帰化人の彼氏との結婚を反対される...親が認めてくれないときの対策
帰化人の彼氏との結婚を両親に反対されている...というケース。複雑ですし難しい問題です。
せっかく結婚まで考えられるような人と巡り会えたのに、人種を理由に反対されたら悲しいですよね。
ではなぜ結婚を反対されるのか、どのような障害があるのかを迫っていきましょう。
彼氏が帰化人だから親が結婚を猛反対!このまま独身のまま?
そもそも帰化人とは人種や生まれ育った国は日本以外の国だけど、正当な手続きを経て日本国籍を取得している方を指します。
日本国籍を取得しているとはいえ、もとは外国人です。結婚を反対している両親はきっとさぞかし心配していることでしょう。
両親の気持ちを理解しつつも、もしあなたが妙齢だったらこの結婚のチャンスを逃したくないと考えているかもしれません。
では、具体的に帰化人との結婚にどのような障害があるのでしょうか。
両親が帰化人の彼氏との結婚を反対する3つの理由とは
① 家系に外国人の血が入る
日本は地理的にも島国で、歴史的にもあまり外国人を受け入れて来なかった背景があります。最近では増えてきたとはいえ、国際結婚があまりメジャーではありませんでした。自分の娘がまさか...といった驚きの感情が先立ち、結婚に反対しているのかもしれません。
② 歴史的な人種の壁
彼の母国によっては日本がかつて植民地として支配してきた国や、歴史的にあまりいい関係を築けてこなかった国に関してあまりいい感情を抱いていない可能性も考えられます。これは両親だけの問題ではなく、世間的にそういった考えを持つ方は決して少数派ではありません。
③ 文化的な考え方の違い
たとえ帰化しているとしても、彼氏の両親は外国人です。結婚は家と家の問題ですのでそこに親戚付き合い加わってくるとさらに複雑化していきます。
日本人同士でさえ親戚付き合いは難しいのに、外国の文化を考慮する必要が出てきます。場合によっては日本人には理解しがたい風習もあるかもしれません。
分からない!帰化人の彼氏との結婚を反対されたときの正しい判断
彼氏と両親の板挟みをずっと続けていくのはツライですよね。どこかで結論を出さなくてはなりません。
まずは両親がなぜ反対をしているのか、よく話を聞きましょう。
その上で、どうしても彼を結婚したいのであれば彼氏と話し合い、認めてもらえるように協力をしてもらいましょう。
帰化人との結婚を反対された!両親に認めてもらうための対策とは
対策① 日本人と同じ権利・資格を持つ事を理解してもらう
誤解している方もいますが、帰化人にも日本人と同等に選挙権を持ち、就労に関しても方を侵さない限り、どのような仕事にも就く事ができます。
また、日本は世界でも有数の国籍取得が難しい国でもあります。条件については別途確認が必要でしょう。
対策②まずは彼氏の人間性を知ってもらう
日本人だろうと帰化人だろうと共通して言える事ですが、まずは彼氏の人となりを両親にみてもらいましょう。状況によっては時間をかけても良いかもしれません。
彼氏の人間性をみてもらった上で、賛成か反対かをジャッジしてもらいましょう。
対策③彼氏のお家事情を理解する
あなた自身も彼氏の家族がどのような親戚付き合いを望んでいるのか理解しなくてはいけません。相手があなたにどのような振る舞いを求めているのかよく考えましょう。ここをしっかり理解しないと、こんなつもりじゃなかった...といったトラブルに発展しかねません。
反対を押し切って幸せになれた?結婚したエピソード
ここではあえて相反する2つの結婚後のエピソードを紹介します。
20代・女性
元中国人で今は帰化した人に嫁いだ友人知ってるけどその人は旦那さん優しくてお姑さんともうまくいってて幸せそう。 でも結局その人次第かも。
30代・女性
元韓国国籍の在日帰化人と結婚した女性が言ってたけど 向こうは家族のとの縁がすごく強いらしい。
あと姑に口答え絶対しない。両親にも絶対逆らわない。台所立ちっぱなしですぐ集まらないといけない 。
結局いろいろうまくいかなくて離婚しちゃった。
帰化人とはいえ外国人と結婚するには苦労はつきもの。やはりそれ相当の覚悟が必要なようです。
でも、たとえ両親が結婚を反対していたとしてもお互いに時間をかけて理解し合えれば未来は切り開けるかもしれません。