共依存夫婦は浮気率が高い?共依存から抜け出す方法
お互いに依存しあう共依存夫婦は、浮気率が高いと言われています。
依存しあっているのに浮気に走るなんて不思議なものですが、共依存夫婦は他にもたくさんのデメリットがあります。
今回は、「共依存夫婦に見られる5つの特徴」と「共依存から抜け出す方法」について紹介します。
共依存夫婦は浮気率が高いって本当?不倫と依存の関係性
どんな夫婦も浮気問題が起きる可能性はありますが、とくに共依存夫婦ほど浮気率が高いと言われています。
依存しあっているのに浮気率が高いのは、なんとも不思議な話ですよね。
まずは、浮気と依存の関係性について見てみましょう。
不倫と依存の関係性➀:理想の生活が送れるから
共依存夫婦は、寂しい思いをしたくない・愛されている実感を得たいなど、自分の理想とする環境をキープするためにパートナーに依存をしています。
しかし、たとえば仕事が忙しくて一人で寂しく過ごす日が続いたら、寂しい思いをしてしまいますよね。
それでは自分の理想とする環境が壊れるため、パートナーの代わりを作って、寂しさを感じない環境に身を置こうとしているのです。
パートナーがどう思うかではなく、自分の心を満たすことだけを考えているのでしょう。
不倫と依存の関係性➁:自分を必要としてくれるから
誰かに依存をする人は承認欲求が強く、誰かに必要とされることで自分の存在意義を見出しています。
そのため、たとえパートナーを裏切る行為であっても異性に求められることに喜びを感じてしまうのです。
自分に自信が持てない心の弱い人ほど他人への依存度が高く、なおかつ性欲も強いようです。
セックスをすることでしか、他人の気を惹くことができないと思い込んでいるのでしょう。
お互いに自信をつけて、共依存夫婦から抜け出しましょう。
そもそも共依存夫婦の定義って?共依存に見られる5つの特徴
何をもって共依存夫婦と言うのか気になりますよね。
もしかすると、あなたとパートナーは共依存夫婦なのかもしれません。
ここでは、共依存夫婦の5つの特徴を見てみましょう。
特徴その➀:お互いに束縛をしている
共依存夫婦は、その名の通りにお互いが依存しあっている関係です。
自分の心を満たすために必要な存在ですので、必然的に束縛をしてしまうのです。
あれはダメこれはダメと何かにつけて制限を設けた結果、二人だけの小さな世界でしか生きられなくなっています。
特徴その➁:束縛しあう関係を当たり前と思っている
共依存夫婦は、束縛することを当たり前と思っている特徴があります。
パートナーを自分の所有物かのように考えているため、常識を超えたルール(束縛)を設けています。
束縛をするほど、パートナーへの依存度が高まることに気づかなければいけません。
特徴その③:パートナーに尽くしすぎる
依存をする人は、自分の存在意義を認めるために相手に尽くしすぎる傾向があります。
「尽くすことで自分を見てほしい」という気持ちが強すぎるため、どれだけ無理難題を押しつけられてもやってあげるようです。
特徴その④:連絡の頻度が異常に多い
共依存夫婦は連絡の頻度が高く、仕事中であろうと友達と会っているときであろうと関係なく連絡をします。
パートナーと繋がっていたい気持ちが強いのですが、それ以上に浮気をしていないか確かめるためであったり、パートナーの行動を把握したい衝動によって過度な連絡をしてしまうようです。
特徴その⑤:お互いに感情のコントロールができない
依存や束縛がひどい人は感情のコントロールがうまくできない特徴があるため、共依存夫婦はお互いを必要とする割に、些細なことで大きな喧嘩をしてしまいます。
何で電話に出なかったのか、どうして仕事の帰りが遅いのかと、どうでもいいことで言い争いがはじまり、結果的に物を投げつけたり暴力を振るってしまうようです。
感情のコントロールができない人は、理性の働きが鈍いと言われています。
喧嘩を繰り返していたら、パートナの存在が鬱陶しいと思うため、他の異性と浮気に走ってしまうようです。
共依存夫婦は浮気率が高い?依存度をチェックするポイント
パートナーへの依存度の高さに比例して、浮気率が高まると言われています。
あなた方夫婦がどのくらいの依存度なのか、以下のポイントをチェックしてみましょう。
依存度のチェックポイント➀:異性の関わり方に厳しくないか
あなたは、パートナーが自分以外の異性と関わることを嫌だと思ったり、異性と関わることを禁止禁止していませんか?
