既婚者の浮気は多い?浮気をする原因&離婚するかどうかの判断基準
この記事を読んでいる人は、パートナーの浮気に苦しんでいたり、浮気が疑わしくて辛い思いをしている人が多いでしょう。
既婚者が軽い気持ちで浮気をすると大きなリスクがあります。
今回は、既婚者の浮気の原因や見抜き方、離婚するかどうかの判断基準などをご紹介します。
「浮気をしてはいけない」とわかっていても、浮気を繰り返す既婚者は想像以上に多いです。
浮気をする理由がどんなことであったとしても、既婚者の浮気には大きなリスクがともないます。
それでは、既婚者の浮気のリスクを見ていきましょう。
既婚者が浮気をするリスク
いっときの気の迷いであっても、浮気をすればそれなりのリスクを背負います。
とくに、既婚者が浮気をした場合は、想像以上のリスクを負うことになるのです。
ここでは、既婚者が浮気をするリスクについて紹介します。
浮気をするリスクを知れば、パートナーの浮気をやめさせる方法を見つけられたり「浮気をやめよう」と、思えるはずです。
リスク①:離婚をされる可能性がある
既婚者が浮気をすれば、離婚をされる可能性が非常に高いと言えるでしょう。
どんな理由で浮気をした場合でも、パートナーを裏切る行為に変わりありませんので、夫婦の信頼関係は壊れて、これからの人生を一緒に歩んでもらえなくなるリスクがあります。
離婚をされれば、孤独で寂しい思いをしたり、子持ちの方であれば、子供に会えなくなる可能性がありますので、自分の過ちを後悔することになるでしょう。
リスク②:慰謝料を請求される
既婚者が浮気をすれば、発覚したときに多額の慰謝料を請求されます。
浮気の悪質性によって慰謝料の金額は異なりますが、離婚する・しないに関係なく、浮気による慰謝料は請求することが可能でであり、約50万円~300万円が慰謝料の相場と言われています。
また、浮気相手が既婚者であれば、自分のパートナーに支払う慰謝料とは別に、浮気相手のパートナーからも請求されますので、さらに高額な慰謝料を払うことになるのです。
実際に、浮気をしたことで借金をすることになったり、給料を差し押さえられたりと、経済的に苦しい思いをしている人は多いようですよ。
リスク③:社会的信用を失う
浮気は、パートナーを裏切る行為です。
信用をなくして、この先夫婦として生活を続けていくことは難しいでしょう。
だからこそ、浮気をすれば離婚される可能性が高いのですが、信用を失う相手は、パートナーに限ったことではありません。
友達から「自分の嫁・旦那も寝取られるかもしれない…もう友達をやめよう」と、敬遠されることもあるでしょう。
また、社会人は信用が大事であり、浮気の噂が広まれば、職場での居場所を失う可能性もあるのです。
浮気は、あっという間に社会的信用を失うリスクがあることを理解しておきましょう。
リスク④:左遷・解雇される可能性がある
親愛なるパートナー、友人、同僚といった身近な人からの信用をなくすことは、同時に職場からの信用も失うことに繋がります。
そもそも、どの企業も信用で成り立っていますので、自分の会社に信用できない人を雇いたいと思っていません。
実際に、浮気・不倫をコンプライアンス違反に設定している企業は多く、浮気をしていた事実がバレれば、左遷されて出世の道を閉ざされたり、最悪の場合は、解雇される可能性があります。
家族や友人だけではなく、職も失うほど浮気はリスクがある行為です。
リスク⑤:今後の人生を後悔することになる
- 離婚される可能性が高い
- 高額な慰謝料を請求される
- 社会的信用を失う
- 左遷や解雇される
と、既婚者が浮気をするリスクについて紹介しましたが、これだけのリスクを負えば、自分のしたことに後悔してしまうでしょう。
既婚者が浮気をする最大のリスクは、その後の人生を後悔しながら虚しく生きていく可能性が高いことなのです。
「なんで浮気なんてしてしまったんだ」と、後悔を背負いながら生きていきたくなければ、浮気をするべきではないとわかるのではないでしょうか。
既婚者男性が浮気をする原因
既婚者が浮気をする5つのリスクを紹介しましたが、まだまだ浮気のリスクはあります。
パートナーの浮気をやめさせたい人も、浮気をやめたい人も、浮気をするリスクを知れば、うまく対処できるはずです。
しかし、なぜ結婚しているにも関わらず、浮気をするのか気になりますよね。
