彼への気持ちが冷めたのは倦怠期だから?その違いは?
恋愛において、交際当初の愛情を常に一定に保ったまま付き合い続けるのは不可能で、どんなカップルも必ず愛情の浮き沈みは生じます。
倦怠期と冷めることの違いを知らないと、愛情が薄れた際に判断を誤り安易に別れを選択してしまう恐れがあります。
この記事では、気持ちの違いや倦怠期の乗り越え方について体験談を交えて紹介します。
どうしよう…彼への気持ちが冷めてしまった!
すぐに別れの道を選ばないで!
何らかの理由があり彼への愛情が冷めたときに、愛情が冷めたらもう終わりだと決めつけて恋愛の苦しみから逃げ出したくなるでしょうが、仕事と同じように恋愛にもスランプはつきものです。
今後の関係を不安視したり現状に満足できないことを愛情が冷めたとひとくくりに考えるのではなく、倦怠期に突入したと考え直しましょう。
そのためには、愛情が冷めた状態と倦怠期の違いを知っておく必要があるでしょう。
冷めたのは倦怠期だから?その違いは?
愛情が冷めるのと倦怠期とでは大きな違いがあるので、まずは違いを知って彼への対応を考えましょう。
【冷めた状態】相手に無関心になる
愛情が冷めたら、彼の言動に対して喜怒哀楽すべての感情が薄れるので精神状態が安定します。
本来なら相手に不満があると怒りや悲しみの感情が溢れるものですが、何をしても不満が解消できず蓄積し続けると最終的に愛想を尽かして何も求めなくなるため、彼に対する感情と関心がなくなります。
つまり、愛情が冷めた状態になると彼が他人という認識に変わることが倦怠期との大きな違いなのです。
【倦怠期】感情的になる
倦怠期は、彼の一言やちょっとしたしぐさといった些細な言動に感情的になるのが特徴です。
彼との結婚を考えていなければ彼が何をしようと自分の将来には関係ないので無関心になりますが、あなたにとっと彼の存在が大きく今後も一緒にいたいと願っているからこそ、言動のひとつひとつに苛立ちや不安を感じます。
倦怠期は愛情が冷めた状態と違い、恋愛感情を取り戻そうとする思いと闘っているから苦しいのです。
冷めた気持ちを取り戻すには?
方法① 彼と距離を置く
倦怠期は気持ちが冷めたのとは違い、一時的に恋愛感情が湧かなくなる状態なので、彼への気持ちを取り戻すには一旦距離を置くのが効果的です。
「距離を置くと余計に冷めてしまうのでは?」と不安になるでしょうが、倦怠期はお互いに相手の存在が当たり前になり大切さがわからなくなっているので、意識的に相手を思う時間を作るのが必要なのです。
方法② 彼への不満を書き出す
倦怠期は価値観の違いや彼の言動などに敏感になるため感情をぶつけたくなるでしょうが、会う度に不平不満を口にすると険悪なムードになり、最悪の場合は破局する恐れがあります。
そのため、彼に不満をぶつけるのではなくノートに書きだしてみましょう。
アウトプットはストレス発散効果がありますし、自分の感情を見返せば気持ちに整理がついて感情的になったことを反省できるでしょう。
倦怠期を乗り越えたカップルの体験談
倦怠期の体験談① 思いっきりぶつかり合った
23歳・交際歴1年10ヶ月
付き合って半年が経ったあたりから、突然彼の癖や価値観の違いが気に障るようになり、デートの度に些細なことで喧嘩をしていました。
苛立ちがピークになったときに、勇気を出して気に障ることをぶつけてみたら私の言葉を受け入れてくれて彼も私の短所を指摘してきたので、結果として倦怠期はお互いを見つめ直すいいきっかけになりました。
倦怠期の体験談② 時間が解決してくれた
30歳・交際歴2年3ヶ月
彼との関係に歪みが出始めたのは交際から1年が経った頃で、一緒にいても会話が続かず恋愛が辛くなり別れを覚悟していました。
私の誕生日に彼がケーキとプレゼントを用意してくれたことがきっかけで、心配が安堵に変わり心が楽になり、同時に彼も改めて私と向き合う気持ちを戻したようです。
がむしゃらに動くのではなく、ときの流れに任せるのもアリかと思います。
すぐに別れを考えるのはダメ!
倦怠期と愛情が冷めた違いがわからずに別れを考えると、今まで築き上げた彼との時間がむだになってしまいます。
別れを考える前に、どうすれば今の状態から抜け出せるのか・本当に彼を失っていいのか考える時間を作り、一時的な感情に流されないよう冷静に対応しましょう。