縁結びの神様がいる京都のパワースポット…平安神宮の魅力と情報
京都三大祭りの一つである時代祭が行われる平安神宮(へいあんじんぐう)は、パワースポットとしてだけではなく、観光地としても人気があります。
京都にある神社の中では歴史が浅い平安神宮。今回は平安神宮の魅力やご利益、アクセスといった情報を紹介します。
京都にあるパワースポット…平安神宮とは
京都府京都市にある平安神宮は、西暦1895年(明治28年)に平安遷都1,100年を記念して創建されました。平安神宮の社殿は、平安京が開かれた当時の朝堂院を8分の5のサイズで忠実に再現されたものです。
平安神宮には平安京に遷都した桓武天皇(かんむてんのう)と、平安京最後の天皇である孝明天皇(こうめいてんのう)がご祭神として祀られています。社殿は明治時代に作られた建造物としては珍しく、国の重要文化財に指定されています。
平安神宮では毎年10月に京都三大祭りの一つの時代祭が開催されます。時代祭は平安神宮が創建されたのを祝ってはじめられたものであり、京都三大祭りの中では歴史が最も浅いのですが、毎年多くの観光客が訪れます。
特に京都御所から平安神宮までを練り歩く光景は全国的に有名です。また、パワースポットとして以外にも境内に咲く花が四季を通じてきれいなため、観光地としても人気があります。
京都にあるパワースポット…平安神宮の魅力
平安神宮といえば、大鳥居が有名です。高さ24m・幅18mもあるこの大鳥居は、西暦1928年(昭和3年)に昭和天皇御大礼の記念事業として建造されました。
その大きさときれいな朱色に圧倒される大鳥居は、日本三大大鳥居のひとつに数えられています。車道にかかっているため、車は通れるのですが、人は通れない鳥居となっています。
平安神宮の境内には、平安京大内裏(おおだいり)で最も重要な役所建築物「大極殿」を8分の5サイズで再現した大極殿をはじめ、平安京を8分の5サイズで再現されたようなパワースポットです。
平安時代の日本最大の都である平安京へ思いをはせながら、強いパワーを授かることができるの魅力です。建てられている建物も、明治以降に作られたものとは思えないほどの、圧倒的な風格を持っています。
桜をはじめ四季折々の花を楽しめる平安神宮は、どの季節に行っても美しい景色を堪能できます。また、京都にはさまざまな強力なパワースポットがあり、日本屈指のパワースポット巡りに向いた地域にあるという点も魅力です。
京都にあるパワースポット…平安神宮のご利益
平安神宮は陰陽道(おんみょうどう)にもとづく四神(ししん)の親交に基づいたパワースポットです。風水とも大きなかかわりがあり、都を作るとき北(玄武)は高い山、東(青龍)には河川の流れ、西(白虎)には大きな道、南(朱雀)には平野や海が開けていることがいいとされる考えです。
平安神社はそれにならって、「上賀茂神社(かみかもじんじゃ)」「八坂神社’(やさかじんじゃ)」「松尾大社(まつおたいしゃ)」「城南宮(じょうなんぐう)」を、指針と提唱しています。四神の神社と平安神宮の五社を巡れば、とても強い開運招福、厄除け、商売繁盛、縁結び、学業成就のご利益が授かるとされています。
また、平安神宮は縁結びのパワースポットとしても有名です。平安神宮では、戦後に神前婚がはやり、多くのカップルが結ばれた地として有名です。
平安神宮では「開運厄除け桃守」や「しあわせの桜守」といったさまざまなお守りが売られており、とてもご利益があるとして人気があります。美しいデザインのものや、かわいいデザインのものが多く、普段お守りを手にしない人でも思わず手にしたくなるお守りです。
さいごに
縁結びのパワースポットとして有名な平安神宮の魅力と情報を紹介しました。パワースポットとしてだけではなく、観光で行くのもおすすめです。