そこで今度は、既婚者男性が浮気をする原因について見てみましょう。
原因①:夫婦の性生活に不満がある
既婚男性が浮気をする原因でもっとも多いとされるのが、奥さんとの性生活に問題を抱えているケースです。
以下は、代表的な夫婦の性生活に関する問題です。
- セックスレス
- 妻とのセックスに満足できない
- 妻に魅力を感じない
- 妻を女として見れない
- 妻との体の相性が悪い
これらの問題が原因で欲求不満になり、浮気に走ってしまう男性は多いです。
しかし、結婚した以上は、奥さん以外の女性と体の関係を持つことは許されません。
しっかりと夫婦で話し合って、お互いに満足できるセックスライフを取り戻す必要があります。
原因②:夫婦関係にストレスを抱えている
既婚男性が浮気をする原因は、欲求不満という身体的なストレスだけではありません。
夫婦関係そのものに問題があることで、精神的なストレスが引き金となって浮気に走る男性も多いです。
- 夫婦関係の不仲
- 夫婦関係のマンネリ化
- すれ違いの生活
- 妻に雑な扱いを受けている
と、上記のような夫婦関係であれば、奥さんとの生活にストレスを感じて仕方がないかもしれません。
夫婦関係を改善することが、浮気をやめることにも、浮気をやめさせることにも繋がりるのです。
浮気問題に悩んでいる方は、パートナーとの関係を見直してみましょう。
原因③:家庭に居場所がない
浮気をする既婚男性に共通する点は、家庭に居場所がなく精神的なストレスを抱えていることのようです。
「仕事から帰るといつも嫌な顔をされる」
「妻は子供のことばかりで構ってくれない」
と、家庭に自分の居場所がないことに悩む男性は多く、あえて残業をしたり、帰宅までの時間を外で過ごすフラリーマンと呼ばれる男性が急増しています。
既婚者にとって、家庭は癒しの場所ですが、それさえも失えば、精神的な癒しを求めたくなって当然です。
疲れた心を癒すために、夜のお店に通ったり、同僚の女性と深い関係になったりと、浮気に走ってしまうようです。
浮気をする男性心理
既婚者男性が浮気をする原因は、夫婦関係による心身のストレスが大きいことがわかったかと思います。
性生活を含めて、夫婦の関係を改善できれば、浮気問題に悩まない円満な家庭を築くことができるはずです。
また、浮気をする男性心理を知ることも、円満な夫婦関係を築く秘訣です。
なぜ既婚者でありながら浮気をするのか、浮気をする男性心理を見てみましょう。
男性心理①:性欲を満たしたい
浮気をする男性の多くは「性欲を満たしたい」と、考えていることがほとんどです。
セックスレスや、奥さんとのセックスに不満を感じていれば、欲求不満になる可能性が高いため、ほかの女性と関係をもちたくなるのでしょう。
また、夫婦のセックスライフがうまくいっていても、単に男性の性欲が強すぎて、浮気をするケースもみられます。
「旦那とセックスしているから大丈夫」と考えずに、夫婦で性生活について話し合えば、旦那の性欲を満たして浮気を防ぐことができるでしょう。
男性心理②:ストレスを発散させたい
夫婦関係がうまくいかなかったり、家庭に居場所がなかったりと、精神的なストレスを抱えていれば「発散させたい」と、思うでしょう。
夫婦関係のストレスは、奥さんに対する不満になるため、ほかの女性が魅力的に思えて、関係をもつことで疲れた心を癒そうとしてしまうのです。
「妻と違って浮気相手は自分を褒めてくれる」
「浮気相手だけが自分を優しく癒してくれる」
と、体だけではなく、浮気相手に心も奪われるケースもあるようですよ。
男性心理③:男として認められたい
奥さんから雑な扱いを受けたり、一方的にセックスを拒否されていれば、既婚者男性のプライドは、ボロボロになってしまうでしょう。
とくに男性は、プライドが高い生き物ですから、自分が傷つけられる環境から抜け出したいと考えています。
「自分は馬鹿にされるような男じゃない」
「もっと男として認められたい」
という思いから、浮気を続ける男性は多いようです。
なにがあっても浮気は許されませんが、すべての責任が旦那にあるとは限りません。
「旦那が浮気をしているかもしれない…」と悩んでいる方は、旦那に対する自分の態度を振り返ってみましょう。
既婚者女性が浮気をする原因
「浮気は男性がするもの」と思われがちですが、今では既婚女性の浮気率が急増しています。
しかし、なぜ旦那がいるのに浮気をする女性が増えているのでしょうか?
