モラハラ夫と別居をはじめる!別居中の注意点
モラハラ夫との別居が決まって、ホッとしていることでしょう。
しかし、別居中に気を緩めてしまうと大変な思いをしてしまいます。
今回は、「モラハラ夫との別居で気をつけること」や「モラハラ夫と離婚できるタイミング」を中心に紹介します。
モラハラ夫との離婚を考えている人は、最後まで読んでみてください。
モラハラ夫との別居で気をつけること
モラハラ夫との別居中は、気をつけることが数多くあります。
どんなことに気をつけるべきか、以下の2つを見てみましょう。
気をつけること➀:住所を知られない
あなたが自宅をでるパターンの別居であれば、モラハラ夫に住所を知られてはいけません。
一応は別居に納得をしていますが、心の中では「何とかして連れ戻したい」と考えています。
別居先に来られるなどのストーカー行為をさせないために、別居先の住所は伝えないようにしましょう。
気をつけること➁:モラハラ夫のストーカー
子供がいる場合は、別居中にモラハラ夫が子供を連れ戻すことがあるため気をつけましょう。
「子供に会いたい」「子供と離れたくない」などといい父親の素振りを見せますが、あなたを連れ戻すための口実である可能性が高いです。
子供を含めて自分の身を守るために、一人で何とかしようとせずに誰かに協力を仰ぎましょう。
別居中の注意点まとめ
モラハラ夫との別居中は、注意すべきことがたくさんあります。
次は別居中の注意点を紹介しますので、確認してみてください。
注意点まとめ➀:早めに弁護士へ相談をする
モラハラ夫との離婚を前提にした別居をしている場合は、別居中に弁護士へ相談をしましょう。
有利に離婚を進めることができますし、別居中のトラブルを避けることができます。
また、弁護士が味方についてくれることで安心感が得られるでしょう。
できるだけ早めに、弁護士に相談することをおすすめします。
注意点まとめ➁:協力者を用意しておく
自分が夫と別居中であることは、あまり知られたくないですよね。
そのため、身内にさえ相談をせずに一人で悩みを抱えてしまう人が多いでしょう。
しかし、モラハラをする男性は「自分が正しい」「必ず連れ戻してやる」という自己中心的な考えの持ち主です。
別居中にストーカーをされたり、場合によっては危害を加えられる可能性がゼロではないため、信頼できる協力者を用意しておきましょう。
とくに、子供がいる人は協力者が力になってくれるはずです。
モラハラ夫と別居するメリット
モラハラ夫との生活は、恐怖と悲しみの連続だったことでしょう。
ようやく別居が決まって安心している人が多いのではないでしょうか。
ここでは、モラハラ夫と別居をするメリットを見てみましょう。
別居するメリット➀:精神的苦痛から解放される
話しかけているのに無視をされたり、「料理がまずい」「部屋が汚い」と嫌味を言われ続けると、精神的に病んでしまいますよね。
相手の気持ちを一切考えないモラハラ夫と別居をしたら、精神的苦痛から解放されるため、今までの生活が異常だった気付くことができるでしょう。
自分を否定されない生活が送れるため、心から安心することができるはずです。
別居するメリット➁:離婚を進めやすくなる
モラハラ夫との離婚を考えている人にとって、別居は離婚を進めやすくする効果があります。
夫のモラハラ自体が離婚事由に該当しますが、さらに別居の事実があると、調停離婚に発展した場合に有利な形で離婚ができると言われています。
正当な離婚事由に該当する状況証拠は、1つでも多いほど離婚が成立しやすくなります。
別居後はどうなる?
別居後は、離婚をするかどうかの決断をするだけです。
別居を決めた時点で、モラハラ夫との離婚を考えているはずです。
「本当に離婚をしていいのか」「離婚後の生活はどうなるのか」「どのタイミングで離婚をするべきなのか」と離婚に関する悩みをひとつずつ解決して、離婚をするかどうかの決断をしましょう。
別居期間をうまく使うことで、スムーズに離婚ができるはずです。
モラハラ夫と離婚できるタイミング
モラハラ夫と別居はできたけど、離婚ができるタイミングを気にする人は多いでしょう。
1日でも早く離婚がしたいはずですが、焦ってしまうと離婚の成立が難しくなる場合があります。
ここでは、モラハラ夫と離婚できるタイミングを見てみましょう。
タイミング➀:モラハラの証拠が集まったとき
離婚を成立させるうえで、モラハラを受けた証拠は必要不可欠です。
証拠が多ければ多いほど、あなたが有利な形で離婚を進めることができます。
どんなモラハラを受けたのか、どんな言葉で傷つけられたのかを細かく記録した日記や、モラハラを受けたことで病院に通った記録など、モラハラの証拠が十分に集まったタイミングで離婚を切り出すとうまくいくでしょう。
タイミング➁:離婚の覚悟が決まったとき
専業主婦や子供がいる人は、モラハラ夫と離婚をしたいけど今後の不安を感じて離婚に踏み切れないでしょう。
不安や迷いがあるなかで離婚をすると、「離婚をするべきじゃなかった」と後悔してしまいます。
離婚は、家族みんなの人生が変わる重大な決断です。
離婚後のことまで考えて、「離婚してやっていける」と覚悟ができたときに切り出しましょう。
しっかり準備ができているので、後悔することなく新しい生活をスタートできるはずです。
さいごに
「モラハラ夫との別居で気をつけること」や「モラハラ夫と離婚できるタイミング」を中心に紹介しました。
モラハラ夫との別居中は、数多くのことに気をつけなければいけません。
しっかりと注意点を把握したうえで、別居中をうまく過ごしましょう。