国際結婚を親に反対された…説得して認めてもらう方法

国際結婚は増え続けています。しかし日本人同士の結婚と比べると、国際結婚にはさまざまな困難があります。

文化の違いや言葉の違い、金銭問題、ビザ問題など乗り越える壁はたくさんありますが、他にも大きな壁によくなるのが親の結婚反対です。外国人や国際結婚への理解ができない人は残念ながら多くいます。理解できないために結婚に大反対をする両親も少なくないでしょう。

今回はそんな国際結婚を両親に反対されている方、あるいはこれから説得する人に向けて、国際結婚を認めてもらう方法をご紹介していきます。

この記事の目次

  1. 国際結婚は増えている!
  2. あなただけではない!国際結婚を反対される人は多い
  3. 親が国際結婚を反対!その理由とは?
    1. 親が国際結婚を反対する理由1:国自体にマイナスイメージをもっているから
    2. 親が国際結婚を反対する理由2:純粋に我が子が心配だから
    3. 親が国際結婚を反対する理由3:外国人のことがわからないから
    4. 親が国際結婚を反対する理由4:言葉の壁がありコミュニケーションが取れないから
    5. 親が国際結婚を反対する理由5:海外に住まれると会えなくなるから
    6. 親が国際結婚を反対する理由6:文化の違いに不安があるから
    7. 親が国際結婚を反対する理由7:経済的な心配があるから
    8. 親が国際結婚を反対する理由8:外国人を信用できないから
    9. 親が国際結婚を反対する理由9:宗教の違いがあるから
    10. 親が国際結婚を反対する理由10:婿養子になってもらえないから
  4. 親に国際結婚について話す手順
    1. 手順1:親に彼氏を紹介しつつ結婚の意思を伝える
    2. 手順2:結婚後の生活について詳しく説明をする
    3. 手順3:親の意見をしっかりと聞き一旦は受け入れる
    4. 手順4:改めて報告・話し合う場を設けさせてもらう
  5. 親に反対された…国際結婚を認めてもらう方法
    1. 方法1:語学力をつける
    2. 方法2:海外でも1人で生きていける能力をつける
    3. 方法3:海外の理解を深めさせる
    4. 方法4:外国人彼氏に協力をしてもらい直接会う
    5. 方法5:親の気持ちが変わるまで待つ
  6. 中国嫌いや韓国嫌いの場合
    1. 1:なぜそこまで嫌いなのかまずは話を聞く
    2. 2:外国人ではなく1人の人間として見てもらう
    3. 3:彼氏にたくさん会わせる
    4. 4:中国or韓国の良さを知ってもらう
  7. 自分も実は不安!国際結婚を決意する方法
    1. 決意する方法1:国際結婚のメリット・デメリットを理解しておく
    2. 決意する方法2:相手の国の文化を理解する
    3. 決意する方法3:相手との性格や価値観の相性をみる
    4. 決意する方法4:結婚後の生活について彼氏と納得するまで話し合う
  8. 時間はかかる…本気なら認めてもらえるまで頑張ろう!

国際結婚は増えている!

最近、日本人の国際カップルを目にすることが多くなったと思いませんか?

国際カップルの姿は見ていてかっこよさがありますし、国際カップルの子供はとても可愛く見えますよね。そのため「結婚をするなら国際結婚がいい!」と考えている女性もいることでしょう。

