モラハラ夫に自覚させたい!自分のモラハラに気づかせる方法
モラハラ夫の厄介な点は、モラハラをしている自覚がないところです。そのためモラハラ夫を見ていると「モラハラを自覚させることができたらいいのに」と考えてしまいますよね。
ですがモラハラを自覚させるには、いったいどうしたらいいのでしょうか。
今回は「モラハラ夫に自覚させる方法」「自分のモラハラに気づかせるコツ」などについてご紹介します。
モラハラ夫の特徴
謝らない
あなたは幼い頃、親や学校の授業で「悪いことをしたら謝ろう」と教わりませんでしたか?
「悪いことをしたら謝る」のは、日常生活を快適に過ごすのに重要な項目であり、義務教育がある日本では多くの人が教わった内容でしょう。モラハラ夫も例外ではないはずです。
ですがモラハラ夫の特徴として「悪いことをしても謝らない」点が挙げられます。モラハラ夫はたいていの場合善悪の区別はついており、「約束を破ったら悪いことだ」「コップを割ったら悪いことだ」と判断すること自体はできると言われています。
ですがモラハラ夫にとってモラハラ夫は絶対の正義であり、自分がした悪いことは周囲の人がさせたものだと物事を正しく認識できないのです。
簡単に嘘をつく
巧妙な嘘は人の心を大きく動かします。創作物に見られる「優しい嘘」は人の心をいい方向に揺さぶりますが、ネットでデマが広まった結果何も悪くない人の個人情報が晒されてしまったこともありました。
そのように嘘はいい方向にも、悪い方向にも人々を誘導させることができる恐ろしい手段なため、簡単につくものではないのです。
しかし一部のモラハラ夫は、簡単に嘘をつきます。人の心を動かすことができる嘘は、モラハラ夫にとって「自分の思い通りにならない妻をこらしめるときに使える便利なツール」なのでしょう。
モラハラ夫が「妻が家事をしない」などと周りに嘘をつき妻を孤立させるのは、常套手段です。夫にモラハラの疑いがでてきたら、嘘をついていないかよくチェックしてみてください。
自分のモラハラに気づいている?
モラハラ思考は、幼い頃からの環境が形作るものだと言われているので、モラハラ夫はこれまで「モラハラをするから周囲に避けられる」「親しい人にモラハラを指摘される」などのモラハラを自覚する機会が1度は訪れたはずでしょう。
それをきっかけに自覚したうえでモラハラをするパターンもありますが、モラハラを自覚していないために、治らないパターンのほうが多いと考えられています。
モラハラ夫に自覚させる方法
思考の歪みが自覚を遠ざける
モラハラ夫に自覚させるには、モラハラ夫の精神を成長させることが必要です。
モラハラ夫は大人になるまでの間、モラハラを自覚するチャンスはあっただろうと考えられるのですが、現在モラハラをする人の多くが自覚に至っていません。
その原因は、モラハラ夫の中にある「自分は善でありモラハラは悪である」思考の歪みでしょう。国語辞典では善悪は対義語であるため、善であるモラハラ夫と悪であるモラハラを結びつけることは難しいのです。
ですが「自分が善である」前提をなくさせることができたらどうでしょうか。
自覚をするには精神の成長が必須
モラハラ夫が自覚できていないのは「自分が善である」思考の歪みが大きな要因になっているのですから、それさえどうにかできれば自分とモラハラをつなげることが容易になるはずです。
ですが自分の信じるものを曲げることは、精神的成長を遂げないかぎり難しいと考えられます。よってモラハラ夫の自覚を促すさいは、まずモラハラ夫の精神的成長が必要だと考えるのが妥当でしょう。
自分のモラハラに気づかせるコツ
モラハラの自覚に必要な「精神の成長」は、長い間社会の荒波にもまれることで自然と手に入る場合があります。
歳をとってモラハラが治ったケースには、おそらくこのタイプです。ただ、今すぐに自覚を促したいときには向きません。
もしあなたが今すぐ夫にモラハラを自覚してほしいのなら、距離をおいてみてください。人はショックな出来事があると大人になれると言います。あなたが心から嫌がっているのだと相手にわからせましょう。
なかなか気づいてもらえないときは?
なかなかモラハラに気づいてもらえないときは、離婚するのがベターです。
自覚のないモラハラはあなたの心を傷つけ、気づかないうちに心身へ大きなダメージを与える可能性があります。あなたの人生はあなたのものなのですから、自分にとってよりよい選択をとってください。