「いつ結婚するの?」会社からのマリッジハラスメントは訴えろ!
結婚したいのになかなかできず、会社で「いつ結婚するの?」と言われるのがストレスになってしまう人がいるでしょう。
あなたが嫌な思いをしているのであれば、それは結婚マリッジハラスメントになるかもしれません。
ここでは、マリッジハラスメントを受けたときの対処法を紹介します。
会社で「いつ結婚するの?」とよく言われる方は、ぜひ参考にしてみてください。
マリッジハラスメントとは?意味と定義を詳しく解説
結婚しない女性に対するハラスメント
会社の人に「いつ結婚するの?」と言われるのは、結婚しない女性に対するハラスメントです。
もし会社の人にいつ結婚をするのか聞かれて嫌な思いをしている場合は、嫌な気持ちを伝えるといいでしょう。
個の侵害型パワハラに当たる
「いつ結婚するの?」というマリッジハラスメントは、個の侵害型パワーハラスメントにあたります。
個の侵害型パワーハラスメントとは、交際相手に対して執拗に問われることを言うそうです。
あなたが会社の人になんども結婚について聞かれる場合は、ハラスメントと捉えてみるといいでしょう。
会社の上司や同期からのマリッジハラスメントは訴えよう
社内窓口に相談する
執拗にマ結婚について問われる場合は、ハラスメントとして上司や社内の相談窓口に相談するといいでしょう。
会社には、労働者が働きやすい環境をつくる義務があるため、マリッジハラスメントのことを相談すれば解決できるように努めてくれるかもしれません。
ハラスメント差止要求書を作成して送付する
ハラスメント差止要求書を会社に提出すれば、マリッジハラスメントがやめるように努めてくれるかもしれません。
ハラスメント差止要求書を作成するときは、以下のことを記載しておきましょう。
- ハラスメントにあっている期間
- ハラスメントの内容
- ハラスメントによって生じた影響
- どのように解決して欲しいか
損害賠償を請求する
悪質なマリッジハラスメントの場合は、損害賠償の対象になります。
「いつ結婚するの?」となんども聞かれて精神的な苦痛を味わい、働けない状態になったときは損害賠償請求を行うことができるため、請求してみるといいでしょう。
「いつ結婚するの?」会社からのハラスメントへの対処法
受け流す
会社の相手は「いつ結婚するの?」と聞くことに対して、悪気がないかもしれません。
そのため、聞かれたときは「相手がいればいいんですけどね」「今はまだ結婚をする気がなくて…」と答えて、受け流すようにしましょう。
嫌なことを伝える
会社の人に結婚について聞かれることに対して嫌な思いをしているのであれば、嫌なことを伝えてみましょう。
そうすれば、「嫌な思いしてるんだ…」と知り、今後は結婚について聞いてくることがなくなるでしょう。
訴える
結婚を聞かれることで嫌な思いをしているのであれば、それは立派なマリッジハラスメントと言えます。
訴えることで損害賠償を請求したり、今後ハラスメントを受けることがなくなるかもしれないため、訴えてみるといいかもしれません。
会社からのマリッジハラスメントを訴えた女性のエピソード
30代 会社員
友人との旅行やちょっとした予定で会社を休むたびに、「もしかしてデート?」「結婚するの?」と聞かれることがストレスでした。
なんど会社の人に「やめてほしい」と伝えてもやめてくれないため、訴えて損害賠償を支払ってもらいました。
その後は、マリッジハラスメントを受けずに仕事を続けられています。
30代 パート
女性にいつ結婚をするのか聞くのは、失礼だと思います。
そのため、なんども結婚のことを聞いてきた会社のことを訴えました。
訴えたからといって法的に罰せられてはいませんが、マリッジハラスメントはされなくなりました。
「結婚まだ?」会社からのハラスメントへの対処法まとめ
結婚したいと思っていても相手がいなかったり、なかなかプロポーズをされないと「結婚はまだ?」「いつするの?」と聞かれることにストレスを感じてしまいますよね。
マリッジハラスメントを受けている方は、「やめてほしい」という気持ちを伝えるといいでしょう。
気持ちを伝えるだけで、マリッジハラスメントをやめてくれるかもしれません。