実は、厚生労働省の人口動態統計によると、日本人が海外の人と結婚する割合は増加傾向にあるようです。

現代はグローバル社会であり、外国人や外国の文化に触れる機会が増えてきたこともあって、国際結婚が身近になってきているのかもしれません。

しかし、国際結婚は親から反対されることが多く、愛する人とスムーズに結婚ができなくて、悩んでいる人がたくさんいるのです。

これから国際結婚を考えている人は、数々の問題が立ちはだかることを理解しておきましょう。

厚生労働省 口動態統計 公式ホームページ

あなただけではない!国際結婚を反対される人は多い

20代 女性

外国人の彼氏と結婚したいのですが、親に反対されています。

外国の文化を理解できなくて、いずれ離婚すると断言される始末です。

あまりにも国際結婚を反対されるので、気分が滅入ってきています。

できれば別れを避けたいので、次は彼氏を連れてから親と話し合いたいと思います。

30代 女性

国際結婚の許可がほしくて、外国人の彼氏を連れて報告に行きました。

ただ、彼氏の収入が低いことと、海外への移住を禁止されて、国際結婚をすることができません。

日本での彼氏の収入は少なく、結婚を機に海外へ移住しようと考えていたのですが、すべての計画がダメになってしまいました。

まだまだ時間がかかりそうなので、1つずつ問題を解決していくしかありません。

30代 女性

外国人の彼氏を連れて親に結婚の報告に行ったのですが、大反対されてしまいました。

「結局は離婚をするから絶対に結婚は認めない」「日本人の真面目で誠実な男性と結婚をしろ」の一点張りです。

外国人の男性に偏見を持っている気がして、自分の親ながらショックを受けてしまいました。

はじめて挨拶に行った日から半年以上が経過していますが、まったく聞く耳を持ってくれなくて困っています。

国際結婚が当たり前の時代になりつつありますが、それでも親世代にとっては、理解できないことのようです。実際のエピソードのように、国際結婚を理由に親の反対を受けている人はたくさんいます。

たしかに、いくら当人同士の意思だけで結婚できるとはいえ、親の反対がある以上は、なかなか結婚に踏み切ることができないですよね。このままでは、愛する人と結婚をすることができません。場合によっては別れを招くこともあります。

ただ、親が国際結婚を反対するのは、何かしらの理由があります。「親に国際結婚を反対されてムカつく!」「国際結婚を反対されたら諦めるべきなのかな」とマイナスに考えずに、何度でも親と話し合って、国際結婚を反対する原因を解決していきましょう。

時間がかかると思いますが、親に祝福して結婚をするために、きちんと親と話し合ってくださいね。

親が国際結婚を反対!その理由とは?

親が国際結婚を反対する以上は、結婚に踏み切ることができないですよね。しかし、世間は国際結婚が当たり前になっているのに、どうして反対をするのでしょうか

ここでは、親が国際結婚を反対する理由を見てみましょう。

「どうして娘の結婚を反対するの?」と不満を感じている人は、国際結婚を反対する親の気持ちを理解することができるはずです。

親が国際結婚を反対する理由1:国自体にマイナスイメージをもっているから

国際結婚自体に反対をしているのではなく、特定の国に強い反感を持っているため、あなたの国際結婚に反対をしているのかもしれません。

とくに歴史や政治の背景から韓国や中国が苦手な人は多く、高齢になるほど「韓国人・中国人との結婚は絶対に許さない」と、思う傾向があります。

一部の人が国そのもに難色を示す気持ちはわかりますが、結婚するのは個人です。しっかりと彼氏の魅力や人間性の素晴らしさを伝えることが大切です。

親が国際結婚を反対する理由2:純粋に我が子が心配だから

自分の子供が外国人と結婚すると知れば、どんな親でも驚いてしまうでしょう。「ちゃんと生活をしていけるのか?」「日本と海外のどっちに住むのか?」「コミュニケーションは取れるのか?」と、やはり心配になるものです。

そもそも、親は子供の幸せを願うものであり、よくわからない外国人の男性に嫁がせるのは心配でしかな対でしょう。あなたの彼氏を否定しているのではなく、純粋に我が子が心配で、国際結婚を反対しているのかもしれません。

ましてや、お金や時間の管理ができない娘であれば、余計に心配になるはずです。親に自立した姿を見せて安心させることができれば、国際結婚を認めてもらえるかもしれません。

親が国際結婚を反対する理由3:外国人のことがわからないから

親が娘の彼氏を理解できなければ、結婚を認めることができません。そもそも娘の彼氏と接するなかで、どんな人なのか、どれだけ娘を大切に思っているかを見極めているのです。

