島根県にある最強パワースポット…美保神社の魅力&情報
出雲大社がある島根県には数多くのパワースポットとなっている神社があります。今回は島根県のパワースポットである美保神社(みほじんじゃ)を紹介します。
えびす神社の総本山の美保神社にはどのような御利益があるのでしょうか。出雲大社と一緒に参拝すると、ご利益が倍増するといわれる美保神社を、ぜひこの機会にチェックしましょう。
島根県にあるパワースポット…美保神社とは
島根県松江市にある美保神社(みほじんじゃ)は、およそ3,000社ある事代主神(ことしろぬし)系えびす神社の総本社として有名です。
(蛭子神系のえびす神社の総本社は西宮神社です)
美保神社には古い歴史がある
創建された年代は不明ですが、8世紀に編纂(へんさん)された「出雲国風土記(いずものくにふどき)」に掲載されている、とても古い神社です。主祭神の事代主神は大国主神(おおくにぬし)の息子で、七福神のえびす様だとされています。
美保神社にはもう一柱主祭神として三穂津姫命(みほつひめのみこと)が祀られています。三穂津姫命は大国主神の妻で、事代主神にとって義理の母に当たる神です。とても歴史が古い美保神社には重厚な雰囲気が漂っていて、本殿は国に重要文化財として指定されています。
島根県にあるパワースポット…美保神社の魅力
重要文化財の楽器が多数奉納されている
美保神社がある美保関(みほのせき)は、古くから海上交通の関所として北前船(きたまえぶね)をはじめ多くの舟が立ち寄る場所でした。日本では江戸時代から明治時代のころまで、日本海航路が物流の中心で大変にぎわっていました。
そんな船乗りたちに強く信仰された美保神社には、海上安全や祈願のためさまざまな地域の楽器が奉納され、そのうち846点が重要文化財に指定されています。これは、主祭神のえびす様が音楽をとても好んでいたからだと伝えられています。
音楽好きには特におすすめしたいパワースポット
奉納された楽器は奉納鳴物(ほうのうなりもの)と呼ばれ、毎月7日に奉納鳴物など2~3点や、同じく奉納されている文化財が美保神社収蔵庫一階で航海されます。毎月公開される奉納鳴物は違いますが、どれも貴重なものばかりです。
奉納鳴物のなかには、日本に渡ってきた最古のオルゴールや最古のアコーディオン、戦国武将の細川幽斎(ほそかわゆうさい)が愛用していた一節切(ひとよぎり)といった貴重な者ばかりです。音楽好きな方にとても魅力的なパワースポットです。
えびす様の総本社の美保神社は強力なパワースポットで、えびす様の力をもらえるお守りや像を購入することができます。特に人気があるのが昇運鯛守(しょううんたいまもり)です。
昇運鯛守は美保神社のご祭神である、えびす様の象徴の鯛が三穂津姫命の象徴の稲をくわえているデザインになっています。とてもかわいいデザインが魅力ですが、諸願成就の強いご利益があるとされています。
このほかえびす様と大黒様の像や、縁結び・合格祈願・厄除けといったさまざまなお守りが販売されています。また、美保神社の周辺には美保関灯台をはじめ、人気観光地があり楽しめるという点も魅力です。
島根県にあるパワースポット…美保神社のご利益
美保神社のご利益はたくさん
えびす様が祀られているパワースポットの美保神社は、古くから商売繁盛のご利益があるとされ人気があります。また、先ほど紹介した北前舟の船乗りたちに強く信仰されてきた美保神社は海上安全の強いご利益があります。
音楽が大好きなえびす様のパワースポットでもあるため、音楽関係のほか、学業といったさまざまなご利益があります。三穂津姫命は農業の神様で、五穀豊穣(ごこくほうじょう)のほか、縁結びや安産といった御利益があります。
島根県で最も有名なパワースポットの出雲大社は縁結びの強力なパワースポットと知られています。出雲大社と美保神社の両方を参拝すれば、より強力な縁結びのパワーを授かるといわれています。
美保神社に行くには?アクセス・時間
- 期間限定の「えびすライナー」で米子鬼太郎空港から40分(運行日は美保神社公式サイトで確認してください)
- 米子自動車道「米子IC」から車でおよそ55分
さいごに
島根県にあるパワースポットの美保神社は、商売繁盛、縁結びをはじめさまざまな御利益があります。音楽の神としても有名なパワースポットです。