浮気と共依存の関係性って?依存しすぎる夫婦のリスク
夫婦ともにおたがいに依存しあっている共依存の関係は、夫婦関係が不安定になる原因となります。
共依存の関係によって、浮気のリスクが高くなるとされています。
今回は、浮気と共依存の関係性のほかに、共依存の夫婦が依存しすぎないための方法を紹介するので参考にしてみてください。
当てはまっていないか不安...そもそも共依存の定義って?
「共依存の夫婦は浮気のリスクが高い」とされていますが、そもそも共依存とはどのような状態を指すのでしょうか。
共依存の状態を知ることで共依存であることを自覚することができ、対策をとることができます。
共依存の定義
夫婦関係はおたがいに依存することが当たり前なので、ほとんどの夫婦が共依存の関係にあるといえます。
しかし、問題がある共依存の夫婦は「あなたには私しかいない」という心理になっています。
共依存の状態になっている方は、相手の世話をすることが自分の存在価値だと考えるようになります。
その結果、パートナーが背負うべき責任まで自分が背負ってしまいます。
そうすると、パートナーが無責任に行動してしまうようになる危険性が高くなります。
共依存の特徴&共依存になりやすい夫婦の共通点
【共依存の夫婦の特徴1】相手に干渉をする
共依存の夫婦は、相手の行動に干渉しようとします。
相手の行動に干渉することで、手助けしたいという心理からの行動です。
【共依存の夫婦の特徴2】相手を束縛する
共依存の夫婦は「パートナーには私しかいない」と思っているため、相手を束縛しようとします。
本人は相手を束縛するつもりがなくても、相手のためと思っての行動が結果的に相手を束縛することになります。
【共依存の夫婦の特徴3】自分より相手を優先する
共依存の夫婦は、自分のことよりも相手のことを優先して行動します。
その結果、自分がすべきことをしないでトラブルが発生するケースがあります。
【共依存の夫婦の特徴4】独占欲が強い
共依存の夫婦は、「パートナーには自分しかいない」と思っています。
それは、パートナーを自分が独占したいと思っている心理がはたらいているためです。
【共依存の夫婦の特徴5】相手の要求をなんでも受け入れる
共依存の夫婦は、相手の要求を何でも受け入れようとします。
それが大きなトラブルが発生する要求だとしても、気にせずに受け入れてしまいます。
共依存の夫婦は浮気をしやすいって本当?不倫との関係性
【共依存と浮気の関係性1】自己評価が低いため
共依存の人は、自己評価が低い傾向があります。
自己評価が低い人は、浮気をすることで「ほかの人に認められている」という実感をえることができます。
【共依存と浮気の関係性2】パートナーにどれだけ愛されているか試す
共依存の方は、パートナーにどれだけ愛されているか確認したいと思っています。
そのため、浮気をしてパートナーの反応を確認しがちです。
共依存の方はあくまでもパートナーがもっとも大切な存在のため、浮気相手に本気になることはあまりありません。
【共依存と浮気の関係性3】パートナーが人間としてダメになる
共依存の方は、パートナーの責任まで背負い込もうとします。
そのような関係が続くと、パートナーは責任感のないダメな人間になってしまいます。
「浮気をしてもパートナーに捨てられるわけがない」という心理になってしまうと、浮気を繰り返す可能性があります。
共依存は浮気に繋がりやすい。依存しすぎる夫婦のリスク
共依存をしている夫婦は、自分のことを自分で決めることができなくなります。
また、常にパートナーのことを考えているため「パートナーがなにを考えているんだろう」と不安になり、精神的にまいってしまうリスクがあります。
このほか、共依存の夫婦の子供がおなじように他人に依存するようになりがちです。
子供の将来的なリスクを考えて、共依存の関係を解消することをおすすめします。
なんとかしたい...共依存の夫婦が依存しすぎないための方法
【共依存しない方法1】共依存の状態を自覚する
共依存の状態を脱却するためには、おたがいに共依存の状態にあることを自覚する必要があります。
おたがいが共依存の自覚がないときは、問題が解決しません。
【共依存しない方法2】自己評価を高くする
共依存になる人は、「私なんかすぐに捨てられる」と自己評価が低い人が多いです。
「共依存の状態にならなくても捨てられない」と自己評価を高くすることで、解決する可能性があります。
【共依存しない方法3】自立できるように意識する
共依存をしないようにするために、おたがいが自立することを意識しましょう。
できるだけ相手の世話をせずに、自分のことは自分で解決することが大切です。
【共依存しない方法4】カウンセラーに相談する
共依存から抜け出そうと思っても、なかなかうまくいかないことが多いです。
そんなときは、カウンセラーに相談してみましょう。
専門家の的確なアドバイスで解決するケースが多いです。