共依存夫婦は離婚するしかないの？依存関係を克服する方法

「夫はダメなひとだから私がどうにかしてあげないと…」と考え気づけば夫に依存していませんか。そんなあなたたちはもしかしたら共依存夫婦かもしれません。

共依存夫婦はお互いに依存しあっている夫婦のことを指します。共依存夫婦であることを理由に離婚されるケースもあるようです。

離婚せずに共依存夫婦を治すにはどうしたらいいのでしょうか。

共依存夫婦の特徴として、「夫には私がいないと生きていけない」「夫がいないと私は生きていけない」という考え方をしている点が挙げられます。

夫に依存している理由はさまざまです。夫がダメ男だから放っておけない場合もあれば、自分に自信がないために夫に頼っている場合もあります。

またどんなに喧嘩をしても「自分が全て悪いと思う」という考えかたをしているのも、共依存夫婦の特徴です。上記のような考えかたをしているならば、注意したほうがいいでしょう。

共依存夫婦になりやすいひとの特徴として、「頼られるのが好き」「好きになったら一途」というものが挙げられます。

頼られたい感情は誰だって持っているものですが、その感情が行き過ぎていると共依存へと陥ってしまいます。一途なこともとてもいいことです。しかし一途さが行き過ぎると相手の全てを許してしまうようになり、共依存夫婦になってしまうケースもあります。

また幼いころ愛情を多く受け取っていなかったと感じるかたも要注意です。

共依存夫婦は子どもに悪影響を与える可能性が高いです。夫と同じように、子どもにも依存してしまうと「子どものために、全部やってあげよう」という思考に陥ります。

その結果子どもはあなたがいないと何もできなくなり、ダメ人間になってしまうのです。

逆に共依存夫婦2人の世界に入ってしまい、子どもを放置してしまうケースもあります。どちらのケースも子どもにとって悪い環境だと言えるでしょう。

もしあなたの夫が、自分たちは共依存夫婦だと気づいたときどのような対策をとるでしょうか。良ければカウンセラー行き、悪ければ離婚が考えられます。

あなたは夫と離婚したくないはずです。なのでもしあなたたちが共依存夫婦ならば、共依存夫婦から脱する手段を探しましょう。

今回は離婚をせずに共依存夫婦から脱する手段を、いくつか挙げさせていただきます。離婚したくないかたは、ぜひ参考にしてみてください。

物理的に自立するのは、共依存を克服するのに大切な行為です。専業主婦ならば、職を見つけて自立するのはいかがでしょうか。

職はあなたに自信をつけさせるのにも有効でしょう。なので離婚をしたくない方はぜひ試してみてください。

あなたは夫の全てを肯定していますか。きっとあなたにとって「ここはちょっとな…」と思うところが、夫にだってきっとあるはずです。

そこを認識することで、共依存を克服することができます。心苦しいかもしれませんが、離婚を避けるためだと夫の嫌いな部分を考えてみましょう。

共依存夫婦はいつも相手と一緒にいることが多いです。なので共依存の克服の1歩として、1人の時間を作ってみましょう。

1人の時間は多くの人間にとって必要な時間です。あなたという人間をあなた自身でしっかり見つめ直すためにも、1人の時間はきちんと作りましょう。

そうすれば共依存を克服できるはずです。

共依存夫婦だからと言って、必ずしも離婚をする結末しかないわけではありません。共依存を克服すれば、子どもだって健全な心を持って育っていけます。

なのでこの記事を参考にして、ぜひ共依存を克服してみてください。共依存に気づけたあなたならば、きっとできるはずです。