異性の同僚との接触に嫉妬したり、取引先の異性担当者と連絡先の交換を禁止するなど、度が過ぎる嫉妬や束縛をしている人は、パートナーへの依存度が高いと思われます。
きっと、すべての異性を恋愛対象として見ているのでしょう。
パートナーにとっての異性はあなただけではありませんし、ましてや仕事関係の異性との関わりを断つことは、仕事が円滑に進まなくなったり、職場からの信頼を失うことに繋がってしまいます。
円満な夫婦関係を考える前に、職場をクビにされて収入がなくなるなど、生活そのものを送ることが難しくなるでしょう。
依存度のチェックポイント➁:周りに流されやすいか
あなたは、何でも周りに流されやすい性格をしていますか?
たとえば、知らない男性から可愛いと言われて鵜呑みにしてしまうなど、周りの声に一喜一憂したり影響を受けやすい性格をしている場合は、パートナーへの依存度が高いと思われます。
周りに流されやすい人は自分に自信がなく、他人に褒められることで自分の存在価値を見いだす自己肯定感の低い人です。
パートナーだけが自分を認められる唯一の存在と思っているため、誰にも奪われないようにと依存を強めてしまうのです。
浮気されたくない!共依存夫婦から抜け出す方法
大好きなパートナーに浮気なんてされたくありませんよね。
浮気をされたくなかったら、共依存夫婦から脱却しなければいけません。
どのようにして共依存夫婦から抜け出せるのか、2つの方法を見てみましょう。
共依存夫婦から抜け出す方法➀:共依存夫婦であることを自覚する
共依存夫婦は、自分たちが共依存をしている自覚がありません。
自分たちの在り方を当たり前に思っていたら、いつまでも共依存夫婦でいつづけることになり、いつか浮気をされて辛い思いをしてしまいます。
まずは、自分たちが共依存夫婦であることを自覚することから始めてください。
自分たちと友達夫婦を見比べると、共依存夫婦であることを自覚できるはずです。
共依存夫婦から抜け出す方法➁:お互いに一人の時間を増やす
依存度が高い人や共依存夫婦は、一人でいることに寂しさを感じたり、パートナーの行動を把握できないことへの不安を失くしたくて、常に行動を共にする傾向があります。
夫婦の時間は大切ですが、常に一緒にいると共依存夫婦を自覚できなくなり、一緒にいることにストレスを感じてしまいます。
たまにはお互いに一人の時間を作って、自分を見つめ直したり気分をリフレッシュさせましょう。
まだまだ知りたい!共依存夫婦の状態から脱却する方法とは
共依存夫婦の状態から抜け出す方法は、まだまだたくさんあります。
自分たちに合ったやり方を見つけて、共依存夫婦から脱却しましょう。
共依存夫婦の状態から脱却する方法➀:お互いに自立した生活を送る
共依存夫婦は、「パートナーを支える自分でいたい」と考えるのではなく、「パートナーは自分の存在意義を確立させるために必要な存在」と考える傾向があります。
しかし、夫婦というのはパートナーを支え合う関係であり、パートナーを支えるためには自分自身が精神的に自立をしていなければいません。
自分で自分の存在を肯定したり、パートナーを信じる気持ちを持つなど、お互いに自立できると共依存夫婦から抜け出せるでしょう。
共依存夫婦の状態から脱却する方法➁:夫婦でカウンセリングを受ける
共依存夫婦は、お互いに感情のコントロールがうまくできない者同士であるため、二人だけで話し合っても解決できないケースがあります。
そんなときは、夫婦でカウンセリングを受けてみましょう。
カウンセラーが第三者として夫婦の間に入ると、冷静に自分たち夫婦を深く見つめ直すことができ、夫婦問題を専門に取り扱っているカウンセラーが的確なアドバイスをしてくれます。
スムーズに夫婦の在り方を変えることができるため、近年カウンセリングを受ける夫婦が急増しているようです。
さいごに
「共依存夫婦に見られる5つの特徴」と「共依存夫婦から抜け出す方法」について紹介しました。
共依存夫婦はお互いに依存をしているため、お互いが浮気をする可能性があります。
夫婦関係がめちゃくちゃになる前に、早く共依存夫婦から脱却しましょう。