既婚者の浮気率は?浮気・不倫のサインや浮気されないためにできることを解説
既婚者男性が浮気を繰り返すことは少なくないため、夫の浮気で悩んでいる女性が多いのではないでしょうか。
今回は、既婚者男性の浮気率のほかに、浮気をいち早く気づく方法を紹介します。
夫の浮気で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
【男女別】既婚者の浮気率
結婚生活が長くマンネリ化していたり、パートナーとの関係がうまくいっていなかったりすると、浮気されるのではと心配になってしまうものです。実際、既婚者で浮気する確率はどのくらいなのでしょうか。
相模ゴム工業株式会社の調査によると、「結婚相手/交際相手以外にセックスをする相手はいますか?」という質問に対する回答は、以下のとおりでした。
男性の場合は約27%、女性の場合は約15%が、パートナー以外と体の関係を持っている、という結果です。浮気の定義は人それぞれですが、一定数が浮気していることがわかります。
浮気率が高い既婚者の5つの特徴
浮気しやすい既婚者には、以下のような特徴があります。
- 寂しがり屋である
- 女好き・男好きである
- 押しに弱く流されやすい
- 常に刺激を求めている
- 社交的で交友関係が広い
パートナーがこれらの特徴に当てはまる場合は、浮気を繰り返してしまうこともあるため、注意が必要です。
ここでは、浮気率が高い既婚者の特徴について見ていきましょう。
1. 寂しがり屋である
寂しがり屋な方は、誰かに依存しやすく、浮気しやすい傾向にあります。
忙しさゆえに一緒に過ごす時間が減ってしまうと、パートナーとの生活に不満や寂しさを感じてしまいがちです。そして、寂しさを埋めるために浮気につながってしまいます。
また、パートナーからの愛情が薄れていると感じると、自分を愛してくれる人を求めて、ほかの異性と関係を持ってしまうことが多いです。
2. 女好き・男好きである
単純に女好き・男好きな方は、異性に執着があり、浮気する可能性が高いです。
このタイプは、浮気相手のことが人として好きというより、異性であるがゆえに好きというパターンが多いです。そのため、浮気相手に本気になるケースはあまりありません。
ふだんから異性のタレントに目がない、街で異性とすれ違うと目で追っている、などの場合は、女好き・男好きであると考えられます。
3. 押しに弱く流されやすい
押しに弱い方は、浮気する気がなくても、流されて浮気してしまうケースが少なくありません。自分が既婚者であるにもかかわらず、ほかの人からのアプローチを断れず、結果的に浮気してしまいます。
NOといえない方や優柔不断な方や、受け身で行動する方、人から嫌われることを極端に恐れている方は、このタイプが多いです。
4. 常に刺激を求めている
常に刺激を求めている方は、浮気の背徳感やスリルに快感を抱き、浮気癖がついてしまいがちです。
浮気相手に好意があるというよりは、浮気していること自体に楽しみを見出しています。そのため、パートナーのことがどれほど好きであっても、刺激を求めて浮気してしまう可能性が高いです。
このタイプは、浮気相手のことは浮気相手と割り切っているケースが多く、浮気することにあまり罪悪感を抱かない傾向にあります。
パートナーがギャンブル好きという場合は、とくに注意が必要です。
また、ふだんから飽きっぽい方も、新鮮さを求めて浮気してしまう傾向にあります。ファッションの系統や趣味がコロコロ変わる方、仕事が長つづきしない方などは、新しい異性に目移りしやすいといえるでしょう。
5. 社交的で交友関係が広い
社交的で交友関係が広い方は、異性の知り合いが多く、友人と恋愛関係に発展してしまう可能性が高いです。異性と知り合う機会が多ければ、その分ほかの異性に目移りし、浮気するチャンスが増えてしまいます。
異性とフランクにコミュニケーションがとれるため、モテやすいのも難点です。
パートナーに異性の友人が多い場合や、結婚後も頻繁に異性がいる飲み会に参加している場合は、浮気されるリスクに注意しましょう。
既婚者が浮気してしまう4つの理由
倫理観が高い方にとっては、なぜ結婚しているにもかかわらず浮気をするのか、理解に苦しむことでしょう。既婚者が浮気してしまうのには、さまざまな理由が考えられます。理由を知ることで、浮気を予防できる可能性が高いです。