しかし、娘の彼氏が外国人であれば、コミュニケーションをとることが難しく、彼氏がどんな人かを判断することができません。

娘を幸せにしてほしいと思う気持ちが強い親ほど、理解できない外国人の彼氏に嫁がせることができないのです。あなたが親と彼氏の架け橋にならなければ、いつまでも国際結婚を認めてもらうことができないでしょう。

親が国際結婚を反対する理由4:言葉の壁がありコミュニケーションが取れないから

【外国人の彼氏がわからない】に共通する部分がありますが、国際結婚には言葉の壁があり、うまくコミュニケーションがとれない場合があります。

たとえば、外国語ができない親と、日本語が苦手な彼氏であれば、お互いにコミュニケーションをとることが難しく、彼氏を理解してもらうことができません

仮に結婚をした場合でも、その後も親と彼氏は家族としての関係が続いていくわけですから、言葉の壁は解決しなければならない問題なのです。

あなたがしっかりと語学力を身につけて、親に彼氏の思いを伝えることができれば、国際結婚を反対する親の考えも変わるのではないでしょうか。

言葉の壁がある以上は、なかなか結婚を認めてもらえないことを理解しておきましょう。

親が国際結婚を反対する理由5:海外に住まれると会えなくなるから

いくつになっても、親は娘のことが心配なものです。できるだけ自分の目の届く範囲にいてもらうことで、何かあったときに助けてあげたいと思っています。

しかし、娘が国際結婚をすると、その後に海外に移住する可能性があり、娘家族に会うことが難しくなるでしょう。また、娘に子供が生まれたら「孫の顔が見たい」と思って当然です。

「娘家族に会えなくなるのは嫌だ」「海外は危険だから娘を行かせたくない」という思いから、結婚に反対している場合もあります。

娘家族に会えない親の気持ちもわかりますので、寂しさを紛らわせる連絡手段を用意しておくと、反対の気持ちが変わるかもしれません。

親が国際結婚を反対する理由6:文化の違いに不安があるから

文化の違いに不安を感じて、娘の国際結婚を認めることができない親もいます。文化の違いはストレスの原因であり、夫婦関係に亀裂を生むのは事実です。ましてや、娘が海外に移住をしていれば、何かあったときに協力をしたくてもできないでしょう。

「大切な娘には幸せになってほしい」と思うからこそ、娘が辛い思いをするリスクがある以上は、国際結婚を許すことができないのです。何度も親と話し合うなかで、親が感じる不安を取り除く必要があります。

もしくは、親に海外の国のよさを知ってもらうことで、彼氏に対する印象が変わるかもしれません。

親が国際結婚を反対する理由7:経済的な心配があるから

娘の結婚で心配なことといえば、やはり経済面ではないでしょうか。

結婚相手が日本人であれば、年齢や職業から収入の目安がある程度わかりますが、日本で働く外国人の収入は、見当もつかないでしょう

ましてや、真面目に働く日本人のイメージと違って、外国人の男性は、あまり働かないと思い込んでいる年配の方は多いです。

また、結婚後に海外へ移住をする場合は、外国の物価や平均年収がわかりませんので「生活していけるのか?」という不安があります。

このように、経済面を心配して、国際結婚を反対するケースも多いようです。

親が国際結婚を反対する理由8:外国人を信用できないから

「外国人は信用できない」という理由で、国際結婚を反対する親もいるようです。外国や外国人への理解が乏しく、言葉の壁も加わって、コミュニケーションがとれないことも、外国人を信用できない理由の1つなのでしょう。

たしかに、外国人との交流がなければ、性格・価値観・人間性がわかりませんので、信用できなくて当然といえます。本気で国際結婚を考えている人は、親と彼氏が交流する機会をつくって、信頼してもらえるように頑張りましょう。

