大人流の賢い復讐!いじめの仕返し7選
社会問題としてテレビや雑誌でも大きく取り上げられる「いじめ」。
いじめといえば、小学生や中学生の子供達によく焦点がいきがちですが、働く社会人や主婦などの大人だって、職場や社内、近所でいじめをうけることは少なくありません。
絶対に許せないいじめ。今回は大人流のいじめの仕返しについて紹介します。
大人なのに「いじめ」をする人の心理
大人のいじめはいろいろな場面で存在します。職場や近所、SNS上など、ありとあらゆる場所で毎日のように...。
いじめは少し視点を変えると人間関係構築の手段でもあります。立派な社会人になっても「いじめをする」というコミュニケーションを選択してしまうのは残念なことです。
いじめをする人の心理とは?
大人にもなってなぜいじめをするのか…それは、いじめることによって自分の地位が上であることを感じたいからでしょう。
あるいは、いじめる人に何かしらの怒りや苦しさがあり、そのマイナスな感情を晴らすためでしょう。
いずれにせよ、幸福感が低くかわいそうな人なのです。
いじめられたからっていじめ返すと終わらない…
毎日のように受けるいじめ。いじめによって散々傷つけられたのだから「いじめた相手に対して仕返しをしたい」「いつか復讐をしたい」と思ってしまうことは自然だと思います。
しかしどんな内容のいじめを受けたとしても、相手に対して同じように仕返しや復讐をしたのでは、今度は相手を傷付けて自分がいじめっ子という立場になります。
短期的には怒りが晴れてスッキリしますが、それは長期的には自分をまた傷つけることになります。なぜなら大抵は後悔と恐怖の気持ちが押し寄せてくるからです。
「私は復讐のつもりでいじめ返したけど…もしかしたら私が仕返しをしたように、また恨みを買い仕返しされるのではないか…」
「こんなヒドイことして、私って最悪かもしれない」
「私がいじめをしていることが、周りの人に陰口をされていて居場所がなくなってきた」
大人である社会人なら、自分がいじめの復讐や仕返しをした後のことは冷静に考えれば分かると思います。
でも頭では分かっていながらもやはり感情が高ぶり「いじめられて怒りがおさまらない!」と思う方もいるでしょう。今回はそんないじめに対する、大人流の嫌がらせへの仕返しを考えてみました。
いじめの復讐体験談
いじめの復讐体験談① 一言多い上司

会社で上司から常に嫌みを言われ続けてました。
「そんなのもできないなんて、今までどんな生き方をしていたんだ」
「よくそんな質問ができるね…頭冷やしてきたら?」
なんて一言一言多くて、言い過ぎたと思っていました。
そこで上司よりもえらい、厳しそうな性格の幹部が少し奥にいるときに、あえてミスをしました。
するとまんまと上司は嫌味をいってきて、私はわざと大きな声で「バカですみません」と少し感情的に泣きそうな大きな声で反応しました。
すると幹部は気づき「どうしたんだ」と近づいてきて、上司が言い過ぎなことを幹部にアピールすることができました。
いじめの復讐体験談② 文句をいうか無視かの先輩

何かと文句を言ってきたり、無視する先輩がいました。
先輩とは顔を見るのも嫌なのですが、仕事がかぶったり、連絡しなければならないことがあったりと多く、私は仕事上では部下なのでやり返したり無視することはできませんでした。
でもこのままではいけないと思い、勇気をもって私も無視をすることにしました。
先輩「これ印刷してきて」
私「…」
先輩「聞こえてるの?印刷してきて」
私「…」
先輩「なんなの?」
私「先輩が無視するのはなんでですか?私も先輩を見習って無視すればいいでしょうか?」
すごく勇気がいることで冷や汗をかいて心臓バクバクでしたが、これをきっかけに先輩と話し合うことができました。オフィスで起きた出来事だったため、話し合いには他の従業員ものってくれたため平等に話しあえました。仲は相変わらず悪いけど仕事に支障はでなくなりました。
上下関係があっても、いじめの言いなりにずっとなっているのではなく、一度は話し合うことも大事だと思いました。
いじめの復讐体験談③ 仕事ができないセクハラ上司