ここでは、既婚者女性が浮気をする原因を見てみましょう。
原因①:旦那に女として見てもらえない
結婚しているかどうかに関係なく、どの女性も「いくつになっても一人の女性として見てもらいたい」という願望をもっているでしょう。
「髪形変えたんだ?似合ってるね」
「その服すごく似合っていて可愛いよ」
と言われるだけで女として満足できるのですが、夫婦生活が長くなるほど、旦那からパートナーや母親でしか見られなくなる傾向があります。
せっかく髪形を変えて可愛くしたのに、旦那に相手にされなければ寂しさを感じるでしょう。
既婚者女性が浮気をする一番の原因は、旦那に女として見てもらえないことと言われています。
原因②:旦那とのセックスレス
「旦那に女として見てもらえない...」と寂しさを感じたことによって、浮気をする既婚女性がいますが、女として見てもらえないと感じる理由の1つに、セックスレスがあります。
旦那を愛していれば、やっぱりセックスをして心も体も満たしたいですよね。
そうでなくても、男性と同じように女性にも性欲があるわけですから、セックスしたいと思って不思議ではありません。
しかし、夫婦生活が長くなるほどセックスレスになる夫婦は多く、旦那からセックスを拒否されて悩んでいる女性が増加しています。
旦那とのセックスレスによって溜まった欲求を発散したかったり「自分には女の魅力がないのかな...」という寂しさを紛らわすために、
同窓会で再会した幼馴染だったり、出会い系サイトを利用して、浮気をしてしまう女性が多いようです。
原因③:夫婦関係のマンネリ化
夫婦関係のマンネリ化によって、浮気をする既婚女性も多いです。
夫婦関係のマンネリ化は、
- 旦那への愛情がなくなる
- ときめきを感じなくなる
- 旦那に魅力を感じなくなる
- 旦那とセックスレスになる
と、これらのリスクがあります。
旦那との関係に距離ができたことで、ほかの男性が魅力的に見えて「つい浮気をしてしまった…」という女性は多いようです。
浮気をする女性心理
今度は、浮気をする女性心理を見てみましょう。
浮気をする女性心理がわかれば、奥さんの浮気をやめさせることに繋がるはずです。
果たして、どんな気持ちで女性は浮気をしているのでしょうか?