辛く大変な思いをすると思いますが、親と外国人の彼氏との距離が縮まるまで、家族で会う時間を設けてみてください。

親が国際結婚を反対する理由9:宗教の違いがあるから

親が国際結婚を反対する理由の1つに、宗教の違いがあります。

一部の宗教に怖いイメージをもつ日本人は多く「娘が危険な目に遭うかもしれない」「娘が〇〇教に入る必要があるなら結婚は認められない」と、考えてしまうのです。

たしかに、世界中で宗教間の紛争問題が起きており、悲しいニュースが流れているのは事実です。だからといって、彼氏が怖い人物というわけではありません。宗教に対してこだわりがない日本人だからこそ、信仰心が強い外国の人に偏見を持ってしまうのでしょう。

海外や宗教のくくりで彼氏を判断してもらうのではなく、外国人の彼氏を1人の人間として見てもらえれば、きっと両親も彼氏を受け入れてくれるはずです。

親が国際結婚を反対する理由10:婿養子になってもらえないから

一人娘を持つ親は、婿養子になってくれる男性との結婚を望んでいる場合があります。

とくに日本人は「自分の家系を断ちたくない」という思いが強いため、婿養子をもらうことで家系を途絶えさせないようにしているのです。

ただ、家系に強いこだわりがある親は、外国人の婿養子を受け入れることができません。もちろん、法的に外国人を婿養子に迎えることは可能ですが、気持ちの部分で受け入れられないのです。

「結婚はこうあるべき」「家系は続けていくもの」など、こだわりが強い親であれば、国際結婚を認めさせることに大変苦労するでしょう。

根気よく説得を続けない限り、外国人の彼氏と結婚することは難しいかもしれません。

親に国際結婚について話す手順

親が国際結婚を反対する理由を読んで「どうすれば親に国際結婚を認めてもらえるんだろう」「どのような流れで話をすればいいんだろう」と、不安に感じている人がいるでしょう。

ここでは、親に国際結婚について話す手順を紹介します。できるだけ反対されたり、大家族会議に発展しないために、話すときはしっかり計画をたてましょう。

手順1:親に彼氏を紹介しつつ結婚の意思を伝える

当然のことですが、国際結婚の意思を伝えなければ、賛成も反対もありません。まずは、親に外国人の彼氏を紹介しつつ、結婚の意思を伝えましょう

しかし、単純に「彼と結婚したい」と伝えるだけでは、認めてもらうことはできません。大切なことは、彼氏との出会い・人間性・自分の気持ちを詳しく説明することです。

あなたがどれだけ詳しく彼氏のことを説明できるかで、親に与える印象は変わるでしょう。

手順2:結婚後の生活について詳しく説明をする

外国人の彼氏との出会いや人間性を詳しく説明したあとは、結婚後の生活について説明をしましょう。親が一番気にする点は、娘の結婚後の生活です。ましてや、結婚相手が外国人であれば、より詳しく丁寧な説明をする必要があります。

・日本と外国のどちらに住むのか
・どこで働いてどれだけの収入があるのか
・共働きなのか専業主婦なのか
・国籍はどうなるのか

まだ、たくさん説明すべきことはあると思いますが、親に結婚後の生活を理解してもらわなければ、いつまでも国際結婚を認めてもらうことができないでしょう。

親に国際結婚について話をする前に、外国人の彼氏と結婚後の生活について話し合っておく必要があります。

手順3:親の意見をしっかりと聞き一旦は受け入れる

外国人の彼氏のことや、結婚後の生活について詳しく説明をすることは大切ですが、より重要な部分は、親の意見をしっかりと聞くことです。

恐らく「絶対に国際結婚は許さん」と反対される可能性が高く、自分の愛する人を否定されているようで腹が立つかもしれません。また、心を許している実の親だからこそ、自分の意見を押し通したくもなるでしょう。

