夫婦喧嘩をしたときの冷却期間はどのくらい?仲直り方法
夫婦喧嘩が尾を引いてしまい、仲直りのタイミングやきっかけを逃してしまった経験をもつ人は多いのではないでしょうか。
長期化すればするほどお互いストレスになってしまいますし、子供がいる家庭だとなおさら早急に解決したいものですよね。
ここでは夫婦喧嘩から仲直りするまでの冷却期間と、解決方法についてご紹介します。
夫婦喧嘩になる主な原因とは?
言葉づかいや態度
自分に対して無関心だったり馬鹿にするような態度や言い方をされたら、誰だってイライラしてしまうと思います。さらには外見に対して無神経な言葉で指摘されたりするとどうしても頭にきてしまい、夫婦喧嘩に発展してしまうこともありますよね。
生活習慣のちがい
食べたら食べっぱなし、脱いだものは放り投げたままで家事に協力的な姿勢を見せないのは、夫婦喧嘩の原因になります。お互いに日々疲れが溜まっていることは充分わかっていますが、散らかされたりだらしなかったりというのは腹が立ちますよね。
子供の教育方針について
子供の教育方針や育児に対する考え方のちがいだったり、一方が子供に無関心な場合も夫婦喧嘩の大きな要因となっているようです。夫婦といっても別々の環境で子供時代を送ってきたのですから、意見が食い違う場面があるのは当然でしょう。
夫婦喧嘩をしたときの冷却期間
短ければ2〜3日、長ければ半年も
あるアンケートによると、夫婦喧嘩をしたときの冷却期間は短ければ数日、長ければ半年から1年程度を必要としている人がいることがわかりました。
一つ屋根の下で冷却期間をおき、お互いに顔を合わせないようにしたり口をきかないなどの生活をすることは、非常にストレスになりますよね。また子供がいる場合は、子供への影響も懸念されます。
夫婦喧嘩の理由は人それぞれなので、一概に早期解決が良いとはいえませんが、いたずらに冷却期間を長引かせることにメリットはないでしょう。
冷却期間はお互いのために必要な時間
夫婦喧嘩が長引くと溝を埋められないまま時間を共に過ごすことになります。冷戦状態になってしまった場合は、会話をしない相手と同じ空間にいることになるので、精神的に非常につらいでしょう。
夫婦喧嘩の解決は早ければ早いほどお互いのストレスも少なく済みますが、長く反発しあったり激しい夫婦喧嘩では、仲直りまでにある程度の時間が必要になることが多々あります。
些細な夫婦喧嘩だと時間が解決してくれることもあるかもしれませんが、そうではない場合、冷却期間はお互いが冷静になって考えるために必要な時間となってきます。
ただあまりにも長い冷却期間は、仲直りのきっかけをつかめなくなり、夫婦喧嘩の解決を困難なものにしてしまう可能性もあります。無意味に冷却期間を長引かせたり、ずるずると冷却期間を引き伸ばしてしまうようなことは避けるべきでしょう。
喧嘩が多い夫婦の特徴
譲歩することができない
夫婦喧嘩は一方が相手との考え方のちがいを認めることができない場合に起こります
。喧嘩の内容が些細なものであっても「自分が絶対に正しい」「相手がまちがっている」と思っているため、譲ることができずに意見が衝突してしまいます。
一方に家事の分担がかかりすぎている
現代では共働きの夫婦も非常に多いです。仕事で疲れているのはどちらも一緒にもかかわらず家事や育児の負担が妻ばかりにいくと、妻の不満は溜まる一方でしょう。体力面での疲労はもちろん、家事や育児に積極的に参加しようとする姿勢や感謝の気持ちの感じられない態度に我慢ができず、喧嘩が増えていきます。
遠慮がなくなってきている
夫婦としての付き合いが長くなるにつれ、お互いに遠慮がなくなってくるものです。結婚したばかりのころは言えなかった不満や我慢も、遠慮しなくなったことで感情にまかせてぶつけてしまうこともあるでしょう。傷ついてしまうような言葉をストレートに伝えてしまうのは、喧嘩が多い夫婦の特徴といえるでしょう。
冷却期間を経て仲直りするコツ
自分から歩みよることが大切
夫婦喧嘩をしている最中はお互いに感情的になってしまっているので、冷静な話し合いをすることは困難です。側からみると大したことのない夫婦喧嘩でも、冷静に考えられないことが原因となり、解決への道のりが遠のいてしまいます。
そういったときは冷却期間をもうけ、お互いが冷静に話し合うことができるまでそっと待つことが大切になります。まずは冷却期間の中で自分の感情を整理してみてください。そこで気がついたことがあったら、気持ちを感情的にぶつけるのではなく、相手に冷静に伝えることを心がけると良いでしょう。
そして冷却期間のなかで喧嘩の原因が些細なものだなと感じたときには、自分から謝ることも大切です。仲直りしようとこちらから歩み寄ることで相手も謝りやすくなり、解決へ一歩近づくことができるでしょう。
冷却期間を置くことで仲直りがしやすくなる!
冷却期間は冷静になれるチャンス
夫婦の間に喧嘩はつきものです。夫婦喧嘩を解決していくことでお互いをより理解しあい、さらに絆を深めることができるきっかけにもなるかもしれません。
ですがうまく仲直りできないと、夫婦喧嘩が長引いたり、離婚の原因にもなりかねません。
冷却期間を置くことは、お互いに一度冷静になるチャンスです。しっかり話し合うことで着地点を見つけて、ぜひ仲直りに結びつけてください。