「子供がいるから離婚できない」頑固な夫と別れる方法

子供を理由に、夫が離婚をしてくれなくて悩んでいる人は多いでしょう。

夫が言う通り、子供のことを考えたら離婚は避けるべきなのかもしれません。

しかし、ギクシャクした両親のもとで子供を育てるのは、あまり望ましくないと言えます。

今回は、「子供がいるから離婚できない」と言う夫を説得する方法を紹介します。

夫と離婚したいのに、子供を理由に拒否されている人は多いでしょう。

子供と離れたくないのか、片親になる子供を可哀そうと思ったのか、子供を理由にすれば離婚しなくて済むと思ったのか、何か考えがあって子供を理由に離婚してくれないのでしょう。

子供のことを考えたら両親が揃った環境で育てるのが望ましいですが、だからと言って離婚したい気持ちが変わることはないでしょう。

離婚成立まで時間はかかると思いますが、諦めずに夫と離婚に向けて話し合いましょう。

大して子育てに関わらないのに、どうして「子供がいるから離婚できない」と考えるのでしょうか。

まずは、夫が子供を理由に離婚できないと考える理由から見てみましょう。

仕事ばかりで子育てに参加できなくても、子供の父親であることに違いありません。

夫は夫なりに親心を持っており、子供のために一生懸命働くなど子供を心から愛しているのです。

しかし、離婚をすれば妻に親権が渡る可能性が高く、愛する我が子と離ればなれになるでしょう。

純粋に子供と離れたくなくて、離婚できないと考えるのです。

妻を愛しているのか、経済的な問題なのか、離婚後の生活の不安なのか、いろいろと考えがあって離婚できない夫は、子供を理由にすれば妻が離婚を諦めてくれると考えているのです。

同じ子供の親であれば、夫婦の問題より子供の気持ちを優先すると考えがあるため、妻の親心を逆手にとって離婚を回避しようと考えているのです。

言い方は悪いですが、子供をダシに離婚を回避しているのです。

子供を理由に離婚できないと言う夫は、なかなか手ごわい相手です。

そう簡単に離婚に応じないと思いますが、それでも離婚したい気持ちに変わりはないでしょう。

今度は、夫に離婚を決意させる方法を見てみましょう。

子供のために離婚できないと言う夫は、夫が納得するだけの面会機会を与えましょう。

一般的に、親権を持たない側が子供と面会する平均頻度は、月に1～2回と言われていますが、毎日子供の顔を見ていた時期を考えたら明らかに少ない回数と言えます。

純粋に子供と離れたくないと考える夫であれば、平均的な面会頻度で納得すると思えません。

離婚後は、あまり子供に会ってほしくないでしょうが、夫の子供でもあるのです。

できるだけ夫の希望通りの面会機会を与えると、離婚に応じてくれるでしょう。

子供を理由に離婚できないと言っていますが、本当に子供が理由かどうかは分かりません。

もっと別の原因があって、離婚できないと決めているだけの場合があります。

話し合いを繰り返す中で、妻を愛しているから・経済的な不安があるからなど、離婚を拒否する本当の原因がわかるでしょう。

その原因を探って解決してあげると、離婚後の不安を取り除けるので離婚に応じてくれるかもしれません。

子供がいるから離婚できないと言う夫は、なかなか離婚に納得してくれないでしょう。

いつになったら離婚できるのか、このまま離婚できない状態が続くのかと不安を感じる人は、以下の方法で離婚に応じない夫を説得しましょう。

「片親になったら子供が寂しい思いをする」「片親の子供の将来が心配だ」と言って離婚に応じない夫には、子供を理由に離婚を決意させるのです。

喧嘩ばかりの両親・一切会話のない両親・パートナーを悪く言う親の姿を子供に見せる環境が、果たして子供にとって相応しいのかを伝えてみてください。

夫の言い分は間違っていませんが、子供のことより自分の意見や親目線の言い分であり、そのことに気づかせたらきっと離婚に応じてくれます。

子供を理由にする夫には、子供を理由に説得しましょう。

子供と離れたくないけど、それ以上に夫と離婚できないことが辛いと考える人は、夫に親権を譲って離婚を成立させることができます。

子供を理由にしているので、親権が持てたら満足する可能性があります。

しかし、離婚はできても子供と会えなくなるため、きちんと面会の機会を要求するなど、子供との関係を途絶えさせない対策をしましょう。

それでも離婚に応じない夫は、子供以外に離婚を拒否する理由があると考えられます。

「子供がいるから離婚できない」と言う夫を説得する方法を紹介しました。

子供を理由に離婚してくれない夫に困っているでしょうが、夫と離婚することは可能です。

子供を理由にされると離婚問題が複雑になりやすいので、信頼できる人や専門の弁護士さんに相談して一人で抱え込まないようにしましょう。