ここでは、既婚者が浮気してしまう代表的な4つの理由について説明します。
- 家の居心地が悪く居場所がないため
- パートナーとの関係がマンネリ化している
- 性欲を発散するため
- 自分がモテることを認識して安心したいため
1. 家の居心地が悪く居場所がないため
家の居心地が悪いと、家に帰るのが嫌になってしまい、よりどころをほかに求めて浮気に走ってしまいがちです。
家に帰っても話を聞いてもらえなかったり、不満や愚痴ばかり聞かされたりしていると、本来安らげる場所であるはずの家で、居心地が悪くなってしまいます。
浮気が疑われる場合は、パートナーにとって家が快適な居場所になっているかを考えましょう。
2. パートナーとの関係がマンネリ化しているため
長い間結婚生活を送っていると、どうしてもマンネリ化してしまい、刺激を求めて浮気をしてしまうリスクがあります。
とくに、既婚男性と関係を持ちたがる独身女性が一定数存在する点には、注意が必要です。同世代の独身男性よりも、年上の既婚男性がもつ大人っぽさや余裕に惹かれ、すすんで既婚男性にアプローチします。パートナーが刺激を欲している場合は、アプローチを受けて浮気してしまうでしょう。
また、既婚者どうしでダブル不倫してしまうケースも多いです。お互いに刺激を求めており、家庭は壊さずに浮気関係を楽しもうという気持ちが一致すると、浮気が長つづきすることがあります。
3. 性欲を発散するため
性欲を発散するために、ほかの異性と体の関係を持ってしまうケースも少なくありません。
関係がマンネリ化したり、仕事や子育てが忙しかったりして、セックスレスに陥っている夫婦は多いでしょう。パートナーのセックスが減れば、ほかの異性と関係を持って性欲を発散しようとします。
このケースでは、単に性欲を発散したいだけであるため、特定の誰かと浮気するというより、複数の異性と関係性を持っていることが多いです。
4. 自分がモテることを認識して安心したいため
浮気をすることで、自分が異性からモテることを認識し、「自分が男/女として現役だ」と思って安心したい、というパターンもあります。承認欲求が強い方に多い浮気理由です。
この場合も、不特定多数の異性と遊んでいるケースが多く見られます。特定の相手に深入りすることは少ないですが、浮気を繰り返す傾向にあるため、注意が必要です。
既婚者の浮気率を下げるためにやるべき4つのこと
パートナーの浮気は許しがたい行為ですが、浮気をされた側にも原因がある可能性はゼロではありません。パートナーに愛されようとする努力をせず、ただ浮気したことを責めるだけでは、「お前にも非がある」と反論されて関係が悪化してしまうリスクがあります。
ここでは、パートナーに浮気されないために心がけるべきことを4つ紹介します。
- 日々の感謝や愛情を言葉で伝える
- 自分磨きを怠らない
- スキンシップを心がける
- 帰りたくなる家庭をつくる
とくに、自分が異性としてみてもらえるようなふるまいをしているか、パートナーにストレスを与えていないかは、よく振り返ってください。できていないことがある場合は、今日から改善してみましょう。
1. 日々の感謝や愛情を言葉で伝える
日々の感謝や愛情をしっかり言葉で伝えることで、相手のことを大切に思っていることが伝わり、浮気を防げる可能性が高いです。
長く結婚生活を送っていると、どうしても関係が雑になってしまうものです。しかし、感謝の気持ちや愛情は、口に出さなければ伝わりません。パートナーが「大切にされていないかもしれない」と感じれば、不満が溜まり、浮気に走ってしまう可能性があります。
円満な夫婦関係のためには、ささいなことにも感謝を伝え、恥ずかしがらずに愛情表現をすることを心がけましょう。
2. 自分磨きを怠らない
結婚生活が長いからといって、ふたりの関係性に安心しきって自分磨きを怠ってはいけません。自分磨きをしないまま、だらけた姿を見せつづけたり、不満や愚痴ばかりを語っていたりすると、パートナーの気持ちは冷めてしまいます。
素敵な女性がパートナーの前にあらわれたときに、魅力を感じて心変わりしてしまいかねません。あなたのことを異性として見られなくなり、セックスレスにつながるリスクもあります。