女性心理①:ときめきを感じたい
「もっと男性にときめきを感じたい」
「独身のときのように恋愛でドキドキしたい」
と、ときめきを感じたくて浮気をしている女性がいます。
旦那との関係がマンネリ化したのか、旦那に女性として扱ってもらえない寂しさを感じていたのかもしれません。
女性心理②:一人の女として扱われたい
ときめきを感じたくて浮気をする女性と似ていますが、一人の女性として扱ってほしくて、浮気をする人もいます。
旦那からセックスを拒否されたり、優しく丁寧に扱ってもらえなくなれば、
「母親じゃなくて女として見てほしいのに…」
「私ってそんなに魅力がないのかな…」
と、寂しさや不満を感じて当然です。
自分が一人の女でいることを実感したくて、出会い系サイトに手をだすなど、浮気に走ってしまうようです。
女性心理③:欲求不満を満たしたい
旦那とセックスレスなのか、旦那とのセックスに不満があるのか、欲求不満を解消したくて浮気をする女性は多いです。
ほかにも、女性の性欲が強かったり、旦那が単身赴任でセックスができないなど、欲求不満になる理由はいくらでも考えられます。
欲求不満になれば、理性の働きが鈍くなるため、浮気をしてはいけないとわかっていても、欲求を抑えることができなくなるため、つい浮気をしてしまうようです。
パートナーの浮気が怪しい!見抜き方
男女別で、既婚者が浮気をする原因や心理を紹介してきました。
浮気をする原因や心理を知れば、自分の浮気をやめることができたり、パートナーとの浮気を防ぐことに活かせるはずです。
しかし、パートナーの浮気が怪しいと感じれば、そのままにしておくわけにはいきません。
しっかりと対処して、浮気をしているかどうかを突き止めましょう。
そこで今度は、パートナーの浮気を見抜く方法について紹介します。
見抜き方①:生活リズムに変化がないか
浮気をしている人は、生活リズムに変化が現れます。
これまでと同じ生活リズムでは、浮気相手と過ごす時間がありませんので、どうしても日常生活に変化が現れます。
仕事をしている人であれば、残業・出張・休日出勤が増えたといって、家にいる時間を減らします。
また、専業主婦といった在宅している人が浮気をしている場合は、友達と遊んだり、同窓会や実家に帰省する回数が増えたりと、生活リズムが変わってくるのです。
「最近、旦那の残業が増えたな…」
「最近、妻のでかける回数が増えたな…」
と、気になっている人は、浮気をされている可能性が高いかもしれません。
見抜き方②:見た目に変化がないか
浮気をしている人にとって、浮気相手との関係はときめきを感じられる瞬間です。
たとえ遊びであっても、
「浮気相手の気を惹きたい」
「もっと浮気相手に求められたい」
「浮気相手に可愛いと言われたい」
といった心理が働いているため、外見を気にするようになるのです。
既婚者男性の場合は、流行りの髪型にしたり、香水をつけはじめたり、おしゃれなスーツを着たり…。
既婚者女性の場合は、髪型・メイク・服装・アクセサリーにこだわったり、いつも部屋着で過ごしていたのに毎日化粧をしたりと、おしゃれになってきたときは、浮気をしている可能性を考えましょう。
見抜き方③:スマートフォンの扱い方が変わっていないか
浮気調査といえば、スマートフォンのチェックですよね。
浮気相手との予定を決めたり、会えないときに連絡を取りあったりと、スマートフォンのなかには浮気の証拠がたくさん残っている可能性があります。
しかし、浮気をしている人は、スマートフォンのロック機能を利用していることがほとんどですので、中身をチェックすることは難しいかもしれません。
ただ、スマートフォンに浮気の証拠が残っているからこそ、肌身離さず持ち歩くようになるのです。
ほかにも、通知画面を見られないために、スマートフォンを裏返してテーブルに置く人もいます。
このように、スマートフォンの扱い方が変わったときは、浮気をしている可能性が高いと判断しましょう。
見抜き方④:態度に変化がないか
欲求不満の解消なのか、寂しさを紛らわすためなのか、なにか理由があって浮気をしているわけですが、浮気をしている間は、心も体も満たされていると思われます。
そのため、パートナーの存在を鬱陶しく感じたり、気持ちに余裕ができたからこそパートナーに申し訳ないと思えたりと、気持ちに変化が現れるのです。
