結婚を破談にしたい。直前で破談にする場合の注意点
結婚を破談にしたいと考える人は多いのではないでしょうか。
結婚式が近づくにつれて、「本当に結婚していいの?」と不安になったのかもしれません。
しかし、結婚式直前に破談をすると、一体どんなトラブルが起こるのでしょうか。
今回は、結婚式直前で破談にする場合の注意点を紹介します。
結婚式直前だけど結婚を破談にしたい
本当に結婚を破談にしていいのかを慎重に判断しましょう。
結婚式を直前に控えて、「結婚したくない」「結婚を破談したい」と考える人は多いでしょう。
結婚に対する不安が大きくなったのか、結婚できない問題があったのか、結婚することが怖くなったのか、何か理由があって破談したいと思ったのでしょう。
しかし、一度はプロポーズを受け入れて、結婚できる喜びを味わったはずです。
本当に結婚を破談にしていいのかを慎重に考えないと、取り返しのつかない後悔をしてしまいます。
結婚を破談したいと考える理由
結婚式が近づくにつれて、花嫁の喜びはピークに達するはずです。
それなのに、どうして結婚を破談したいと考えるのでしょうか。
まずは、式直前に結婚を破談したいと考える理由から見てみましょう。
理由➀:婚約者に重大な問題があったから
本人は結婚したかったけど、結婚を破談したいと思うほど婚約者に重大な問題があったのです。
多額の借金があったのか、結婚直前なのに浮気をしていたのか、幸せな結婚生活が送れないほどの裏切りや隠し事が発覚したら「結婚を破談したい」と思って当然です。
裏切られたショックと結婚を破談にする悲しみで、大きな傷を受けてしまうでしょう。
理由➁:結婚の不安が拭えないから
プロポーズをされて嬉しいものの、結婚式が近づくにつれて「本当にこの人と結婚していいのか」「結婚して幸せになれるのか」「今のタイミングで結婚をしていいのか」と考えてしまい、結婚の不安が拭えなかったのでしょう。
マリッジブルーと呼ばれる心理状態に陥っており、誰にも相談せずに一人で悩み続けた結果、結婚の破談という決断に至ったのです。
マリッジブルーから解放された瞬間に、「どうして結婚しなかったんだろう」と後悔する可能性が高いケースと言えます。
結婚式直前の破談は可能?
結婚式直前の破談は可能です。
式直前になって「結婚を破談したい」と思う場合があるでしょう。
しかし、すでに費用を払っていたり、周りの人からお祝いを貰っていると、結婚を破断にできるのかと不安になると思います。
すべてが整った状態で破断にするのは気が引けてしまいますが、結婚式直前であろうと結婚できなければ破断は可能なのです。
結婚して後悔するくらいなら、破断にするべきと言えます。
しかし、慰謝料等の賠償請求を覚悟しましょう。
結婚式直前でも破断にすることは可能ですが、破断にした側はそれなりのペナルティを受けることになるのです。
主に金銭面のペナルティが中心ですが、婚約破棄の慰謝料・結婚式にかかった費用やキャンセル料・結婚生活の準備費用で、莫大なお金を支払うことになるでしょう。
また、破断の理由によって、両親を含めて周りの人からのバッシングに遭って、相当な辛い思いをする可能性もあります。
高額な慰謝料をはらうことになって両親から勘当されたり、友人を失った人は山ほどいます。
ペナルティを受けるだけの覚悟を持って、結婚の破断を考えましょう。
式直前で結婚を破談したい場合の注意点
結婚を破断にする場合は、いろいろと注意することがあります。
とくに注意が必要な2つを紹介するので、しっかり確認しましょう。
注意点➀:式場のキャンセルができない・キャンセル料の発生
式直前に破断したいのに式場のキャンセルができなかったり、高額なキャンセル料が発生するでしょう。
その場合の負担は、破断を決めたあなたが背負うことになるため、多額の借金を負ったり、家族から勘当されたりと辛い思いをするでしょう。
どうしようもできませんが、未然に防ぐために「本当に結婚をしていいのか」を慎重に決断しなければなりません。
注意点➁:二度と婚約者とヨリを戻せない
婚約者に問題はなく、あくまでマリッジブルーで破断にした場合は結婚の破断後に後悔することになるでしょう。
「もう一度ヨリを戻したい」「今度はちゃんと結婚したい」と思うかもしれませんが、一度結婚を破断になったカップルは二度と復縁できないと言われています。
本当に破断にして婚約者と別れていのかを、真剣に考えましょう。
結婚を破談した場合に考えられる後悔
結婚を破断にしたら、後悔する場合があります。
結婚に関する後悔は、一生引きずってしまうのです。
今度は、結婚を破断にした後に後悔することを見てみましょう。
考えられる後悔➀:ただのマリッジブルーと気づいた
「本当に結婚していいのか」「結婚して幸せになれるのか」と不安を抱えたために、破断を選択したのでしょう。
しかし、ただのマリッジブルーで破断したと気付いたら、「何でこんなことで破断にしたんだろう」「何で不安を相談しなかったんだろう」と後悔してしまいます。
結婚に対する漠然とした不安を抱える人は、婚約者や両親・友人の誰でもいいので相談しましょう。
考えられる後悔➁:結婚できないことに後悔
結婚を破断にしてから、何年も経つのに結婚できない人がいます。
結婚願望は強くなる一方なのに結婚できない状況に嘆いて、「あのときに結婚しておくべきだった…」と後悔するのです。
一度訪れたチャンスが、二度訪れるとは限りません。
本当に破断して後悔しないかを、じっくり考えて決断しましょう。
後悔しない?結婚を破談する場合に考えること
破談したい原因が何かを解決しましょう。
結婚を破断にする前に、なぜ結婚を破断にしたいのか、何が原因で破断にしたいのか、自分の気持ちと向き合いながら破断したい原因が何かを解決しましょう。
今は、結婚に後ろ向きな気持ちになっていますが、原因が解決できたら明るく前向きな気持ちになれるのです。
原因が解決できない大きな問題であっても、納得した上で破断をするので後悔することはないでしょう。
さいごに
結婚式直前で破談にする場合の注意点を紹介しました。
式直前で破談したい場合は、慰謝料や後悔する覚悟をする必要があります。
後悔しないために、しっかり考えましょう。