相手の心をつなぎとめるためには、外見に気をつかうだけでなく、内面も素敵な人間になれるよう努力することが大切です。努力をつづけるあなたの姿を見て、パートナーがあなたの魅力を再確認するでしょう。
自分磨きの例は、以下のとおりです。
- 生活習慣を整える
- スリムな体型を目指す
- 自分に似合う髪型やメイクを見つける
- いろいろな本を読む
- 資格の勉強に挑戦する
- ポジティブなマインドを身につける
3. スキンシップを心がける
夫婦円満のためには、スキンシップを心がけることがポイントです。手をつなぐ、ハグをする、マッサージをするなど、お互いの体に触れ合う時間を意識的に増やしましょう。
スキンシップをすると、幸せホルモンともいわれるオキシトシンが分泌されます。幸福感や安心感から、夫婦生活が円満に進みやすいです。
また、セックスレスが原因で浮気されるパターンも少なくないため、性生活を充実させることも欠かせません。
4. 帰りたくなる家庭をつくる
パートナーが帰りたくなるような、安心できる家庭をつくることも重要です。
居心地のよい家庭の定義は人それぞれですが、以下のような家庭づくりを目指してみましょう。
- パートナーや子どもがあたたかく迎えてくれる
- 仕事で疲れた体にしみわたるような、おいしいご飯が待っている
- 自分の話を積極的に聞いてくれる
「パートナーや子どもが待っているから早く帰ろう」と思える家庭なら、浮気しようという気持ちは薄れるでしょう。
パートナーの浮気が疑われる怪しい行動5選
パートナーの様子が少しでもおかしいと感じたら、浮気しているかもしれません。
浮気をどれだけ隠そうとしても、本人が浮気をやましいことと感じていたり、浮気相手と過ごす時間が増えたりすると、自然と行動に変化があらわれるものです。
ここでは、パートナーの浮気が疑われる怪しい行動を5つ紹介します。
- 常にスマホを持ち歩くようになった
- 帰りが遅い日や出張が増えた
- スキンシップが減った
- 予定をこまかく聞いてくるようになった
- 服装や趣味が突然変わった
1. 常にスマホを持ち歩くようになった
お風呂やトイレなどの際に、常にスマホを持ち歩くようになった場合は、スマホを見られないようにしている可能性が高いです。
浮気相手からメッセージが来た際に通知でバレたり、やりとりを見られたりするリスクを防ぐために、スマホを肌身離さず持ち歩いているのでしょう。
ほかにも、スマホのパスワードを急に変えた、LINEやメールの通知をオフにしている、など、スマホを見られることを嫌がるような行為が増えたら、浮気をしている可能性が高いといえます。
2. 帰りが遅い日や出張が増えた
仕事から帰る時間が遅くなったり、出張が増えたりした場合は、浮気が疑わしいです。
単純に仕事が忙しくなっただけの場合もありますが、給料や手当が増えていない様子であれば、浮気相手と会っていると考えられます。
上司との飲み会や接待という名目で帰りが遅い場合は、電話をかけたりLINEを送ってみたりしましょう。浮気している場合は、LINEの既読がつかなかったり、電話に出なかったりすることが多いです。
3. スキンシップが減った
急にスキンシップが減った場合は、パートナーが浮気相手に心変わりしていると考えられます。セックスやキスを拒むようになったり、体に触れるのを嫌がられたりした際は、浮気の可能性を疑いましょう。
とくに、女性が浮気すると、パートナーとのスキンシップを拒絶する傾向にあります。パートナーに素肌を見せようとしなくなったり、寝室や洗濯物を分けたりする様子が見られる場合は、要注意です。
ほかにも、話をまじめに聞いてくれない、冷たくあしらわれる、うわのそらな状態がつづく、などの場合も、あなたへの興味が薄れているサインであるため、注意しましょう。
急にやさしくなった場合も、浮気が疑われます。具体的には、以下のような行動が怪しいです。
- 言動が急にやさしくなる
- 家事を率先してやるようになる
- お土産を頻繁に買ってくるようになる
- サプライズプレゼントを渡してくる
- 子どもに好きなものを買う
- 休日に子どもを連れて外出するようになる
浮気をしていることに罪悪感を覚え、やさしく接しているのでしょう。