また、人の心理は態度で表現されるため、優しくなったり冷たくなったりと、パートナーに対する態度が激変すれば、浮気をしている可能性が高いと言えます。
「急に旦那が優しくなったので調べてみると浮気をしていました」
「嫁の態度が冷たいので調べてみると男がいました」
と、パートナーの態度の変化をきっかけに、浮気を見抜いている人は多いですよ。
浮気をされたときの対処法
パートナーの浮気が怪しいと感じれば、上記で紹介した浮気を見抜く方法を参考にして、はっきりとさせましょう。
しかし、浮気チェックをすれば、浮気をされていた事実を知ることでもあります。
夫婦の信頼関係は崩れて、この先どうするかで悩んでしまうでしょう。
離婚をするにしても、再構築をするにしても、しっかりと対処しなければいけません。
そこで今度は、パートナーに浮気をされたときの対処法について紹介します。
対処法①:浮気の証拠を集める
パートナーに浮気をされていたことがわかれば、とにかく辛く悲しい思いをすることでしょう。
そして、パートナーとの離婚と再構築のどちらを選ぶべきかで悩むはずです。
しかし、離婚と再構築のどちらを選ぶにしても、決定的な浮気の証拠がなければ、話し合いに進むことができません。
浮気の証拠がなければ、適当に言い逃れをされて、あなたが泣き寝入りするだけになりかねないのです。
時間がかかっても構いませんので、できるだけ多く浮気の証拠を集めて、話し合いの準備をしておきましょう。
- スマートフォンの中身から浮気の証拠を抜きとる
- SNSのチェック
- カーナビやクレジットカードの履歴
- プロの探偵に浮気調査を依頼する
これらは、浮気の証拠を集める一般的な方法です。
ほかにも方法はいくらでもありますので、自分でできるやり方で、パートナーの浮気の証拠を集めてくださいね。
対処法②:今後の関係性について考える
浮気の証拠を集めつつ、パートナーとの今後についても考えなければいけません。
愛する人に裏切られたショックで、冷静に考えることができないと思いますが、焦らずゆっくり自分の気持ちと向き合いながら、後悔しない答えをだしましょう。
また、多くの人は、離婚と再構築の二択で考えると思いますが、自分のなかで納得いく答えが出せるまで、別居という形をとることもできます。
- 浮気を許せるのか?
- パートナーへの愛情は残っているのか?
- パートナーを信じることができるのか?
- 子供にどんな影響があるのか?
- 経済的な問題はないのか?
たくさん考えて、パートナーとの今後の関係について答えをだしましょう。
対処法③:親族・弁護士に相談をする
浮気をしたパートナーと離婚をするにしても、再構築をするにしても、さまざまな問題が待ち受けています。
代表的なものであれば、慰謝料のことです。
既婚者の浮気は、不法行為による損害賠償請求に該当すると法律で認められているため、浮気をしたパートナーや、浮気相手のそれぞれに慰謝料請求ができるのです。
しかし、個人で慰謝料請求の手続きを進めることは難しく、弁護士に相談しなければいけません。
弁護士に相談をすれば、慰謝料以外にも、
- 離婚について
- 親権について
- 財産分与について
- その他の制裁について
と、たくさんのことをアドバイスしてくれます。
1つでもパートナーの浮気の証拠が集まった時点で、すぐに弁護士へ相談しましょう。
対処法④:浮気の証拠をもとに話し合う
ある程度浮気の証拠が集まり、弁護士との話がまとまれば、浮気をしたパートナーと話し合わなければいけません。
すでに、離婚と再構築のどちらが決断しているのであれば、自分の気持ちを伝えなければいけませんが、パートナーの口から浮気をした理由や、反省具合によっては、あなたの気持ちが変わることも考えられます。
一方的な話し合いではなく、できるだけ浮気をしたパートナーの気持ちを知るための話し合いにしていくことをおすすめします。
また、話し合いは、パートナーと二人きりではなく、お互いの両親・弁護士・浮気相手が揃った状態で行いましょう。
スムーズに事実確認ができるうえに、第三者が証人になってくれますので、あなた有利で進めていくことができるはずです。
既婚者の浮気は許すべき?