ただ、親はあなたに意地悪をしたくて結婚に反対しているわけではないのです。まだ理解できない部分や、娘を心配するあまり国際結婚に反対していると思われます。

親が結婚に反対する理由を考えるためにも、一旦は素直に聞き入れて、気持ちが落ち着いたときに再度親の意見と向き合ってみましょう。

国際結婚に反対する親を説得する方法が見つかるはずです。

手順4:改めて報告・話し合う場を設けさせてもらう

ただでさえ結婚の承諾を得るのは難しいのに、国際結婚の場合であれば、何度も話し合いの場を設けなければいけないでしょう

1つ親の不安が解決できれば、また新たな不安がでてくるはずです。親の不安を1つずつ丁寧に対処すれば、親にあなたの結婚したい本気度が伝わり、国際結婚を許してくれるはずです。

ただ、あなた1人が頑張っても意味がありません。結婚は2人でするものであり、彼氏も一緒に本気で頑張らなければ、いつまで経っても親に結婚を許してもらうことができません。

たとえ日本語が苦手な彼氏であっても、彼氏の態度から親は本気度を見極めています。身振り手振りを交えながらでも、親に自分の気持ちを伝えることはできるはずです。

しっかりと2人で親を説得すれば、いつか結婚を認めてくれる日が訪れるでしょう。

親に反対された…国際結婚を認めてもらう方法

親の反対を受けたからといって、彼氏との結婚を諦めることはできないでしょう。しかし、国際結婚の承諾は、そう簡単に得られるものではないのも事実です。

「もう親を説得するのに疲れた...悲しいけれど国際結婚は諦めよう」と、最悪な結末を避けるために、親に国際結婚を認めてもらう方法を紹介します。

方法1:語学力をつける

あなたに語学力がなければ、親が国際結婚を認めることはありません。いくら愛している自信があっても、まともに会話もできない2人が結婚をして幸せになれると思えないからです。

そもそもあなたは、親と彼氏それぞれの思いを伝える役目です。あなたが仲介役にならなければ、話が前に進まないでしょう。

また、結婚後に海外へ移住する予定であれば、語学力のない娘を送り出すことはできないでしょう。

このように、語学力がない以上は、どう頑張っても親に結婚を認めさせることができないのです。

本気で国際結婚を望んでいるのであれば、親に報告をする時点で語学力をつけておかなければいけません

方法2:海外でも1人で生きていける能力をつける

語学力をつけることはもちろんですが、仕事やコミュニケーション能力など、海外でも1人で生きていける能力をつけておきましょう。外国人の友達を作ったり、留学をしたり、1人で海外旅行をしている姿を見せてもいいかもしれません。

親に「娘は外国との繋がりが深い」と思わせることができれば、国際結婚を認めてもらえる場合があります。

ただ、海外との繋がりに目を向けるのではなく、日頃の生活から自立しておくことも大切です。お金の使い方・自炊・掃除・洗濯・仕事・時間の管理など、日本での生活さえ満足にできなければ、海外で生きていけると認めてもらうことができません。

親に認めてもらえる女性を目指して、日頃の生活を見直してみましょう。

方法3:海外の理解を深めさせる


国際結婚を反対する親は、海外に対する理解が乏しいと思われます。テレビで流れている程度の知識しかなく、海外の魅力や外国人の素晴らしさを知らないのです。

一緒に海外旅行をするのが1番の方法ですが、最近ではどこでも外国人と触れ合うことができます。

お酒が好きな親であれば、外国人が集まるバーへ連れていったり、外国人の彼氏や友達を集めてみんなでパーティーをしたりと、海外への理解を深めさせると、国際結婚に対する考えを変えてくれるかもしれません。

方法4:外国人彼氏に協力をしてもらい直接会う

日本人の感覚としては当たり前のことかもしれませんが、結婚の挨拶や承諾を得る場合は、外国人の彼氏の同伴が理想です。むしろ日本では、男性が女性を嫁にもらうための挨拶になるため、外国人の彼氏が主でなければいけません。

つたない日本語しか話せなくても、彼氏が挨拶に訪れるだけで親に本気度が伝わるのです。直接彼氏のよさを知ってもらえる機会ですので、結婚を認めてもらえやすくなるでしょう。

