息子に彼女がずっといない。親として全力でできること
身だしなみにはそれなりに気を遣っているしルックスも悪くない。友だちとのコミュニケーションも積極的に取れるウチの息子。
それなのに彼女がずっといないのはなぜなのでしょうか?
息子に彼女がずっといない場合に親として自分ができることについてじっくりお話したいと思います。
息子に彼女ができない理由
彼女がいなくても十分幸せ
今の生活に満足しているというのが一番の理由でしょう。彼女がいない場合でも自分からすればいわゆるリア充かもしれません。
稼いだお金やプライベートの時間を自分のためだけに使える生活は確かに気楽ですよね。
息子が20代後半くらいであれば、仕事にも慣れてやりがいや面白さを感じる時期でもあります。
そうした生活では自身が物足りなさを感じていない場合がほとんどです。周りの友人に煽られたところで、彼女をつくる気持ちにはならないでしょう。
出典:gahag.net
実家暮らしが理由になるケースも
実家暮らしも彼女ができない大きな理由のひとつとして考えられます。彼女がいない男性には実家暮らしが比較的多いのだとか。
実家住みの場合は母親があれこれと世話を焼いてしまいがちです。
何不自由なく生活しているうちは「彼女をつくって一人前の男になろう!」という気持ちが薄くなるのも無理はありません。
親としてできること
面倒をみすぎない
親としてできること一つ目は自分の息子の面倒を見すぎないことです。
こまごまと世話を焼いてあげるのは学生のうちまでです。男女ともに20代までは実家住みという人は少なくありません。
しかし、あまりにも実家べったりではマザコンを疑われてしまう場合もあります。もし彼女ができたとしても離れていってしまう可能性が高いです。
社会人として世の中で活躍するようになったら、食事の支度は家族の分をまとめて母親がするとしても月々一定額のお金を入れてもらうなど、けじめをつけさせましょう。
家事全般をこなせるようしつける
子どもを独立させるまでに、炊事・洗濯・掃除は何でもひと通りできるように仕込んでおきましょう。
今は男女ほぼ同等の立場で働ける時代です。将来じぶんの息子が結婚したら共働き世帯になることが予想されます。
また、女性には出産や子育てがあることを考えると家事を分担できる男性は高ポイントなのです。
いまは彼女がいない場合でも、家事全般をしっかり身に着けておけば困ることはありません。
かえって親としてNGなこと
中高生の頃は、息子に彼女がいない場合でも「むしろ学業がおろそかにならないからラッキー!」と思っていたという親も多いでしょう。
しかし、結婚適齢期を迎えたのに彼女がいないとなると心配へと変わります。それが親心と言うものでしょう。
とは言え、アドバイスを求められているわけでもないのに彼女がいない理由についてあれこれ口を出しするのは避けましょう。お見合い話を持ってくる・婚活パーティーへの参加をすすめることもNGです。息子にとっては余計なお世話でしかありません。
いずれ時期が来れば...と、黙って見守るのが親として唯一のできることです。
出典:gahag.net
占い師に相談をするのもおすすめ
「息子の周りの友だちはどんどん結婚していくのに息子はまったく気にしていない」「ここ数年彼女がいない」と嘆く親は意外と多いようです。
男性は女性のように「◯歳までには結婚しなきゃ!」的な気負いがないぶん、のんびりしてしまうのでしょう。
まだ彼女がないのかと聞けば機嫌が悪くなってしまうし、内容が内容だけに自分の友だちに相談するのもはばかられる...。そんなときは占いに頼ってみるのも良いでしょう。
息子さん自身が考えるべき問題ですから、占いの結果を元にあれこれと口出しをするのはあまりおすすめできませんが、自身の心を落ち着けて拠り所とするのにはピッタリです。
さいごに
最近は男女ともに晩婚の傾向が高くなっています。生涯独身を貫く人も少なくありませんが、親としてはやはり「孫の顔が見たい!」と思うでしょう。
彼女がいない場合でも、結婚して家庭を持ってもそれが息子さんの人生です。どのような生き方を選んだとしても親は見守り続けるしかありません。
しかし、最近では独居老人が問題になっています。ひとりで生きていくのであれば、若いうちから蓄えを残すことを繰り返し伝えておく必要があるでしょう。