いずれにせよ、急な態度の変化は浮気のサインである可能性が高いです。
4. 予定をこまかく聞いてくるようになった
帰る時間や外出先など、こちらの予定をこまかく聞いてくるようになった場合は、浮気のチャンスをうかがっていると考えられます。
また、大した用事がないにもかかわらず、急に電話やLINEで「今なにをしているか」を聞かれた場合は、予定が変わっていないかを確認している可能性があります。
さらに、自分が外出する際に「ゆっくりしておいで」といわれた場合は、「なるべく遅く帰ってきてほしい」という気持ちのあらわれと考えられるため、注意が必要です。
試しに、「〇〇日は帰りが遅くなる」「〇〇日は友人と1日出かけるかもしれない」と伝え、相手の反応をみてみるとよいでしょう。あからさまに機嫌がよくなった場合は、その日に合わせて浮気をしようとしている可能性が高いです。
5. 服装や趣味が突然変わった
これまで服に興味がなかったパートナーが急におしゃれになったり、趣味が突然変わったりした場合は、浮気相手の影響を受けていると考えられます。
服の出費が増えた、香水をつけるようになった、音楽の趣味が変わった、などの変化を見逃さないようにしましょう。
また、これまでインドアだったパートナーが、急にアウトドアになった際も、浮気が疑われます。釣りやキャンプといったアウトドアな趣味は、自然に外出時間が長くなり、浮気のカモフラージュになるためです。
パートナーの浮気に気づいたときにすべき3つのこと
パートナーの浮気に気づいたら、冷静に然るべき対応を講じることが必要です。浮気が疑われる場合は、間接的に探りを入れてみましょう。単刀直入に聞き出すと、相手が警戒し、証拠を集めるのがむずかしくなってしまうためです。
ここではパートナーの浮気に気づいたときにやるべき3つのことを解説します。
- 冷静に考える
- 浮気の証拠を集める
- パートナーとの今後の関係性を考える
1. 冷静に考える
まずは、自身が冷静に考えられるようになるまで待ってから動き出すことが大切です。
冷静さを失った状態でパートナーを問い詰めると、相手との関係性がより悪化したり、今後の話し合いで不利になったりするリスクがあります。とくに、怒りに任せてパートナーに暴言を吐いたり、脅迫じみたことをいったりしないよう注意してください。名誉棄損や脅迫罪などで、パートナーから訴えられる可能性があります。
冷静に判断できるようになるまで、一度自分の気持ちと向き合いましょう。
2. 浮気の証拠を集める
次に、浮気の証拠集めを開始します。クレジットカードの明細や領収書、LINEやメールの履歴、パートナーのスマホに入っている写真などを確認し、黙々と証拠集めを進めてください。慰謝料請求を考えている場合は、浮気相手の特定も欠かせません。自分だけでは証拠を集めるのがむずかしいと感じたら、探偵や興信所に依頼するのがおすすめです。
このとき、浮気に気づいていることを勘づかれないようにしましょう。こちらが浮気を疑っていることが相手に伝わると、データを消したり、浮気相手と会う時間を減らしたりする可能性があります。証拠集めがスムーズに進むよう、相手を問い詰める前に、静かに証拠集めをはじめることが大切です。
3. パートナーとの今後の関係性を考える
証拠が集まり、浮気していることが明らかになったら、パートナーと今後どのように付き合っていきたいかを考えましょう。今後の関係性によって、やるべきことは大きく変わってきます。
どうしても浮気が許せない場合は、離婚を請求しましょう。パートナーや浮気相手に、慰謝料を請求することも可能です。浮気相手に慰謝料請求をする場合は、相手の名前と住所を特定しましょう。住所がわからない場合は、勤務先か電話番号を特定してください。勤務先がわかれば、勤務先に慰謝料請求の内容証明郵便を送付できるためです。また、電話番号がわかっていれば、弁護士に相談して住所を割り出せます。
パートナーとは今後も夫婦関係でいつづけたいのであれば、話し合って浮気相手と別れてもらいましょう。浮気を黙認し、わりきった夫婦関係をつづける、という選択肢もあります。
既婚者だからって安心しないで!
既婚者男性が浮気をするケースは少なくありません。
既婚者だからと安心せずに、夫の浮気のサインを見逃さないようにしましょう。