たいして仕事もできないのに、会社に長くいるだけで優越感にひたっている上司。
自分のポジションを利用して、セクハラ、パワハラしまくりで本当に憂鬱になっていました。たまたま朝早く出社していたら社長も早くきていて、挨拶して世間話しをしていたらまさかの趣味が同じで、盛り上がり、社長とご飯に誘ってもらいました。
そのご飯で、社長に上司にセクハラやパワハラされていることを打ち明けると次の日に上司が部長に呼びたしをくらい、男性しかいない部署に移動させられていました。
女性がいない環境でコキ使われながら働くといういうのがあの上司にはお似合いだと思います。復讐してやりたいと思っていたのでいいきみです。
いじめの復讐体験談④ 見下してくる同期

ライバル視をしているのか、ひどい同期が同じ部署にいました。
仕事にまったく協力をしてくれないし、他の同期の前で私のことを見下したりもしてきて、クソ同期がいない違う部署に早く異動したいと思い、仕事だけに専念しました。
その結果、悔しさをバネに頑張ったかいがあり、新規事業の責任者に抜擢されました。そのメンバーには例の同期もいたのですが、私は責任者だったのでいいチームにならないと判断し、同期を他部署に飛ばすように役員に相談しました。
同期は他部所で地味に働くことになり、私のことを見下せない状況になりました。やっぱり悪いことをしたら全部自分に返ってきますね。
復讐の方法は人それぞれですが、いじめをやり返すことは自分も最終的には傷つくし幼稚です。
富や権力が浮きだつのが社会人です。大人のいじめには、感情的にならず、一刻も早く自分が成長し社会人として、富や権力などの何かしらを身につけて見下せない状態になるのが最強の復讐です。
大人流!いじめの仕返し7選
それでは、大人流のいじめの仕返し7選をご紹介していきます。
- とにかく無視。いじめに反応しない
- いじめる大人は可愛そうな人だと思いあえて笑顔で接する
- 他に夢中になれることを見つけていじめる人より結果を出す
- 相手に対してあくまでも冷静に、されていることへの不満を伝えて話し合う
- 自分に自信を持ち何があっても相手の言動に影響を受けない
- 平等にみてくれる第三者に相談をする
- いじめる人とは関わらない
いじめをする人はだいたい自尊心の低い人たちです。無視されたり冷静に対応をされると、自尊心が満たされず、いじめをあきらめる場合があります。
逆にいじめられたからって感情的に反応すると、いじめる人はこれ以上自尊心が低くならないように、負けないぞと過剰に反応してくることが多いです。
いじめられても冷静になって自分の身を守るのを最優先することであるべき姿は自然と見えてくると思います。
NG!かえってマイナスになる復讐
かえってマイナスになってしまう復讐や仕返しはNGです。自分がされて嫌なことを人にしたらどんな気持ちになるか考えましょう。
仕返しをした瞬間から、今度はまた誰かに同じことをされるのではないか、という恐怖と不安がつきまとうことになります。
復讐すればするほど、その内容が悪質であればあるほど、自分自身の中の恐怖や不安が大きくなるでしょう。そんな負の気持ちを抱いて生きていくことになるのです。
それはマイナスな大人の復讐と言えるのではないでしょうか。
まとめ
大人流のいじめの仕返しについてご紹介しました。大人になってもまだ存在するいじめ。
自分が嫌な思いをさせられたのだから、その分、あるいはそれ以上に嫌なやり方で復讐をする…というのも悪いことではないのかもしれません。
しかし、自分が同じように苦しい経験をしてきて、それをまた味わう人がいると思うと、復讐をしたことによる後悔や恐怖の念が押し寄せてくるのではないでしょうか。
復讐心に燃えていたとしても、まずは自分の身を守ることを最優先に。一度冷静に大人になって考えてみてください。