、恥ずかしさや緊張からオドオドしてしまうのも、好き避けをする人の特徴です。
視線を合わせないのはもちろんですが、言葉が詰まって出てこなかったり、話の内容はめちゃくちゃなものの変にテンションが高かったりと、挙動不審な態度が見られます。
自分と他の人とで態度が違うのであれば、好き避けなのかもしれません。
嫌い避けの行動&特徴
今度は、嫌い避けをする人の行動や特徴を見てみましょう。嫌い避けの特徴は、好き避けと似ているようで異なります。きちんと特徴を覚えて好き避けと嫌い避けを見極められるようになりましょう。
嫌い避けの特徴1:目を合わせない
好き避けの人も好きな人と目を合わせない特徴がありますが、嫌い避けをする人は、露骨に目を逸らします。
基本的に相手のことが嫌いなので、その人を視界に入れることにさえ嫌悪感を抱いていると思われます。冷めた目をされるうえに視線を逸らされたときは、嫌い避けされている可能性が高いと考えておきましょう。
嫌い避けの特徴2:視界に入ると逃げる
嫌い避けの人は、目を合わせないうえに、視界に入るだけで逃げる特徴があります。見ることも嫌がるほど、嫌っているのでしょう。
ふたりきりになるのを避けるのはもちろん、みんなと楽しく過ごしていたにも関わらず、あなたがきたことでその場を離れたり、無言になるようであれば、高い確率で嫌い避けをされている考えられます。
嫌い避けの特徴3:対応がそっけない
視線を逸らしたり、視界に入ると逃げるなど、基本的に素っ気ない態度が嫌い避けをする人の特徴です。
ほかにも、話しかけても無視をしたり、LINEの未読&既読スルーをしたりと、何かと関わりを避ける傾向が見られます。周りに人がいようと、ふたりきりであろうと、素っ気ない態度に変わりがなければ、嫌い避けされていると考えるべきかもしれません。
嫌い避けの特徴4:大人数でも相手がいる場に参加しない
嫌い避けをする人は、ふたりきりに限らず、どれだけ大勢の人がいる状況であろうと、嫌いな人がいる場に参加をしません。会社の飲み会も、仲良しグループでの遊びも、嫌いな人と関わる場所を避けてしまうのです。
視界に入れたくなかったり、一切関わりたくないと思っていたりと、相当嫌っているのかもしれません。「私がいると参加をしてくれなくなる」と感じているのであれば、もしかすると嫌い避けをされている可能性が考えられます。
嫌い避けの特徴5:基本的に連絡は無視をする
先ほど対応が素っ気ない項目で、嫌い避けをする人はLINEの未読&既読スルーをすることがあるとお話をしました。嫌い避けをする人は、基本的に連絡を無視する特徴が見られます。
関わりたくないのが一番の理由であり、大事な業務連絡以外は基本的に無視をするようです。ただ連絡の返信がない場合は、仕事や私用の可能性があります。
1週間ほど返事を待ってみたり、既読無視をした翌日の反応から、嫌い避けなのかどうかを判断してみてください。
好き避けと嫌い避けの見分け方
これまで、好き避けと嫌い避けの行動的特徴を解説してきました。それぞれの行動は、好きと嫌いという真逆の意味が込められています。しかし、態度や行動だけでは、好き避けと嫌い避けのどちらなのかを判断することが難しいかもしれません。
そこで今度は、好き避けと嫌い避けの見分け方を見てみましょう。
見分け方1:相手の視線を感じるか
好き避けも嫌い避けも、相手と目を合わせようとしません。そのため「避けられているみたいで悲しい…」と感じてしまうでしょう。
ただ、好きな人のことは、無意識に目で追ってしまうものです。目を合わせてくれないものの視線を感じているのであれば、好き避けの可能性が考えられます。
見分け方2:お願い事を引き受けてくれるか
仕事の相談をしたり、飲み会に参加をしてもらったりと、お願い事をしたときの反応から好き避けか嫌い避けかの判断をすることができます。