自分1人で親に報告をするのではなく、必ず外国人の彼氏を連れていってくださいね。

方法5:親の気持ちが変わるまで待つ

少し強引なやり方ではありますが、どうしても親が国際結婚を認めてくれない場合は、親の気持ちが変わるまで待つことも大切です。

結婚を反対されながらも、外国人の彼氏との仲睦まじく過ごす娘の姿を見て「2人の愛は本物だな」「本気で結婚したいと思っているんだな」と、理解をしてくれるかもしれません。

いつ親の気持ちが変わるかわかりませんが、言葉ではなく、態度で2人の本気度を示す方法です。

「何をやっても親が結婚を認めてくれない」と悩んでいる方は、しばらく親と距離をとってみてください。

中国嫌いや韓国嫌いの場合

先ほど紹介した【国自体にマイナスイメージをもっている】のなかでもお話をしましたが、実は中国嫌いや韓国嫌いが原因で、国際結婚に反対する人は多いです。

中国嫌いや韓国嫌いは、歴史や政治問題が大きな引き金となっているのですが、日本人女性は、韓国人や中国人の男性と結婚をするケースが上位を占めています

ここでは、中国や韓国の男性との国際結婚を反対されたときの対処法を紹介します。

1:なぜそこまで嫌いなのかまずは話を聞く

まずは、なぜそこまで中国や韓国の方が嫌いなのか聞いてみましょう

歴史や政治問題が大きな原因と思われますが、親が直接中国や韓国の方から嫌な思いをされているわけではありません。それでも中国嫌い・韓国嫌いであれば、ほかに理由があるはずです。

嫌いな理由を聞いたうえで、間違いや偏見と判断できれば、わかりやすく丁寧に訂正をしてあげると、中国や韓国に対する印象を変えることができるでしょう。

ただ、中国や韓国が嫌いなことを否定すれば、かえって親から結婚を反対されてしまいます。親の考えに腹が立っても、冷静でいることを心がけましょう。

2:外国人ではなく1人の人間として見てもらう

国籍が違っても、国同士がうまくいっていなくても、同じ人間であることに違いありません。もちろん、言葉も文化も違いますが、心をもった同じ人間なのです。

たしかに、中国や韓国には、日本を悪く言う人がいますし、日本に対して嫌がらせに近いことをする人もいるでしょう。だからこそ、中国嫌いや韓国嫌いな日本人がいるのだと思います。しかし、日本人にもいえることですよね。

外国人という壁をもたずに、1人の人間として見てもらうように話をすれば、きっと国際結婚を認めてくれるでしょう。

3:彼氏にたくさん会わせる

すでに中国嫌い・韓国嫌いな状態であれば、どれだけ彼氏のよさを力説しても、簡単に考えが変わるとは思いません。

言い方は悪いですが、中国嫌い・韓国嫌いな人のなかには、偏見をもっているケースが多く見られます。偏見をもっている人には、言葉で説明しても理解してもらえないのです。

何度も彼氏に会わせて、会話をしたり、みんなで出かけたりと、時間・空間・感情を共有すれば、彼氏の魅力に気づいてもらえるでしょう。

相当な時間がかかると思いますが、親に結婚を認めてもらうために、諦めずに彼氏と2人で頑張ってくださいね。

4:中国or韓国の良さを知ってもらう

中国や韓国が嫌いな親には、中国や韓国のよさを知ってもらいましょう

中国・韓国に旅行へ行くのもいいですが、本格的な中華料理や韓国料理を食べに行くのもおすすめです。

また、中国といえば歴史ですよね。中国の歴史は古いからこそ面白みがあります。一方で韓国といえばエンタメではないでしょうか?国同士ではたくさんの問題を抱えていても、韓国ドラマや音楽が大好きな日本人はたくさんいます。

親の趣味趣向に合わせて、それぞれの国の魅力的な文化からアプローチをかけると、中国や韓国を好きになってもらえるのではないでしょうか?

