モラハラじゃなかったのに…!モラハラ夫になった原因とは?
モラハラ夫に悩まされている方が「出会った頃は優しかったのに…」と後悔しているケースは少なくありません。好意を寄せていたからこそ、どんな原因によってモラハラをするようになってしまったのか気になりませんか。
今回は「モラハラ夫になった原因とは?」「モラハラ夫との付き合い方は?」などについてご紹介します。
そういえばいつからモラハラなんだ?
あなたはいつからモラハラ夫に悩まされるようになったか覚えていますか。モラハラは言葉の暴力という性質上、はっきり何月何日からなったと言える方は少ないです。
ですがアバウトに「付き合っているときは優しかったのに、結婚後モラハラが始まった」ケースが多いと言われています。
モラハラ夫になった原因とは?
親の過干渉
「子供の進路を自分の思い通りにしようとする」「子供の意見をほとんど無視をする」など、親が過度に干渉することを「過干渉」と言います。
過干渉されると、子供が自分の意思と力で何かを成し遂げることは難しくなってしまい、結果として自己肯定感を得られなくなってしまう場合が多いのです。
自己肯定感がないと、頭の中で誰かを「格下の人物だ」と決めつけ、それを馬鹿にする行為で心のバランスを補おうとする場合があります。
モラハラは相手を「格下の人物だ」と思い込み、自分を満足させるには十分な行為だと言えるでしょう。もしかしたらあなたの夫がモラハラ夫になった原因は、彼が親に過干渉されたからかもしれません。
過保護な親
モラハラ夫ができた原因は、過保護な親にあることが多いです。
親が子供を愛するのは普通のことで、「子供に何かしてあげたい」「もっと子供の役に立ちたい」と思うのも変わったことではありません。ですが甘やかしすぎが原因となって、正常な思考ができなくなる例は多く見られます。
モラハラもその一つです。過剰な甘やかしは「自分を実際以上にすごい人物である」と錯覚させることの原因になってしまいます。すると「自分はすごいから家族に暴言をぶつけてもいい」と誤まった認識をしてしまう可能性がでてきてしまうのです。
友人や恋人には言いにくかったことを言えるのは家族になるメリットの1つですが、だからと言って何でもは許されません。例えモラハラ夫の原因が親にあったとしても同情しすぎず、あなたにとっていい選択ができるよう心掛けましょう。
原因によってはモラハラは治る?
モラハラの原因によって、治りやすいか治りにくいかの差はあるでしょう。幼少期から当たり前に側にあったものが原因の場合、とても治りにくいと言われています。
ですが病気や怪我と同じように「この原因なら絶対治る」「この原因なら絶対治らない」等物事に絶対はないと多くの専門家が考えているようです。
ですので原因は関係なく、全てのモラハラは治る可能性を秘めていると言えます。
モラハラ夫との付き合い方は?
モラハラ夫と上手に付き合いたいならば、「モラハラ被害者に非がないのに謝る」のはNGだとよく覚えておいてください。
モラハラ夫は何らかの原因によって考え方にバグが起こっているため、しばしばあなたに悪意をぶつけます。被害者に非がないのに謝ってしまっては、モラハラ夫はより「自分の正しさ」を信じてしまうでしょう。
信じるものに対する印象を変えることは難しいものです。「モラハラを治したい」と考えるとき、間違っていることを正しいとより強く信じさせてしまうのは悪手だと言えます。
彼のためにもあなたのためにも、「非がないのに謝る」のはやめておくべきです。
妻側に原因があることも!
モラハラ夫を作る要因の1つに、精神的ショックがあります。妻が浮気をし酷い発言を夫へしたならば、当然夫は精神的ショックを受けるでしょう。
モラハラの原因は、昔から積み重ねてきた経験にあることが多いですが、先述のように妻側にある場合も十分あり得ます。
ただ原因のありかは「同情するかしないか」に関わるだけで、何があっても許されるものではありません。モラハラを受けていると、過度な自己批判をしてしまいがちですが、あくまで客観的に物事を考え行動した方がいいでしょう。