隕石が落ちた!?大阪にあるパワースポット…星田妙見宮とは
大阪府交野市にある星田妙見宮は隕石が落ちたという伝承が残るパワースポットです。全国的にはあまり有名ではない星田妙見宮ですが、隠れたパワースポットとして注目を集めています。
七曜星降臨の地とされる星田妙見宮はどんなご利益があるパワースポットなのでしょうか。今回は星田妙見宮のご利益や魅力、アクセスと言った情報を紹介します。
大阪にあるパワースポット…星田妙見宮とは
七曜が落ちた地
大阪府交野市(かたのし)にある星田妙見宮(ほしたみょうけんぐう)は、平安時代、嵯峨天皇(さがてんのう)の弘安(こうあん・810年から823年)に、弘法大使が交野へ来た時に七曜(しちよう・北斗七星のこと)が天から落ちてきたと伝承が残っています。
交野市は「星のまち交野」として観光地になっていますが、その中でも代表的なスポットが星田妙見宮です。
実際に隕石が落下した?
星田妙見宮には実際に隕石が落下したとされるスポットがあります。この地に隕石が落下したと記録されているのは812年で、日本国内では2番目に古い記録です。(ちなみに日本最古の隕石の記録は761年とされています)
実際に隕石が落ちたかは不明ですが、当時の隕石落下で星田妙見宮がある妙見山が馬蹄型(ばていがた)になったと記録されていて、信ぴょう性があるとされています。研究者によると、北斗七星の方向から流れ星が流れるペルセウス座流星群の母彗星(ぼすいせい)であるスイフト・タットル彗星からの隕石であったとしています。
大人気アニメ映画「君の名は」のモデルになったのではないかともいわれていますが、この点については定かではありません。
星田妙見宮のご祭神は?
星田宮妙見宮のご祭神は天之御中主大神(あめのみなかたぬしのおおかみ)・高皇産霊大神(たかみすびのおおかみ)・神皇産霊大神(かみむすびのおおかみ)の三柱です。
妙見とは
星田妙見宮の妙見とはいったいどんな意味があるのでしょうか。妙見信仰とは北極星・北斗七星への信仰のことです。北極星は古くから世界中で信仰されている重要な星です。
今のように簡単に方角を知ることができない時代は、北極星が方向を表す道しるべとなってきました。
大阪にあるパワースポット…星田妙見宮の魅力
大阪府交野市にある星田妙見宮は神秘的なパワースポットとして注目されています。このほかどのような魅力があるのでしょうか。
七夕伝説発祥の地
星田妙見宮が鎮座する大阪府交野市には七夕伝説発祥の地・天神が最初に降臨した場所といった神秘的な伝承が数多く残されています。そんな交野市内でもトップクラスに神聖な地とされる星田妙見宮は、スピリチュアルな気が集まるパワースポットとしての魅力があります。
ご神体の織女石
ご神体の織女石(たなばたせき)は、200段の階段を登った先にある拝殿の左側に鎮座しています。古くから信仰されてきた大きな岩で、こちらも力強いパワースポットとして人気があります。
七夕祭・星降り祭
星田妙見宮では毎年7月に星降り祭が開催されます。この星降り祭りは星田妙見宮の創建と「星田」の地名に由来する由緒あるお祭りです。また、7月7日には七夕祭が開催されます。
どちらもさまざまな神事を見ることができる魅力的なお祭りです。
登龍の滝
大阪府交野市のパワースポットである星田妙見宮は、隕石が落ちたパワースポットとして知られています。その隕石が落ちたのが、登龍の滝(とうりゅうのたき)とされています。
こちらも神秘的な気に満ちたパワースポットとして人気があります。
大阪にあるパワースポット…星田妙見宮のご利益
大阪府交野市のパワースポットである星田妙見宮は縁結び・学業成就・安産祈願のご利益があるとされています。また、境内全体には神秘的な気が満ち溢れていて、浄化やさまざまな御利益があるパワースポットになっています。
さいごに
北斗七星が降臨したという伝承が残る神秘的なパワースポットの星田宮妙見宮について紹介しました。境内全体に神秘的な気が満ちていて、スピリチュアルが好きな方におすすめのパワースポットです。