彼氏への気持ちが冷めた…別れたいと思ったときの判断基準
「彼氏に会うのが面倒くさいし、連絡さえも鬱陶しくなってきた」「なんか冷めた。このまま付き合い続けてもお互いによくないしもう別れていいかな」
どんなに好きでも嘘かのように冷めることがあります。気持ちが冷めたり、彼氏に飽きてしまうと、そこから抜け出すのは難しいものです。別れを本気で意識する人もいるでしょう。
この記事では、彼氏に対して冷めたときの後悔しない対処法。そして別れる・別れないの判断基準、気持ちが冷めた原因について紹介します。
もしかすると彼氏への好きな気持ちを取り戻すことができるかもしれません。
彼氏への気持ちが冷めた瞬間
彼氏への気持ちが冷めていることに気付く瞬間から見てみましょう。場合によってはその場の状況でだけ冷めていて、冷めたと錯覚をしていたり、まだ好きであることもあります。
瞬間1:一緒にいて楽しくない
「彼氏とのデートが楽しくない」
「彼氏と一緒にいてもつまらない」
彼氏と一緒にいて「楽しい・嬉しい」というポジティブな気持ちが持てなければ、気持ちが冷めたと思って仕方ありません。ただ、単にマンネリの可能性も考えられます。
例えばいつも同じようなデートばかりであったり、関係に慣れてドキドキすることがなくなったため、それを冷めたんだと錯覚しているケースもあります。
瞬間2:彼氏にイライラしてしまう
彼氏にイライラすることが増えて「気持ちが冷めたのかも…」と、考える女性は多いです。
イライラの感情は、彼氏に対する不満が溜まっている証拠といえるため、気持ちが冷めたと感じたり、別れたいと思って不思議ではありません。
彼氏と喧嘩をした直後や、彼氏と倦怠期に入っている場合、特に彼氏にイライラしやすくなるものです。しかしイライラするから気持ちが冷めたというわけでは必ずしもありません。仲直りしたときに嘘だったかのように好きな感情が戻ることもあります。
瞬間3:ほかの男性が魅力的に見える
会社の同僚やすれ違った男性など、彼氏よりほかの男性が魅力的に思えて「気持ちが冷めたのかも…」と、感じることがあります。
たしかに、本当に彼氏が好きであれば、ほかの男性に目が向くことはないでしょう。ただ、完全に彼氏への気持ちが冷めたわけではなく、単に彼氏への不満が溜まっているため、ほかの男性に目が向いているだけかもしれません。
彼氏への気持ちが冷めた原因
彼氏を好きになったからこそ付き合いはじめたはずですが、気づけば気持ちが冷めてしまうことがあります。彼氏への気持ちが冷める主な原因は以下の通りです。
- 浮気をされたから
- 嘘や隠し事をしていたから
- 価値観や性格が違ったから
- 現実を見ないから
- 会えない日が続いたから
- 他に気になる人がいるから
- 未来がないから
- 我慢したり嫌な気持ちになることが多いから
1つ1つ詳しく解説します。改めて冷めた原因を振り返れば、もしかしたら解決できることかもしれません。
理由1:浮気をされたから
彼氏のことが好きだったからこそ、浮気をされると気持ちが冷めてしまいますよね。彼氏に対して怒りや悲しみの感情を抱き、なおかつ信用できなくなったことが原因と考えられます。
彼氏の浮気が発覚した途端に、これまでの絆が一気に崩れて気持ちが冷めてしまうものです。
理由2:嘘や隠し事をしていたから
女の子と遊んでいたことや、借金を作っていたりと、彼氏が嘘や隠しごとをしていたために、気持ちが冷めてしまう女性もいます。
そもそも付き合うということは、彼氏を信頼しているからできることです。嘘や隠しごとをされて、彼氏への信用がなくなれば、気持ちが冷めても仕方がないのかもしれません。
理由3:価値観や性格が違ったから
実際に付き合ってみないことには、彼氏の本当の性格や価値観はわからないものです。
付き合う前は知らなかった彼の本当の姿を知り、居心地の悪さを感じて気持ちが冷めてしまうのです。
理由4:現実を見ないから
全く計画性もないし現実味もない夢や理想を追い求める傾向があると、頼れなくなり冷めてしまうものです。
家でダラダラしているだけなのに「もう少ししたらお金持ちになって高級車を…」なんて話ばかりをされたら呆れてしまいますよね。愛想を尽かして「気持ちが冷めた…別れたいかも…」と、考えてしまうのです。
理由5:会えない日が続いたから
彼氏に会えない日が続いたことで、気持ちが冷めたと感じる女性がいます。実際に心理学でも物理的に距離が離れていると気持ちが冷めやすくなることが証明されています。