既婚者の浮気は簡単に許すべきではない
パートナーの浮気が確定すれば、その後の関係をどうするかで悩んでしまうでしょう。
「信用できないから離婚したい」と思うものの、パートナーへの未練や、子供のこと、経済的なことを考えて、再構築をすべきかと考えている人が多いはずです。
しかし、浮気は許される行為ではなく、簡単に許してしまえば、反省してくれずに、今後浮気を繰り返されるリスクを高めてしまいます。
しっかりと反省させるまで、浮気したパートナーを許すべきではないと言えるでしょう。
再構築をするなら浮気を許そう
既婚者の浮気は、簡単に許すべきではありませんが、子供のことや経済的なことを考えて、再構築を選ぶ人がいると思います。
自分を裏切ったパートナーをもう一度信じていくことは、とても苦しい思いをするでしょうが、うまくいけば今まで以上に固い絆で結ばれます。
しかし、夫婦関係の再構築とは、二人の信頼関係をゼロから築き直すという前向きなことですので、パートナーの浮気を許さなければいけません。
「もう二度と浮気したことを責めない」と覚悟ができるまで、本当に再構築するべきかを考えましょう。
離婚をするかどうかの判断基準
パートナーに浮気をされた人の多くは、離婚を決断していると言われています。
しかし、離婚をするかどうかは、自分の気持ちだけではなく、現実的な問題を考えたうえで決断しなければいけません。
そこで今度は、離婚をするかどうかの判断基準について見てみましょう。
判断基準①:パートナーの浮気を許せるかどうか
浮気をしたパートナーのことは、そう簡単に許すことができないでしょう。
自分以外の異性と体の関係をもっていたこと以上に、自分の気持ちを裏切られたことが許せないはずです。
しかし、離婚をすれば、バツイチになるわけであり、今後の自分の人生を大きく変える可能性があります。
また、経済的なことや、子供のことを考えれば、離婚に踏み切ることができないと思います。
ただ、再構築をする場合は、パートナーの浮気を許せるかどうかにかかっているのです。
離婚するかどうか、再構築をするかどうかで迷ったときは、パートナーの浮気を許せるかどうかで判断してみてください。
判断基準②:浮気したパートナーの反省具合
パートナーに浮気をされれば、もう信じることができなくなりますよね。
実際に、浮気の再犯率は50%以上と、高い確率で浮気を繰り返される可能性があると言われています。
しかし、残りの人は、浮気したことを心から反省して、パートナーのため、家族のために、心を入れ替えているのです。
また、パートナーが浮気を反省して再構築がうまくいけば、これまで以上に夫婦の絆は強まり、より幸せな家庭を築くことができるとされています。
パートナーの浮気が発覚したときは「絶対に許さない!離婚してやる」と、思っていたかもしれませんが、どれだけ反省しているかによって、離婚するかどうかを決断しても遅くないでしょう。
離婚をすれば、もう夫婦に戻ることができなくなります。
離婚を決断する側も、後悔のない決断をしていきましょう。
判断基準③:離婚後の生活を考えてみる
浮気したパートナーと離婚をすれば、ストレスから解放されて、気楽に過ごしていけると思っている人がいるのではないでしょうか。
たしかに、浮気問題から解放されることは事実ですが、あなたの生活が大きく変わってしまうことでもあります。
たとえば、専業主婦が浮気した旦那と離婚をすれば、その後の生活のために、就職先を見つけて、働きはじめなければいけません。
しかし、長く社会から離れていれば、社会復帰することに不安を感じたり、そもそも再就職がうまく見つかる保証もありません。
ましてや、子供を引き取るのであれば、経済的にも時間的にも、一人で子供を育てていくことは大変です。
実際に「浮気した旦那と離婚しなければ、こんなに貧乏にならなかったのに...」と、後悔している人がたくさんいます。
離婚後の生活をしっかりと考えて、離婚するかどうかを決断しましょう。
離婚前にすべきこととは
浮気をしたパートナーと離婚するかどうかは、その後の人生を大きな影響を与えます。
上記で紹介した4つの判断基準を参考にして、後悔しない決断をしてくださいね。
また、じっくり考えて離婚を決断したのであれば、離婚する前に準備をしなければいけません。
