山形県にある最強パワースポット…鳥海月山両所宮の魅力&情報
山形県にある鳥海月山両所宮(ちょうかいがっさんりょうしょのみや)は、とても強力なパワースポットとして数多くの方が参拝に訪れています。
山形県で最強のパワースポットである月山神社と、霊峰鳥海山の両方の神様が祀られている鳥海月山両所宮にはどのような御利益があるのでしょうか。
今回は鳥海月山両所宮のご利益や魅力のほか、アクセス方法といった情報を紹介させていただきます。
山形県にあるパワースポット…鳥海月山両所宮とは
鳥海月山両所宮(ちょうかいがっさんりょうしょのみや)は、山形県山形市にある神社です。山形県と秋田県にまたがる鳥海山(ちょうかいさん)と、出羽三山の一つの月山(がっさん)の両方の神様が祀られていることで有名です。
鳥海山は霊山として古くから信仰されてきた山で、神様は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)です。月山は日本でもトップクラスに有名な山岳信仰の場で、月読命(つくよみのみこと)が神様です。
鳥海月山両所宮は源頼義(みなもとのよりよし)が安倍貞任(あべのさだとう)討伐をするとき、鳥海山・月山の両方の神に戦勝祈願をし、その恩返しとして西暦1063年に創建されたと伝えられています。
戦国時代には伊達政宗の叔父にあたる山形の領主の最上義光(もがみよしあき)が、社領(しゃりょう)を寄進し、その後江戸時代をとおして山形を治めた領主たちに崇められてきた由緒ある神社の鳥海月山両所宮は、さまざまなご利益があるパワースポットです。
山形県にあるパワースポット…鳥海月山両所宮の魅力
山形県にある強力なパワースポットの鳥海月山両所宮の魅力は、それぞれがパワースポットとして有名な鳥海山と月山の神が祀られていていて、双方のご利益を同時に受けることができることです。
山形県随一といわれる大きな神社の鳥海月山両所宮は、山形市の指定有形文化財になっていて、その姿を楽しむこともできます。奥羽本線・仙山線・左沢線がとおっている北山形駅からアクセスしやすいため、観光と一緒に回れるのも魅力ですね。
実は一人当たりのラーメン消費量が日本一で、日本そばの消費量も国内トップクラスの山形県には、おいしいラーメン屋やそば屋がたくさんあります。鳥海月山両所宮の近くや、北山形駅から1駅隣の山形駅周辺にも有名店やおいしいと評判の店が数多くあります。
ラーメン・そばを楽しみながら、パワースポットめぐりができるのも魅力の一つです。また、鳥海月山両所宮では毎年旧暦の6月末日から7月1日に「ごくだめし」と呼ばれる珍しい神事が行われます。
旧暦の7月1日に穀物や野菜を地中に埋め、翌年の旧暦6月末日に取り出して、豊作か凶作かを占うもので、古くから山形県だけではなく、宮城県・秋田県の人々もこの占いの結果を心待ちにしていたそうです。
山形県にあるパワースポット…鳥海月山両所宮のご利益
山形県のパワースポットの鳥海月山両所宮には、先ほども紹介したとおり、鳥海山の倉稲魂命と月山の月読命が祀られているパワースポットです。両方のご利益がもらえる鳥海月山両所宮には、厄除け、勝運、武芸上達、開運、家内安全といったさまざまなご利益があります。
境内にある金井の泉は、平安時代末期の商人の金売吉次(かねうりきちじ)の金洗いの井戸と伝えられています。金売吉次とは、「平治物語」では「奥州の金商人吉次」、「平家物語」では「三条の橘次(きちじ)と云(いい)し金商人」として登場する、伝説的な商人です。
奥州(昔の東北地方)で産出する金を京で扱う商売をしていたとされる人物で、金売吉次の金洗いの井戸とされる金井の泉は、商売運や金運アップのご利益があるかもしれませんね。
さいごに
山形県を代表する霊山の鳥海山と月山の神を祀っているパワースポットの鳥海月山両所宮の魅力と情報を紹介しました。さまざまなご利益がある強力なパワースポットで、古くから山形の人々にあがめられてきました。
山形市内にあるので、観光と一緒に巡るのもおすすめなパワースポットです。