とくに遠距離恋愛中の女性や、忙しい彼氏と付き合っている女性に多く見られます。
会えないからこそ、自分のなかで彼氏の存在が薄くなり、自分の人生に必要ないと感じてしまうようです。
理由6:他に気になる人がいるから
彼氏以外に他に好きな人ができることで、その好きな人と彼氏を比較してしまい少しずつ彼に冷めてしまいます。
比較すればするほど、どんどん新しく好きになった人が魅力的に見えてきてしまうものです。
理由7:未来がないから
結婚願望がなかったり、親に大反対されているなどで付き合った先に未来がないと、ちょっとしたことで冷めやすくなるものです。
2人の未来を考えると、喜びや希望よりも不安や心配が勝ってしまい、このまま付き合っていて意味があるのだろうかと疑問を抱くようになり、愛情も次第に薄れていきます。
理由8: 我慢したり嫌な気持ちになることが多いから
彼氏との関係で我慢したり嫌な気持ちになることが多いと、付き合っていること自体が苦痛になってくるものです。
また嫌なところもどんどん目にするようになり、徐々に彼氏の言動や態度に対して不満や不安を感じるようになるでしょう。嫌な気持ちを抱えたままの関係では、お互いにとってプラスになることが難しく、結果的に冷めてしまうのです。
本当に冷めた?自分の気持ちを確かめる方法
「彼氏への気持ちが冷めたかもしれない...」と感じても、でも別れるかどうかはまた別問題で悩む人は多いと思います。
しかししっかりと考えて判断をしなければ、きっと後悔してしまいます。そんなとき彼氏に対する自分の気持ちを確かめる方法は以下の通りです。
- 彼氏と距離を置いて自分の気持ちと向き合う
- 彼氏と別れた場合を想像してみる
- 友達や家族に相談をする
では1つずつ解説をします。
方法1:彼氏と距離を置いて自分の気持ちと向き合う
彼氏への気持ちが冷めたと感じていたり、彼氏と別れるかどうかで悩んでいる以上は、彼氏と距離を置いて1人でじっくり考えなければいけません。
そばに彼氏がいる状況では、2人の思い出や彼氏への情に流されて、自分の本当の気持ちが見えなくなてしまうのです。彼氏に会うことも、連絡を取り合うこともできるだけ控えて、1人で自分の気持ちと向き合ってみてください。
方法2:彼氏と別れた場合を想像してみる
彼氏と別れたあとを想像してみてください。別れた直後のことと、さらにそのあとの長期的なあなたを想像しましょう。
彼氏と別れたことを想像して、寂しいと思えなかったり、別れたほうが幸せな未来が見えるのであれば、すでに気持ちが冷めており、別れても後悔する可能性は低いでしょう。
ただ彼氏がほかの女性と付き合っていることを寂しいと感じたり、別れたあとに苦しむあなたが見えるのなら、まだ彼氏への気持ちが残っていると思われます。
彼氏との別れをリアルに想像することで、より自分の気持ちをはっきりさせることができるはずです。長期的に考えて自分が幸せになれる方を選びましょう。
方法3:友達や家族に相談をする
恋愛に対して自分のことを客観的に考えることは難しいです。ついつい主観的になってしまうものです。
そのため別れるか否か冷静に考えることが難しい場合は、友達や家族に相談をするのもいいでしょう。思わぬアドバイスをもらえて、すんなりと腑に落ちることができるかもしれません。
別れる・別れないの判断基準
今度は、本当に彼氏と別れるべきなのかについて、後悔しないための判断基準を見てみましょう。
以下の判断基準を参考にすれば、きっと後悔しない決断ができるはずです。
判断基準1:彼氏の価値観を受け入れられるか
彼氏との価値観の違いが原因で、別れるかどうかを悩んでいる人がいると思います。たしかに価値観の違いがあるほど、彼氏に対してストレスを感じてしまうでしょう。
しかし彼氏以外でも、価値観が100%合う人なんていないものです。大事なのは合わない価値観をお互いに支え合って補っていけるかです。これから先彼氏の価値観が受け入れられるかどうかについて、自分の気持ちを確かめてみましょう。
判断基準2:彼氏との結婚を考えられるか
彼氏と付き合っていれば、いずれ結婚を考えてもおかしくないでしょう。結婚をするためには、彼氏との相性や価値観、職業や収入といった点を見て、結婚相手に相応しいかを判断しなければいけません。
愛が1番大切ですが、愛だけでやっていくのが難しいのが現実なのです。あなたは今の彼氏との結婚を考えることができますか?
