離活ってなに?離活したい女性がまず行動すること
結婚生活に不和が生じると離婚を考えてしまうでしょうが、計画を立てずに感情のままに行動すると後悔するはめになります。
そこで今回は、離婚を考えている女性がするべき離活方法や、離活の注意点について詳しくご紹介しますので参考にしてみてください。
離活っていったいなに?意味とは
結婚に向けた準備活動のことを「婚活」というように、離活とはスムーズに離婚がするための準備活動で、離婚後の職場や住居を探したり、離婚に関する法的な知識を身につけることをいいます。
離活をしないで離婚してしまうと離婚後の生活に支障をきたしてしまうので、めんどくさがらず入念に行いましょう。
離活したい女性がまず行動すべきこと
離婚の意志を再確認する
離活を始める前にまずするべきことは、離活したいという気持ちを再確認することです。
夫との喧嘩がきっかけで離活したいと思っても、時間をおいて冷静に考えれば離婚するほどのことでもないと気づき、離活したい気持ちが収まるものです。
一時的な感情に流されて離活すると、途中で気持ちがブレて夫をむやみに傷つけることになるので、離活したい具体的な理由や結婚生活を立て直す方法を改めて考えましょう。
離活中にすること5選
① 財産を把握する
「離活したい」と思うなら、まずは離婚後の生活を確保しましょう。
現金・預金のほかに不動産や家具・車など夫婦で取得した財産を、離婚後にどれだけ確保できるか決めることを財産分与と言いますが、この財産分与がいくらになるか把握するのが生活を確保する上で重要になります。
もらえる財産だけではなく、夫婦で作った借金などマイナス財産も財産分与の対象になるので、離婚後にお金で苦しまないように早めに把握しておきましょう。
② 慰謝料請求の準備をする
離活したいと思った原因が浮気や不倫といった夫の不貞行為だった場合は、精神的苦痛を与えられた代償として慰謝料を請求できます。
不貞行為の証拠によって請求できる慰謝料の額が変わるため、写真・音声・メールのスクリーンショットなど、決定的な証拠をできる限り収集しておきましょう。
③ 住居を見つける
夫と一緒に居ることが苦痛になると、離活したい気持ちより行動が先になってしまうケースがありますが、見切り発車だと離婚後に住居が見つからず生活できないという最悪の事態に陥る可能性があります。
住居がなければホームレスのように街をさまようはめになったり、その日暮らしのホテル生活で散財する恐れがあるので、離活したいと思ったら焦らず住居を見つけましょう。
④ 就職先を見つける
離活したいと決めたときに、住居を探すのと同じくらい大切なのが就職先を見つけることです。
たとえ、ある程度貯金があったとしても、引越し代や生活費であっという間に底をついてしまうので、職を決めて最低限度生活できる収入源は確保しておきましょう。
⑤ 離婚報告の準備をする
「結婚は家と家との結びつき」と言うように、離婚もまた夫婦だけでなくお互いの家族に関わる問題なので、離活したいと思ったら自分本位ではなく周囲のことも考える必要があります。
お互いが納得の元離婚できるように夫と話し合う時間を設けたり、今までお世話になった夫の家族に対してお礼やお詫びの言葉を準備するなど、最後まで誠意を尽くしましょう。
離活中に注意すべきことって?
離活をポジティブに捉える
離婚というとうしろめたさや人生の失敗などのマイナスイメージを持ちやすいですが、ネガティブな姿勢で離活しても離婚後に幸せな人生は送れないので、離活したいと思ったら離婚をポジティブに考えましょう。
「結婚中にできなかったことに挑戦しよう」「新しい人生を楽しもう」など、離婚は幸せになるために必要な人生の再スタートと捉えれば、自然と不安が消えて清々しい気持ちになれます。
実際に離活した主婦の体験談
離活は絶対必要!

39歳
離婚したい気持ちが強すぎて「離活は時間の無駄」「勢いで離婚してもどうにかなる」と思っていましたが、一旦落ち着いて離婚に必要な情報を調べてみたら、財産分与や慰謝料請求の仕方などまったくわからないことだらけでした。
知識を得たことで浮気夫から慰謝料を多く請求できたので、めんどくさがらず離活の時間を作って離婚の知識を深めたほうがいいと思います。