モラハラ夫と別居したい!決意するきっかけとは
モラハラ夫に我慢できなくなったら、別れたくなってしまうものです。
しかし、粘着質のモラハラ夫と別れるには一筋縄ではいかないでしょう。
法的には、別居すると離婚しやすいといわれています。
離婚に向けて一歩踏み出すために、まずは別居に挑戦してみましょう。
ここでは、モラハラ夫と別居したくなる瞬間や、モラハラ夫とスムーズに離婚する方法などをご紹介します。
別居したい!と感じる瞬間
「モラハラ夫と別居したい」と思う瞬間は多々あるでしょう。
男尊女卑の思想を持つモラハラ夫は何かにつけて妻を馬鹿にし、暴言を吐き威嚇してストレスを与えます。
毎日夫のモラハラに耐えていれば、ある日とつぜん離婚したくなるのは当然です。
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別居・離婚ができない理由
モラハラ夫を怒らせたくない
モラハラ夫と別居したいと思っていながら行動に移せないのは、モラハラ夫を怒らせたくないという心理が影響しているようです。
これこそまさにモラハラ夫の思うつぼで、妻を精神的に束縛している証拠です。
別居したいならモラハラ夫など、いくら怒っても気にしないようにすべきなのです。
自分に経済力がないから
モラハラ夫はまず妻の仕事を辞めさせ、専業主婦にして経済的に自立できないようにすることが多いようです。
お金がないので離婚できないと妻に思わせ、家庭から逃げられないようにしているのです。
いまからでも、「家計を助けるため」といって在宅の仕事を始めましょう。
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我慢して済むのであればそのままでいい
モラハラ夫に精神的虐待を受け続けていると、重度のストレスで脳が萎縮し、正常な判断力が失われてしまうといわれています。
我慢すればいいやと思うのではなく、我慢しなければいけない状態がすでに異常なのだと思うようにしましょう。
暑さに気付かないまま熱中症になるようなものですので、最悪の場合いのちに関わる問題です。
モラハラ夫との別居を決意するきっかけ
体調に影響が出てきたらすぐ別居すべし
モラハラ被害は人それぞれですので、一概に◯◯になったら別居の目安ということはできません。
しかし、不眠・頭痛・無気力状態が続いたら、ストレスが限界に達している可能性がありますので、すぐ別居して自分の体を大切にしてください。
モラハラは我慢してはいけません。
「別居したい」と思ったらすぐ出ていけるように、まえもって準備しておきましょう。
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モラハラがDVに発展したら離婚しなければいけない
モラハラ夫は、言葉の暴力だけで満足しないかもしれません。
もし殴る蹴るなどの物理的な暴力を受けたら、死亡事故に発展する可能性がありますのですぐに離婚してください。
別居したいと伝えることでモラハラ夫が暴れだしたら、黙って冷静になるのを待ちましょう。
モラハラ夫になにをいわれても「別居したい」「離婚してください」とだけ伝えて、交渉の余地が一切ないことを理解させるしかありません。
別居の切り出し方って?
弁護士に相談してアドバイスをもらう
モラハラ夫と早く別居したいからといって、なにもいわずに姿を消すとモラハラ夫がストーカーになってしまいます。
形だけでも夫婦で話し合いをして、別居したいということと離婚したいことを伝えましょう。
もしモラハラ夫が無視で対抗してきたら、粛々と家を出る準備をして「あとは弁護士を通して連絡します」と伝えて家を出ましょう。
もちろん前もって弁護士に相談をし、段取りをしておく必要があります。
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緊急の場合はシェルターへ避難する
あなたの別居したいという気持ちがモラハラ夫にバレて、別居の準備が整うまえに修羅場がはじまってしまったら、緊急避難が必要かもしれません。
まえもってシェルターの場所を調べておいて、もしもの場合は駆け込めるようにしておきましょう。
モラハラ夫と1日でも早く離婚する方法
別居して弁護士を雇えば、モラハラ夫との離婚がしやすくなるでしょう。
念のため別居するときは役所に離婚不受理届けを提出して、婚姻費用の支払いを無効にされないようにするといいかもしれません。
早く別れたいのでお金なんか要らないなどというと、思わぬ反撃に遭うかもしれません。
あらゆる可能性を考えて、弁護士さんにアドバイスを受けながら周到な準備を心がけましょう。
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