結婚できるのか、それとも結婚したくないのかで、別れる・別れないを判断してみてください。
判断基準3:彼氏があなたと向き合ってくれるか
彼氏と別れたいと思ったのは、何かしらの理由があったからだと思います。その別れたいと思った原因が解決できれば、これまで以上に仲良く付き合っていくことができるはずです。
そのためにはしっかりと2人で話し合って、お互いに変わる努力と支え合う意識をしていくことが大切です。
彼氏があなたと向き合って、よりよく付き合っていこうと努力をしてくれるかどうかで、別れる・別れないを判断してみてください。
判断基準4:何が問題なのか整理をする
頭の中でだけ考えていては混乱し、自分自身でも分からなくなるものです。
冷めたと思った原因を一度紙に書くなどして整理をしましょう。整理をすることでその原因が解決できるか否か、別れる以外にも方法があるのか否か判断をしやすくなります。
冷めたことを彼氏に伝えるコツ
しっかり自分の気持ちと向き合って「やっぱり彼氏の気持ちが冷めている」と、確信した人がいると思います。ただ気持ちが冷めたことや、別れたいと彼氏に伝えるのは、なかなか勇気がいることですよね。
しかし気持ちが冷めたことを伝えなければ、問題が解決されないまま彼氏との関係が続くだけであり、お互いに前に進むことができなくなるのです。
「別れたい」と、伝えるのは、とても心苦しいと思いますが、お互いが幸せになるためにも、はっきりと彼氏に自分の気持ちを伝えましょう。
彼氏に伝えるコツは以下の通りです。
- お互いに忙しくなく時間に余裕があるタイミングで伝える
- 彼氏を非難する言葉はできるだけ使わない
- 自分にも非があることを伝える
伝えるときの最も重要なポイントは、喧嘩をするのではなく話し合いをすることです。だからこそタイミングと言葉選びには注意をしましょう。
彼氏を傷つけない上手な別れ方
彼氏への気持ちが冷めた以上は、別れたいと伝えなければいけません。ただ、正しい別れ方をしなければ、大変な思いをすることがあります。
未練を残すことなくスムーズに彼氏と別れるために、彼氏を傷つけないための上手な別れ方を見てみましょう。
上手な別れ方1:きちんと話し合う
彼氏をできるだけ傷つけずに別れたければ、きちんと話し合って、お互いに納得いく別れ方をしましょう。
彼氏との別れを決めた以上は「別れる以外なんてあり得ない」と強い決心をしているかもしれませんが、LINEで別れ話を進めたり、自然消滅を狙った別れ方をすれば、彼氏は傷つきます。それだけでなく、話し合うを一回挟むことで、あなたが気づかなかった別れる以外の解決策も見つかるかもしれません。
上手な別れ方2:別れたい理由を明確に伝える
彼氏に別れを告げるときは、別れたい理由を明確に伝えましょう。
「別れたいから別れて」の一言だけでは、彼氏が納得してくれるはずはなく、かえって別れを受け入れてくれなくなる恐れがあります。
心苦しいかもしれませんが、すでに好きではないことはもちろん、
彼氏の〇〇な部分が受け入れられなかったことなど、はっきりと別れたい理由を伝えましょう。
上手な別れ方3:感謝の気持ちを伝える
彼氏とのこれまでは思い返すと、辛く嫌な思い出ばかりではなく、好きになったこと、優しくしてくれたこと、嬉しいと感じたことなど、素敵な思い出もあるはずです。それらすべてに対して、彼氏に感謝の気持ちを伝えましょう。
別れを告げられて落ち込んでいる彼氏は、あなたからの最後の感謝の言葉を聞いて「少しは幸せにすることができたんだな」と、前向きな気持ちになってくれるはずです。
別れ話は、とても悲しいできごとですが、前向きな気持ちにさせた別れ方を心がけましょう。
愛する気持ちを取り戻すには?冷めたときの対処法
今度は、彼氏と別れるのではなく、彼氏への愛情を取り戻す方法について見てみましょう。以下の対処法を参考にすれば、彼氏との関係を改善することができるかもしれません。
対処法1:一旦距離を置いて気分転換をする