そこで今度は、離婚前にすべき3つのことを見てみましょう。
すべきこと①:経済的に自立しておく
浮気をしたパートナーと、浮気相手から慰謝料がもらえるものの、離婚後は自分の収入だけで生活をしていかなければいけません。
とくに専業主婦の方は、離婚後の経済的な問題をどうしていくかを考えておかなければ、経済的に苦しい思いをしてしまうでしょう。
また、婚姻中に共働きだった人も、子供がいれば、あなたの収入だけで子供を養っていくことになるため、これまでより経済的に苦しくなる可能性が高いのです。
離婚前に、就職先を見つけたり貯蓄をしたりと、経済的に自立しておきましょう。
すべきこと②:協力者を準備しておく
とくに、子供を引き取る予定の人に重要なことですが、限られた時間のなかで、仕事・育児・家事のすべてを一人でやっていくことは、かなり大変なことです。
だからこそ、離婚後に協力してくれる人を作っておく必要があります。
離婚後にサポートしてくれる人がいれば、子供の送り迎えを気にしながら仕事をする必要がなくなるため、自分の負担を軽減できて、安定した生活を送れるようになるのです。
両親・兄妹・友達といった、離婚後のあなたをサポートしてくれる人を作ってから、離婚に踏み切りましょう。
すべきこと③:未練を断ち切る
「浮気したパートナーのことを信用できない」
「ほかの人と体の関係をもったパートナーと暮らしたくない」
と考えて、離婚を決断する人がいると思います。
しかし、いくら浮気をされて傷ついても、簡単に愛情をなくすことはできませんよね。
そもそも、パートナーに心惹かれるものがあったからこそ、結婚をしたわけですから、すぐに嫌いになれなくて当然です。
しかし、未練を残したまま離婚をすれば、後悔する可能性が高く、その後の人生を前向きに歩むことができなくなります。
浮気をしたパートナーと離婚すると決めたのであれば、しっかりと未練を断ち切っておきましょう。
浮気をしたパートナーと関係改善する方法
今度は、浮気をしたパートナーと関係を再構築する方法について見てみましょう。
一度壊れた夫婦の信頼関係は、簡単に取り戻すことができません。
それでも、信頼関係がなければ、円満な夫婦に戻ることができないのです。
以下で紹介する3つの方法を参考にして、浮気したパートナーとの再構築を成功させましょう。
方法①:浮気問題をもち出さない
浮気したパートナーと再構築をするのであれば、二度と浮気したことを口にしない覚悟が必要です。
夫婦であれば、たびたび問題が発生するため、意見がぶつかって喧嘩に発展することも考えられます。
しかし、喧嘩のたびに過去の浮気話を持ちだせば、仲直りするどころか、余計に二人の関係が悪化してしまうでしょう。
そもそも、再構築を決断したのは自分自身です。
幸せな夫婦に戻りたければ、二度と浮気問題をぶり返さないように心がけましょう。
方法②:自分から歩み寄る
浮気をしたパートナーは、浮気したことを許され、再構築してもらえたことを心の底から喜んでいるはずです。
しかし、浮気をした後悔から、あなたに気を使って、積極的に距離を縮めることができなくなっていると思われます。
二人の距離が縮まらなければ、せっかくの再構築がうまくいかず、どんどん気持ちがすれ違って、結果的に別れてしまうことがあるのです。
浮気問題から再構築するのであれば、浮気をされたあなたから歩み寄って、少しずつ信頼関係を築いていきましょう。
方法③:前向きな気持ちで夫婦関係を築く
そもそも再構築とは、前向きな気持ちで新しく夫婦関係を築いていくことです。
浮気されたことは水に流して、
- どうすれば夫婦関係がよくなるのか?
- どうすれば幸せな夫婦になれるのか?
と、前向きな気持ちをもたなければいけません。
浮気をされた悲しみは、簡単に消すことができないと思いますが、しっかりと夫婦で前を向いて、円満な関係を築いていきましょう。
さいごに
男女別で浮気をする原因や、浮気をしたパートナーと離婚するかどうかの判断基準を中心に紹介しました。
男性と女性で、浮気をする原因や心理に違いがあることに驚いたかもしれませんが、夫婦関係に問題があるからこそ、浮気トラブルが起きてしまいます。
離婚・再構築のどちらを選ぶにしても、後悔しないようにしっかりと対処していきましょう。