嫌いじゃないけど別れたい…傷つけない彼氏の振り方
彼氏のことが大好きなら永遠に一緒にいたいと思うでしょう。しかし嫌いではないけど好きでもないかも…なんて感情になったあとき、彼氏との関係を清算したいと考えても不思議ではありません。
嫌いではないからという理由で付き合い続ける人もいますが、別れを選択することだって自然です。しかし、嫌いではないけど別れたいときというのは、できるだけいい関係で別れたいし、彼氏を傷つけたくない気持ちもあるでしょう。
そこで、今回は彼氏を傷つけない振り方についてご紹介します。
嫌いじゃないけど別れたい理由
嫌いじゃないならとりあえず付き合い続けるのも悪くないでしょう。しかし別れを選択するのは以下の理由があるからです。
- 付き合い続けるメリットを感じないから
- 彼氏に失礼だから
- 他に明確な理由がある
- これからも愛せる自信がないから
1つずつ解説します。
1. 付き合い続けるメリットを感じないから
嫌いではないのだから、付き合い続けたところでドキドキもしないし未来もないし意味がないと感じて別れを選択するのです。
付き合い続けるよりはフリーでいるほうが、好きなことが自由にできるのでメリットがあると感じるのです。
2. 彼氏に失礼だから
嫌いではないけど好きでもないのに付き合い続けるのは、悪く言えば好きではない人と仮面を被って付き合っているような状態です。それは彼氏に失礼だから別れを選択するのです。
3. 他に明確な理由がある
実は明確に別れたい理由があるけど、言ったところで彼氏を傷つけることになるから「嫌いじゃないけど別れたい」とオブラートに包んだつもりで言うのです。
4. これからも愛せる自信がないから
嫌いじゃないのが一時的で、また好きになる可能性があるのなら付き合い続けてもいいでしょう。しかし付き合い続けてもこのまま彼氏を愛せる自信がないと感じたとき、付き合っても意味がないと思って別れを考えるのです。
完全に気持ちが冷めきった状態だから別れたいのです。
彼氏を振りたいけど振れない理由
嫌いになっている彼氏を振るのであればさほども躊躇することもありませんが、嫌いではない彼氏の振り方となると、なかなか難しいものがあります。それは主に以下の心理が働いているからです。
1. 嫌いではないから
彼氏のことを嫌いではないし、それに振るのには相当な精神的エネルギーがいるので、別れないでずるずると付き合っているのです。
好きでもないけど嫌いでもないから、穏便に今の状態をキープすることを選択しているのです。
2. 自分の感情がよくわからないから
恋愛経験が少なかったり、本当に人を好きになったことがない女性は、恋愛はこんなものだと妥協をしてしまう傾向があります。
本気で誰かを好きになった経験が一度でもあれば、好き、嫌い、嫌いじゃない、の境界線が明確にわかりますが、この経験がないと自分の感情が上手く認識できなくて、結果として振るべきか付き合い続けるべきか自分でも分からないのです。
3. 振り方がわからないから
恋愛経験が少ない女性はそれまでに男性を振った経験も少ないわけですから、彼氏の振り方もよくわからないものです。
ましてや嫌いではないので、できるだけ彼氏を傷つけたくないという思いもあるでしょう。
結果として穏便に別れる方法が分からなくて現状維持になってしまうのです。
傷つけない彼氏の振り方6選
嫌いなわけではない彼氏との関係をどのようにして清算するかはなかなか悩ましいものです。
嫌いなわけではないということは、彼氏にしたら具体的な別れる理由がないわけですから、傷つけないように気をつけないと、あとあと厄介なことにならないとも限りません。
彼氏を傷つけない別れ方は主に以下の通りです。
- あくまでも自分が悪者になる
- 彼氏が自分を嫌いなるように仕向ける
- いつの間にかフェードアウトをしてしまう
- 心の距離を広げてから別れ話をする
- 優柔不断な態度をしない
- 彼氏に未練を残させない
1. あくまでも自分が悪者になる
別れるべき理由が彼氏の方に問題があるからでも、あくまでも自分が悪者になって彼氏を傷つけないようにしましょう。彼氏がプライドが高いタイプであるほど、彼氏本人のせいでの振り方にすると後々遺恨を残します。彼氏を傷つけないで円満に別れることが最優先です。
2. 彼氏が自分を嫌いなるように仕向ける
彼氏が自分のことを嫌いになるように仕向けることで、相対的に彼氏を傷つけないで済みます。彼氏が自分のどこか好きなのかを分析して彼氏の期待を裏切ることで、嫌いになるように仕向けましょう。
嫌われずに好かれたまま別れるよりも、嫌われて別れるほうが後に残りませんし、彼氏を傷つけないで済みます。
3. いつの間にかフェードアウトしてしまう
少しずつ距離を置いて、いつの間にかフェードアウトしてしまう方法です。時間が解決してくれる訳ではないですが、距離を置くことで、付き合っているという感覚が希薄になってきます。
会う間隔を徐々に広げて、いつの間にか疎遠になるように仕向ける、メールの返信を遅らせる、あるいはしない、自分からは連絡しない、といったことを繰り返すことで彼氏との距離を広げていきましょう。
4. 心の距離を広げてから別れ話をする
上記の方法で、彼氏と物理的に距離を置くことで、心の距離も広がってきます。心の距離が広がれば、彼氏の気持ちも冷めてきますから、そこを見計らって別れ話をすれば、彼氏の心が離れている分、比較的スムーズに別れられるでしょう。
