彼氏、大丈夫?精神的DVの特徴&対処法
何を言っても怒られる、人前では優しいのに2人きりになると態度が豹変する…。あなたの彼氏に思い当たる行為はありますか?
精神的DV(モラル・ハラスメント)行為をする男性は略してモラハラ男と呼ばれます。今回はモラハラ男の特徴と対策法をお届けします。
- 彼氏が怒りっぽく、何を言っても怒られると感じている方
- 人前では優しいが、2人きりになると態度が豹変する彼氏に悩んでいる方
- 自分が精神的DVを受けているかどうか分からないが、彼氏の行動が気になる方
精神的DV(モラル・ハラスメント)とは?
精神的DV(モラル・ハラスメント)とは、精神的な嫌がらせを意味します。
肉体的な暴力を伴わないので被害者本人は「辛い」と内心は思いつつも、モラハラを受けているとは気が付きません。
さらにモラハラは密室で行われることがほとんどです。そのため周囲からも気付かれにくいのです。被害者が心の病を患ってしまうなど事態が深刻化してから判明することが少なくありません。
あなたは大丈夫?精神的DVの特徴
モラハラで行われる精神的嫌がらせとは、被害者に恐怖や不安を与えたり、束縛するなどの行為です。
たとえば...
・ひどい言葉でののしる
・わざと大きな音を立てて動作で威嚇する
・泣き出したくなるような恐怖を与える
・過度に相手を無視する
・交友関係をチェックしたり外出を制限する
・いきすぎた束縛
などが挙げられます。
そのほかにも、被害者が大事にしている物を捨てたり可愛がっているペットをいじめて悲しむ様子を見て楽しむことも…。
このように言葉や態度で相手の心を傷つけじわじわと追い詰めて行くのがモラハラの特徴なのです。
精神的DVをしやすい男の特徴
精神的DVをしやすい男の特徴① 自分を正当化する
モラハラ男性は常に自分が正しいと思っています。何か問題があれば悪いのは誰かであり、被害者なのです。
言い分は理不尽なことも多いのですが、を指摘されようものなら烈火の如く怒り出します。
逆に女性が何かささいなミスをすれば、今とは関係ない昔のことまで引き合いに出して長時間に渡ってお説教。女性の反論は一切認めません。
精神的DVをしやすい男の特徴② 恐怖や怒りで支配する
相手に何か不満があれば話し合って解決するのが普通です。しかし、モラハラ男の場合は違います。
大声でののしったり、物を投げたり家具を蹴るなどして怒りを表現し相手に恐怖を与えることで従わせようとします。
しかし、ひとしきり暴れたら一転した優しい態度で接するので、被害者はいつしか「彼が怒るのは私がダメなせい」などと思わされてしまいます。
結果、被害者は常にモラハラ男の顔色をうかがい、自分に非がないのに謝るなど怯えながら行動するようになってしまいます。
精神的DVをしやすい男の特徴③ 表と裏、2つの顔を持っている
モラハラ行為を行う男性はさぞかしひどい男に違いないと思うでしょう。確かにその通りなのですが、驚くことに表では全く別の顔を持っていることが多いのです。
たとえば、職場では仕事ができ周囲をまとめるリーダーとして頼りにされていたり、仲間からは人当たりのいい魅力的な人物として認識されていたり…。
被害者に対しても最初はとても優しく接しますが、心を掴んだとたんにモラハラ男に豹変します。
精神的DVをうけやすい女の特徴
モラハラのターゲットになりやすい女性の特徴は以下のとおり。
・真面目で責任感が強い
・自己犠牲的
・主張するのが苦手
主にこの3つの特徴がみられます。一言で言えば温厚ないい人。モラハラ被害を受けても逃げるどころか自分を責め、いつしか心を壊してしまうのです。
モラハラ男への対処法
モラハラ男性は自信家に見えて内面はとても臆病な人が多いと言われています。心の中の弱い感情を被害者に押し付け、代わってもらうことで自身を保っています。
つまり、数々の暴言は自分に向けたものという見方もできるのです。ですから基本的には何を言われても真に受けない毅然とした態度で接しましょう。
何にしろ「おまえは価値のない人間だ」とか「理解できるのはオレだけだ」といった相手の暴言を信じないのが、モラハラ男への最善の対処法と言えるでしょう。
さいごに
精神的DVは重度になってしまうと被害を受けている本人はなかなか気が付きません。ですから、彼の言動にモラハラの特徴や気配を感じ取った時点で即対処することをおすすめします。
もし、精神的DVが解決できそうもなければ、友人など第三者に間に入ってもらい対処するといいでしょう。