「まだ結婚しないの?」親から子へのハラスメントをかわす方法
結婚していない子供に対して、親が「マリッジハラスメント」をしてしまうことがあります。
結婚を迫るハラスメントのことをいうのですが、どう対処するべきなのか悩んでいる人がいると思います。
そこで、今回は親から子へのハラスメントをかわす方法について解説していきます。
「まだ結婚しないの?」親から子供へのハラスメントが酷くて辛い...
ここでは、親から子への結婚のハラスメントが与える影響を紹介します。
親から電話が来ると怖くなる
親から結婚に関するハラスメントを受けている人は、親から電話が掛かってくると「結婚のことをまたいろいろ言われるのではないか」と恐怖感を覚えます。
最初は軽くあしらっていた人も、何度も繰り返しハラスメントを受けると怖く感じ始め、電話に出なくなります。
結婚の話を持ち出されそうで実家に帰りたくない
実家に帰ると結婚についてずっと話し込まれる可能性があるため、ハラスメントを受けている人は家に近づきません。
電話なら切ってしまえば逃げられますが、家の中で捕まれば逃げるのは困難です。
それが分かっているからこそ、実家に帰らなくなります。
無自覚だからこそ困る
親から子に対する結婚のハラスメントで一番厄介なのは、ハラスメントを行っている親が無自覚であることです。
親はあくまでも子供のためと思って口出ししているため、それがハラスメントに当たるとは考えてもみないのです。
親から子へのハラスメントはどう対策する?対処方法
実際に親からハラスメントを受けている場合は、どう対処すればいいのでしょうか?
特定の相手がいると言い切る
親は恋人がいないと思っているため、いろいろと言ってくる可能性が高いです。
もし結婚について何か言われたら特定の相手がいると言いきりましょう。
もし相手がいなかったとしても、堂々と物おじせず言ってのけてください。
笑顔で強気に対応する
感情的になっていろいろ言うと、相手も感化されて何倍にも言い返してくる可能性があります。
その場合は、笑顔を保ちつつ強気で「貯金をしっかりしているし、一人で生きていく準備は整っている」「仕事も順調だから問題ない」と伝えましょう。
仕事の充実ぶりをアピール
仕事の充実ぶりをアピールするのがおすすめです。
「上司から評価されている」「同僚からも信頼されている」「大きなプロジェクトに抜擢された」など、仕事の実績を大いに話しましょう。
「まだまだキャリアが詰めそうなのに、そのチャンスを無駄にしたくない」と言えば、親も無下にはできないはずです。
親からのハラスメントがうざいならこの言葉で親を黙らせよう
どんな対処法をとっても、ハラスメントを続ける親がいますよね。
そんな親に効果的なセリフを2つご紹介します。
「2人はどんな風に知り合って結婚したの?」
子供としてはなんとも微妙な気持ちになるかもしれませんが、結婚に関するハラスメントを受けたら親に結婚までの馴れ初めを聞いてみましょう。
自分の結婚の話題から親の結婚の話題へとすり替えることができれば、あとは真剣に聞くもよし、聞き流すもアリです。
「そんな結婚を勧めるほど2人の結婚は大成功なの?」
あまりにもしつこく結婚について言ってくるなら、そんなに結婚を勧めるほど自分たちの結婚は充実しているのか、大成功なのかをストレートに聞いてみましょう。
そこで親がうまく答えられなければ、さらに追及してみてください。
きっと、そそくさとあなたの傍を離れます。
親からのハラスメントに悩んだけど結婚できた女性の体験談
20代・女性
正直、結婚のことばかり言われて気が滅入っていました。
でも、実際に結婚について自分がどう思っているのか考えるきっかけになり、その後知り合った男性と結婚しました。
親からいろいろ言われていなければ、気ままに独身生活を続けていたかもしれません。
30代・女性
主人と付き合っていたころは、事実婚でもいいかなと思っていました。
結婚という形式に捉われたくなかったし、結婚式を挙げるのも親戚付き合いも面倒にしか思えなくて…
でも、親からイヤというほど結婚について言われて、それを相手に愚痴ったら「結婚するのも悪くないよね」と言われて、その答えに驚きつつ結婚することを決めました。
今となっては、背中を押してもらえたのかなと思っています。
親から子への結婚に関するハラスメントをかわす方法まとめ
結婚に関するハラスメントの場合は、親は無自覚で行っていることが多く、子供としても対処に困ることは多いようです。
まずは、動じず自分の考えをしっかりと伝えましょう。
それでも何か言ってくるなら違う話題に変えたり、強く勧めるほど自分たちの結婚は充実しているのか聞いてみてください。
相当な仲良し夫婦でなければ、なかなかうまく答えることはできません。
マリッジハラスメントで精神的に追い込まれることがあるため、あまりにも辛ときは親元を離れたり、一人暮らしの人は実家に帰らないのが一つの方法です。
独身の友達に、思いっきり愚痴を言ってストレスを発散しましょう。