彼氏への気持ちが冷めて「別れたいかも...」と、考えはじめたときは、一旦距離を置いて気分転換をしましょう。
今の心理状態で彼氏と一緒にいても、嫌な部分にしか目がいかず、余計に好きな気持ちが冷めてしまいます。
しばらく彼氏と会わずに連絡も控えて、彼氏のいない生活を送れば、自分の本当の気持ちや、彼氏の大切さに気づくことができるでしょう。彼氏と離れるからこそ、気づけることがたくさんあるはずです。
対処法2:2人で楽しめる趣味を持つ
彼氏への気持ちが冷めたと感じているだけで、実は倦怠期の場合があります。倦怠期は、どのカップルにも訪れる冷めた期間であり、お互いの存在に慣れたことによって、気持ちがマンネリ化しているのです。
マンネリ化した気持ちは、新鮮な気分を味わうことで対処できす。彼氏と2人で共通の趣味を見つけるなど、一緒に楽しめる新たな時間を作りましょう。一緒になにかを楽しむことによって「やっぱり彼氏といたい」と、思えるはずです。
対処法3:付き合い方を変えてみる
たとえば、連絡がめんどくさいと思っていたのなら、毎日四六時中連絡を取り合うのではなく連絡頻度を少し減らすなど、彼氏との付き合い方を変えることによって、愛情を取り戻せる場合があります。
ストレスの原因から解放されることで、彼氏に対するマイナスの印象をなくすことができるでしょう。
また、ストレスがなくなるだけでなく彼氏の新しい一面に気づけたり、反対に自分の彼氏に対する気持ちを知ることができたりと、新しい発見があるかもしれません。
付き合い方を変えるだけで新鮮な気持ちを取り戻せますので、愛情を取り戻すことができるかもしれません。
もう一度好きになるためにできること
気持ちが冷めたものの、彼氏との別れまでは考えていない人がいるはずです。
ただ、気持ちが冷めた彼氏と付き合っていくためには、好きな気持ちを取り戻さなくてはいけません。
そこで今度は、彼氏をもう一度好きになるためにできる行動について紹介します。
行動1:彼氏の長所に目を向ける
一度、彼氏への気持ちが冷めてしまえば、彼氏の嫌な部分にしか目がいかなくなってしまうでしょう。あれも嫌・これも嫌と、どんどん嫌な部分を知れば、気持ちを取り戻すどころか、完全に彼氏のことが嫌いになってしまいます。
もう一度好きな気持ちを取り戻したければ、意識をしてでも彼氏の長所に目を向けていきましょう。彼氏の魅力的な部分を多く知れば、好きな気持ちを取り戻すことができるかもしれません。
行動2:自分から彼氏に歩み寄る
たとえば、彼氏からの連絡を無視したり、素っ気ない返事をしてしまったりと、彼氏への気持ちが冷めたことで、意図的に距離を置いていなでしょうか?
彼氏と距離を置けば、気持ちがどんどん離れていってしまうだけであり、自分から彼氏に歩み寄らなければ、好きな気持ちを取り戻すことはできません。
・自分から彼氏に連絡をする
・自分から彼氏をデートに誘う
・自分から彼氏にスキンシップをする
など自分から彼氏に歩み寄れば、少しずつ彼氏のことを好きになっていけるかもしれません。
行動3:日頃から愛情や感謝の気持ちを伝える
日頃から彼氏に愛情や感謝の気持ちを伝えて、好きな気持ちを取り戻しましょう。
気持ちが冷めつつあるときは、彼氏のしてくれたことに感謝するどころか「鬱陶しい」と、思ってしまうかもしれません。
ただ、きちんと「ありがとう」「好きだよ」と言葉にすれば、彼氏の存在を大切に思えるようになるのです。言葉にすることで言霊の効果が発揮されて、本当にその通りになるものです。いつの間にかに、彼氏への好きな気持ちが戻っているはずです。
冷めてすぐに別れると後悔する場合が多い
彼氏への気持ちが冷めた原因や、冷めたときの対処法についてお伝えしました。
冷めてすぐに別れるのは、その場の勢いであったり、感情的になって起こした判断であることが多く、あとで後悔をすることが少なくありません。冷静に自分の気持ちと向き合いながら、後悔しない判断をしましょう。