国に対する嫌いな気持ちがなくなれば、彼氏に対する印象も変わるはずです。

自分も実は不安!国際結婚を決意する方法

国際結婚を反対する親を説得するにあたって、強い決意がないといけません。ただ、国際結婚を反対する親の意見を聞いていれば、多少なりとも「本当に結婚をしてうまくいくのかな…」と不安に感じるはずです。

あなたが国際結婚の決意をしなければ、親の反対をきっかけに彼氏と別れることになるかもしれません。そこで今度は、国際結婚を決意する方法を見てみましょう。

決意する方法1:国際結婚のメリット・デメリットを理解しておく

国際結婚をするかどうかで迷ったときは、国際結婚のメリットとデメリットを把握しましょう

たとえば、日本と海外のどちらで住むかによって、収入や生活水準が大きく異なりますし、今後子供ができたときは。どちらの国籍を持たせるのか、どちらの国で育てるべきなのかも考えておかなければいけません。

理想や憧れだけでは結婚生活がうまくいかないことを理解して、もっと具体的な結婚後のことを考えましょう。不安に感じることや問題になりそうなことについては、前もって対応策を準備しておくと、国際結婚の不安を取り除くことができるはずです。

自分の不安を取り除くことが、国際結婚を決意する秘訣ですよ。

決意する方法2:相手の国の文化を理解する

国際結婚は、日本人同士の結婚と違って、彼氏本人のことを詳しく知っていればいいというわけではありません。

結婚後に海外へ移住をする可能性もゼロではなく、移住をしてから「日本に戻りたい」と後悔しても手遅れです。

国が違えば文化も違いますので、きちんと彼氏の生まれ育った国のことを理解しておかなければ、国際結婚の決意をすることはできないでしょう。

本やインターネットで調べたり、彼氏に国の話を聞かせてもらったり、帰省をかねて彼氏の生まれ故郷に旅行をしたりと、彼氏の国の文化を調べてみてください。「結婚をしても何とかうまくやっていけそう」と思えるのであれば、幸せな結婚生活が送れるでしょう。

決意する方法3:相手との性格や価値観の相性をみる

国際結婚に限らず、結婚の決意は相手との相性が重要です。国が違えば文化も違いますので、もちろん物事に対する考え方や価値観も大きく違っているでしょう。

日本人同士の場合でも、相手との性格や価値観が違うと「結婚をするべきなのかな…」と、不安を感じるくらいですので、これまで以上に相手との性格や価値観の相性をチェックしてみてください。

2人の相性がバッチリと判断できれば、国際結婚の決意をすることができるはずです。

決意する方法4:結婚後の生活について彼氏と納得するまで話し合う

そもそも国際結婚の決意は、自分1人で決める必要はありません。国際結婚という大きな問題だからこそ、外国人の彼氏と2人でしっかりと話し合うべきなのです。

あなたが不安を抱えているように、外国人の彼氏も経済面・住む場所・ビザ・国の家族のことなど、たくさんの不安を抱えていることでしょう。

また、それぞれ結婚後の生活に関して考えがあると思いますので、お互い意見をすり合わせてみてください。彼氏と納得いくまで話し合えば、結婚後の不安がなくなり、前向きな気持ちで国際結婚を決意することができるはずです。

時間はかかる…本気なら認めてもらえるまで頑張ろう!

親が国際結婚を反対する理由や、親を説得して国際結婚を認めてもらう方法を中心に紹介しました。

親の反対を受けると、愛する人や自分の考えを否定されているようで辛いと思いますが、あくまで我が子を心配するがゆえの反対なのです。

また、反対する親を説得するには、相当な時間がかかります。ただ、どれだけ反対されたとしても、本気で外国人の彼氏と結婚がしたいのであれば、諦めずに認めてもらえるまで頑張りましょう。

あなたと彼氏の本気度が伝われば、きっと国際結婚を認めてくれるはずです。

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