5. 優柔不断な態度をしない
彼氏を傷つけないような振り方にこだわるあまり、優柔不断な態度になるほど、かえって彼氏を傷つけることになり、別れ話がこじれます。絶対に別れるという結論がぶれないように決して優柔不断な態度を取らないように気をつけましょう。
6. 彼氏に未練を残させない
彼氏に未練を残させないようにしましょう。彼氏を傷つけないようにとの心遣いのつもりでも、未練が残るほど、彼氏を傷つけてしまいます。
傷つけない振り方のつもりでも、別れるという結論は変わらないわけですから、かえって傷が深くなります。彼氏には決して未練を残させないようにするのが重要です。
かえって傷つくNGな振り方
後々面倒なことにならないようにと、彼氏を傷つけない振り方をしようとしても、かえって傷つけてしま場合あります。あるあるなのが主に以下の3つです。
1. 期待をもたせる
- 少し距離を起きたい
- 好きかわからない
- 好きだけど別れよう
上記のように曖昧な態度で彼氏に希望を与えてしまうと、彼氏のあなたに対する好意が残ってしまい厄介です。
いつかまた元通りの仲にもどれるかもしれないなどと決して思わせないように毅然とした態度が必要です。曖昧な態度が余計に彼氏を傷つけてしまうので要注意です。
2. 私よりもっといい人いるよ
よく別れるときに「私よりもっといい人いるよ」なんて言う人がいますが、彼氏からしたらあなたがベストで最高だから付き合っているので、もっといい人なんて想像がつかないのです。
何の説得にもならず、かえって惨めな気持ちにさせてしまうので言わないほうがいいでしょう。
3. 嫌いじゃないけど別れたい
「あなたのことが嫌いじゃないけど別れたい!」そんなことを言われたら「じゃ別れなくてもいいじゃない」「悪いところ直すから考え直してよ」と必死に引き止められるでしょう。
嫌いじゃないなら、別れる必要もないと彼氏は思ってしまうのです。そのため本心でも「嫌いじゃない」は言わないようにしましょう。
振ったときに考えられる彼氏の反応
振ったときに考えられる彼氏の反応としていろいろなパターンが考えられます。傷つけない振り方だったかそうではなかったか、彼氏のあなたに対する思いの強さなどの要因によってかなり違ってきます。
あっさり忘れてくれる
彼氏の方も惰性で付き合っていただけで、あなたに対して「嫌いではない」という程度の認識であれば、別れ話が比較的スムーズに展開するでしょう。
さほど好きでもない相手との付き合いは彼氏にとってもある意味重荷になっていますから、別れられるなら、それでいいとあっさりした反応になるでしょう。
「嫌いではない」を超えて、実はもう嫌いになっているなら、さらに簡単に別れられますが、現実には期待しない方がいいでしょう。
意気消沈する
彼女から突然別れを切り出されたら、少なからず動揺するのが普通です。相手のことが好きであるほどその度合いが強くなります。会社からリストラ宣告をされたときの反応と似ています。
定年まで勤めようと思っている会社から突然リストラ宣告されたら、この世の終わりだと思えるほどのショックを受けますが、早く辞めたい思っていたなら渡りに船とばかりに喜んで辞めていきます。いくら傷つけないような振り方をしたつもりでも彼氏のあなたに対する気持ちの強弱によって反応に差が出ます。
自暴自棄になる
あなたにとって彼氏は「嫌いではない」という程度の存在だとしても、彼氏にとってあなたは唯一無二の存在だとしたら、振られたショックで自暴自棄になってしまうかもしれません。
人間、大きなショックを受けると、そのショックを解消するために反動が出ます。彼氏がショックに弱いタイプならその反動が大きくなる可能性が高いです。
その意味でも振り方には気をつける必要があります。できるだけ傷つけない振り方をすれば、自暴自棄になるにしても、立ち直りも早いでしょう。
ストーカーになる危険性
振り方が悪くて一番怖いのが彼氏がストーカーになってしまうことです。可愛さあまって憎さ100倍とばかりに、別れた彼氏がストーカーになってしまう事例が世間では後を絶ちません。それぐらい男女の仲というのは難しいとも言えます。
ストーカー事件が新聞やテレビで報道されますが、ニュースになるのは大きな事件になったものだけで、程度の差こそあれ氷山の一角に過ぎません。近年、ストーカー規制法が制定されるなど、多少は前進していますが、まだまだ警察の対応は遅いです。
さいごに
今の彼氏は嫌いではないけど、実は別れたいと本心で思っているなら、一歩踏み出さないといつまでも区切りがつきません。傷つけないようにと、もやもやした気持ちのまま、ずるずると付き合い続けていくとしたら、彼氏にとっても、自分にとっても不幸なだけです。
傷つけない振り方がわからないからと、ずるずる続いて下手に結婚なんてことになったら取り返しがつきません。彼氏を傷つけないかとか、振り方などといったことよりも優先すべきは自分の人生です。一歩踏み出す行動力が未来変えることになります。
しかし、振り方ひとつで彼氏に与えるショックの大きさやその後の彼氏の反応が違ってきます。できるだけ傷つけない振り方をするように気をつけましょう。
振り方がよければ絶対に上手く行くと保証できるほど男女の仲というのは単純ではありませんが、振り方がよいほど、その後の展開も上手く行くでしょう。