モラハラ妻と離婚したい!1日でも早く別れる方法
いくら好きだった女性でもモラハラ妻になってしまえば、1日でも早く離婚したいと考えるのはとても自然です。
ですがモラハラ妻と離婚するのは容易ではありません。単に離婚するだけでなく早さを求める場合には、「どうやって離婚すればいいか」を知っておく必要があるのです。
今回は「モラハラ妻と離婚する手順」「離婚後はどうなる?リスクとは」などについてご紹介します。
モラハラ妻の特徴
あなたの周囲の人を馬鹿にする
モラハラ妻は、夫だけではなく夫の周囲の人も馬鹿にします。
モラハラを受けていると周囲の人を馬鹿にされたとしても、「俺が悪いから周囲の人も馬鹿にされてしまう…」と、自分を責め違和感を感じないことがあります。
ですが自身の夫を馬鹿にすることも夫の周囲の人を馬鹿にすることも、普通ではなかなかしない行為です。
ですので頻繁に自分の周囲の人の学歴や人格を馬鹿にするようであれば、「自分の奥さんはモラハラ妻かもしれない」と疑ってみてください。
子供にあなたの悪口を言う
昔は自分に懐いていた子供が、なぜか冷たい目を向けるようになった覚えはありませんか。思春期に突入すれば子供が父親に対し、素直になれなくなることは十分有り得るでしょう。
しかし「普段から妻が夫のことを罵倒する」「男のくせにが妻の口癖である」場合は、妻が子供にあなたの悪口を吹き込んでいる確率が高いです。
「子供に夫の悪口を言うのは、友人に夫の愚痴を言うようなものでしょ」と軽く考えてしまうかもしれませんが、妻が子供に夫の悪口を吹き込めば、家庭内で夫は孤立する可能性があります。
モラハラの定義は「言葉や態度で人の心を傷つけること」なので、言葉で夫を孤立に追い込む妻は立派なモラハラ妻です。軽く考えず、対策を練るべきでしょう。
モラハラを理由に離婚できる?
通常、離婚は妻と夫の合意でないと成立しません。
あなたが離婚したいと思っていても妻が離婚したいと思っていなければ、協議離婚ができないのです。ですが離婚したい理由が法定離婚事由に当てはまった場合、離婚訴訟を起こすことが可能です。
妻が離婚したいと思っていなくても、離婚訴訟であなたの訴えが認められれば、あなたは離婚できるでしょう。モラハラ妻が原因でも100パーセント離婚できるとは限りませんが、実際に離婚できた夫婦も存在しているのです。
モラハラ妻と離婚する手順
証拠を集める
モラハラ妻と離婚したいときは、まず離婚を切り出す前にモラハラの証拠を集めましょう。モラハラの証拠は慰謝料の請求や離婚するときの切り札になり、離婚したいときは絶対に集めるべきです。
ですがあなたが「離婚したい」と思っていることが妻に伝わってしまうと、離婚したくないモラハラ妻は警戒し始める可能性があります。証拠が集められなかった場合、最悪離婚できない事態も考えられますので忘れずに証拠を集めましょう。
協議離婚を提案する
証拠を集めたらモラハラ妻に協議離婚を提案してください。
協議離婚は2人で話し合い離婚を決める方法で、離婚届を市町村役場へ提出するだけで離婚することができます。比較的簡単にできるため、早く離婚したいさいはこの方法をとるべきです。
ですがこの方法は夫婦双方が「離婚したい」と思っていないとできません。ですので、できるだけ相手が離婚を受け入れてくれるよう話し合う前に話のもっていき方をイメージするのがベストです。
離婚調停を利用する
協議離婚できなかったら、離婚調停へ持ち込んでください。
離婚調停では家庭裁判所で、調停委員を介して話し合いを行うことができ、お互い冷静に離婚について検討することができます。調停離婚は低価格で行いやすいため、できるだけ調停離婚までに決着をつけられるようにするといいでしょう。
ですがそれでも離婚できなかったなら、最後の手段として離婚訴訟を起こすことになります。
離婚訴訟は、法定離婚事由があった場合起こせるうえモラハラの証拠も必要ですが、裁判で認められれば妻が抵抗したとしても離婚することが可能です。
1日でも早く別れる方法
モラハラ妻とは1日でも早く離婚したいでしょう。離婚訴訟までいってしまうと裁判の日程調整の問題で、離婚までの時間が長引いてしまいます。そのため、比較的簡単にできる協議離婚を成立させるのが1番の近道です。
モラハラ妻と協議離婚するのは難しく、言葉の暴力を振るわれるだけではなく体の暴力を振るわれる可能性すらあります。ですが料金を払い弁護士を味方につければ、協議離婚することもいくらか簡単になるでしょう。
どうしても早く離婚したいときは、弁護士に依頼することも考えるのがベターです。
離婚後はどうなる?リスクとは
離婚をきっかけに、モラハラ妻が自身のモラハラに気付くケースはあります。ですがモラハラ気質は、ちょっとしたことではなおらないものです。
モラハラ妻が「あなたは私の魅力が分からないだけ」と自分の非を認めずストーカー化したり、突然連絡してきては親の介護を命令してくるケースもあります。
離婚にはストーカー化を始めとする、決して軽くはないリスクがあるのです。ですが離婚しないことにも、「あなたが心身ともに傷つくかもしれない」「子供の価値観が歪んでしまうかもしれない」大きなリスクがあります。
ですので離婚した場合のリスクと、離婚しなかった場合のリスクを考え、慎重に決断してください。