このままどうなる？治らないモラハラ夫の特徴と対処法

結婚生活をしている中で、夫がモラハラ夫だとわかったら離婚を考えたくなりますよね。

しかし、縁があって結婚した相手だからこそ、極力離婚は避けたいと思ってしまうものです。

今回は、モラハラ夫に悩んでいる人のために、モラハラ夫の治し方や対処法をご紹介します。

交際中は優しかったのに、結婚したと同時に態度が一変して妻への風当たりが強くなる男性は少なくありません。

それは、家族を支える責任感を持った証拠ととれる場合がありますが、理不尽に妻を責めたり傷つけるのは愛情ではなくモラハラです。

モラハラ夫と結婚したばかりに、人生を棒に振りたくないですよね。

はたして、モラハラ夫はいつまで経っても治らないのでしょうか。

モラハラ夫の大きな特徴は、自分の意見が正しいと思い込んでいることです。

基本的にモラハラ夫はプライドが高く否定されるのを嫌う傾向が根底にあるため、反対されたり思い通りにならないと不満が募って相手の価値観を罵り制圧します。

信念を貫くのとは違い、そのときの感情で自分の意見を押し通すので、日が経つと言っていることに矛盾が生じるのです。

浮気・ギャンブル・借金など、どんなに悪いことをしても自分の非を認めず、すべて妻のせいにするのはモラハラ夫の特徴です。

モラハラ夫は相手に厳しく自分にはものすごく甘いので、非を認めないどころか「お前のせいでこういうことになった」と加害者にもかかわらず被害者意識を持ち妻へ謝罪を求めるのです。

モラハラ夫になる男性は自信がなく承認欲求が異常に強い傾向があるので、唯一自分を認めてくれた妻が自分以外の人と関わりを持つだけで、「裏切られた」「離れていくのではないか」などと不安や怒りを感じます。

その結果、妻が自由に使えるお金を制限したり、人間関係が疎遠になるよう仕向けて束縛するようになります。

モラハラ夫は他人の目がないところではやりたい放題に妻を苦しめるため、モラハラが治らないときには、夫を友人に紹介したり夫の友人へ自分を紹介してもらうなど、第3者の存在を身近にして2人の世界から脱出することが大切です。

モラハラ夫は承認欲求が強く周囲には完璧な人間に見られたいと思っているので、友人を紹介することで他人の目を意識するようになりますし、逃げ場があることを示せるでしょう。

旦那のために献身的に尽くす女性や、旦那に反抗するのが怖いと思っている女性は、都合のいいように扱われるだけでなく、旦那の罪の意識を薄めている可能性があるのでモラハラは治らないでしょう。

夫婦の間に上下関係を作っていることがそもそも理不尽なので、わざと傷つける言葉を言ったり無理な要求をしてきたら断りましょう。

もちろん「何でできないんだ」と責められるでしょうが、そこで折れてしまうと強く出れば言うことを聞くと思われモラハラが悪化するので、冷静にできない理由を伝えて対等な立場を貫くのが大切です。

モラハラ夫は、何をしても自分の元から離れないだろうと思って強気な態度で接してくるので、どうしてもモラハラ夫が治らない場合は、離婚を視野に入れた大度を表しましょう。

たとえ本気で離婚を考えていなくても実家に長期で帰ったり、夫の親に相談するなど冷静かつ自分の気持ちに正直に行動すれば、事の重大さを知らしめることができます。

モラハラ夫治らないときの対処法は多々ありますが、あまりに治らないときやどうしていいかわからないときは、心理カウンセラーにモラハラ夫の言動を相談するなど、プロに対処法を相談するのも手です。

ずっと耐えていてもモラハラは治らないことを心にとどめて、あなたの心が病んでしまう前に早めの対処法を見つけましょう。