どんと祭が大人気!宮城にあるパワースポット…大崎八幡宮の魅力
宮城県にある大崎八幡宮は、宮城県の冬を代表する祭りのどんと祭で有名な神社です。
仙台藩主の伊達政宗が寄進した拝殿が国宝に指定されているほか、みどころがたくさんある大崎八幡宮はパワースポットとしても有名です。
今回は大崎八幡宮のご利益や魅力を紹介します。
宮城にあるパワースポット…大崎八幡宮とは
伊達政宗ゆかりの神社
宮城県仙台市にあるパワースポットの大崎八幡宮(おおさきはちまんぐう)は、地元では「八幡さま」と呼ばれ崇められている神社です。
創建された年代は不明ですが、最初の征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)の坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が八幡宮の総本社である宇佐神宮(うさじんぐう)を現在の岩手県水沢市に勧請(かんじょう・神社の分霊を他の地で祀ること)し、「鎮守府八幡宮(ちんじゅふはちまんぐう)」と称したのがはじまりとされています。
大崎八幡宮と呼ばれる理由は、室町時代に大崎氏(おおさきし)が本拠地の現在の宮城県大崎市に遷したためです。西暦1604年でに仙台藩初代藩主の伊達政宗(だてまさむね)の手によって、現在の仙台市青葉区八幡へ遷されました。
どんと祭で有名
宮城県では1月に各地の神社でどんと祭(どんとさい)が行われます。その中でも最も有名なのが大崎八幡宮のどんと祭で、正式名称は「松焚祭(まつたぎまつり)」です。
どんと祭は他の地域では左義長(さぎちょう)やドント焼きと呼ばれていて、神社の境内などで正月飾りを焼き、御神火にあたることで一年の無病息災・家内安全を祈願する祭りのことです。
大崎八幡宮には毎年10万人前後の人が訪れるほどの人気があります。大崎八幡宮のどんと祭では裸参りを実施していて、仙台市の冬の風物詩となっています。
地元プロチームが必勝祈願をする神社
大崎八幡宮は強力なパワースポットで、宮城県に本拠地を置くプロ野球団の東北楽天ゴールデンイーグルスと、J1リーグで戦うサッカーチームのベガルタ仙台が毎年1月に必勝祈願を行うことでも有名です。
宮城県で古くから信仰されてきている大崎八幡宮では、このほかにも多くの人が参拝を行う人気のパワースポットとなっています。
宮城にあるパワースポット…大崎八幡宮の魅力
宮城県の大崎八幡宮は、強力なパワースポットとしてのほか、美しい社殿が魅力です。伊達政宗が造営した社殿は安土桃山時代の唯一の遺構(いこう)として国宝に指定されています。
当時最高レベルの技術者たちが作り上げた大崎八幡宮の社殿は安土桃山時代の特色である豪華で華麗なことが特徴で、いまなお色あせることなく美しい姿を見せてくれます。
また、大崎八幡宮は仙台の市街地からもアクセスしやすい点が魅力です。仙台市の観光スポットを周遊(しゅうゆう)する観光バスのるーぷる仙台を利用すれば、大崎八幡宮のほかに伊達政宗由来の仙台城址や瑞鳳殿(ずいほうでん)といった観光地を巡ることができます。
宮城にあるパワースポット…大崎八幡宮のご利益
勝負運などさまざまなご利益
宮城県のパワースポットの大崎八幡宮のご祭神は、応神天皇(おうじんてんのう)、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)、神功皇后(じんぐうこうごう)です。応神天皇は勝負運の神様として知られていて、とても強い勝負運のご利益があるとされています。
神功皇后は安産や夫婦円満のご利益があるとされていて、仲哀天皇は厄除けや開運のご利益があるとされています。また、大崎八幡宮には神聖な気が集まっていて、浄化のご利益もあるパワースポットとしても人気があります。
合格祈願でも人気
勝負運のご利益がある大崎八幡宮は、受験の合格祈願でも人気があります。五角形の合格鉛筆守は学力増進の祈願もされていて、特に人気があります。
このほか先ほど紹介した東北楽天ゴールデンイーグルスやベガルタ仙台、そしてバスケットチームの仙台89ERS(せんだいえいてぃないなーず)のお守りもかわいいデザインで人気があります。
さいごに
宮城県の冬の風物詩のどんと祭で有名な大崎八幡宮を紹介しました。伊達政宗にゆかりがある強力なパワースポットの大崎八幡宮は、観光スポットとしてもおすすめです。