好き避けであれば、できる限り助けてあげたいと思うものです。素っ気ない態度かもしれませんが、きちんと対応をしてくれるでしょう。
一方で嫌い避けであれば、無視をするだけで、あなたを助けてくれないはずです。むしろ、よりあなたが不利になるように仕向けてくるかもしれません。
あなたを好きか嫌いかによって対応が大きく異なりますので、なにかお願い事をしてみるのも見分ける方法の1つといえます。
見分け方3:ふたりきりの時の態度はどうか
ふたりきりになった時の態度からも、好き避けと嫌い避けを見分けることができます。
好き避けであれば、自分から話しかけることはなくても、質問に答えてくれるといったコミュニケーションをとってくれます。また、チラチラと視線を感じることもあるでしょう。
ただ嫌い避けの場合は、そもそもふたりきを避ける傾向がみられます。致し方ない事情でふたりきりになる必要があっても、離れた場所に座ったり、別のことをして関わりを失くそうとするのです。
ふたりきりになるチャンスがあったときは、ぜひチェックをしてみてください。
見分け方4:物理的な距離を見る
物理的な距離の違いからも、好き避けと嫌い避けの判断ができます。
そもそも「好きな人に近づきたい」と思うのが人の心理です。触れるか触れないかの距離で話しかけても、緊張こそしても嫌がることはありません。
ただ嫌いな人の場合は、近寄られても距離をとったり「近いので離れてもらえます?」と直接伝えてくるといった露骨に嫌がる態度を見せてきます。
好き避けと嫌い避けを見分けたいときは、あえて自分から近寄ってみるといいかもしれません。
嫌い避けされたときの対処法
好きな人に嫌い避けをされたとわかったら、告白をする前に振られた気分になってしまうでしょう。ただ、必ずしも諦める必要はありません。
今度は、嫌い避けをされたときの対処法を見てみましょう。
対処法1:周囲の人に嫌われている理由を確認してもらう
嫌い避けをされているものの、諦めることができなければ、なぜ嫌われているのかを知らなければいけません。ただ、嫌われているうえに避けられているわけですから、自分で直接聞くことは難しいでしょう。
そのため、周囲の人に嫌われている理由を確かめてもらってみてください。「◯◯さんのことが嫌いなの?」「なんで◯◯さんが嫌いなの?」と聞いてもらえば、本当に嫌いかどうかも含めて教えてくれるはずです。
嫌いな理由がわかれば、自分を変えて好きな人からの印象をよくすることができるかもしれません。
対処法2:関係修復のために一度距離をとる
嫌い避けとわかっているのに距離を縮めようとすれば、かえって印象を悪くしてしまうでしょう。むしろ、今より嫌われる可能性が高くなり、仲良くなることも振り向かせることも難しくなります。
悲しいと思いますが、関係改善のために一度距離を置いて、周りの人から聞いた嫌われている理由を直していきましょう。
また、距離を置くことによって「最近素っ気ないけどどうしたんだろう?」と逆に意識をさせられるかもしれません。駆け引きの意味もありますので、一旦距離を置いてみてください。
対処法3:脈なしと考えて諦める
嫌い避けは、単純に嫌われていることです。告白をする前に振られたことと同じであり、好きでいても恋が実る可能性は低いといえるでしょう。
そのため、好きな人を諦めることも方法の1つといえます。告白に失敗することと、心の傷を広げる必要もなかったと前向きに考えましょう。
ただ、どうしても諦められないのであれば、きちんと告白をして振られるのもいいかもしれません。むしろ、きっぱりと諦められるはずです。
好き避け、嫌い避けは冷静に判断しよう
好き避けと嫌い避けの違いや、嫌い避けされたときの対処法を中心に紹介しました。
好きな人に限らず、誰かに避けられるのは悲しいことです。ただ、避ける理由はさまざまなので、冷静に好き避けと嫌い避けを判断することが大切です。