遠距離恋愛の男女の心理＆心理の違いを埋める方法

遠距離恋愛では、どうしても彼氏との考え方の違いが理解できなくて悩みがちなことも多いですよね。

お互いに分かり合っていたつもりでも、突然でてくる男女の心理の差。知らないでいると無駄に怒ってしまうかもしれません。

彼氏と自分の考え方が違うのはなぜなのか。遠距離恋愛に対する男女の心理と、その心理の違いを埋める方法をいくつかご紹介します。

遠距離恋愛で浮き彫りになる男女の心理の差。もちろん会えなくてつらいなどの基本的な気持ちは同じなのですが、遠距離カップルの間では寂しい気持ちに向き合う姿勢が圧倒的に違います。

一般的に、男性は前に外にひたすらどこかへ進んでいく傾向があり、女性は立ち止まって内向きに守備を固めがちな傾向があります。

遠距離の男女の心理でいちばん違いが出てくるのは、会話の内容でしょう。

女性は「つらい」「さびしい」と口に出して共感されればストレスは解消されていきますが、男性は違います。そのつらくさびしい問題を根本的に解消するためにはどうすればいいか、遠距離じゃなくなればいい、それは無理、じゃあこの問題について話すのはもう無駄なので一切口にしないかもしくは別れようというシンプルな思考回路になります。

とくに男性は痛みやつらさを我慢をするのが男らしくカッコイイと思っているので、愚痴を言う人を嫌い、自分でも愚痴を避けようとしがちです。

男女の違いでも有名なのが「女性は色々なことを1度にできるが、男性は1つのことに集中しがち」というもの。

仕事を頑張ることによって、遠距離恋愛のつらさを忘れられるという場合、ますます仕事に打ち込んで、仕事スパイラル状態に。しかし頑張ってる自分に満足して気持ちよく眠れます。

男性にありがちなのが時間軸を考えないということ。冷蔵庫の野菜を放置しすぎて溶かした、みたいな武勇伝だかなんだかわからないことをやらかしがちなのは、最後に見た状態が次の状態と思ってしまうからなのです。

たとえば仕事が落ち着くまで、長期間あなたを放っておいたとしても、次に会う時はまた前回の続きからできると思ってしまうのが男性心理です。

長期間のうちに野菜が溶けたり、あなたの心理状態が変わるとは想像できていないのです。

遠距離中の女性は常に不安を抱えがちです。その不安を埋めるため、彼氏に何度も連絡したり愚痴ったりしてしまいます。

1人でいた頃はしっかりしていた女性でも、彼氏ができると途端に不安を抱えてしまう人もいます。

理想のラインがあると、そこに達していないという不安でいっぱいになってしまうので、あまり前もって理想の条件を固めないほうがいいでしょう。

遠距離の理由や彼氏の言い訳などに、よく出てくるキーワードが仕事です。

「私と仕事とどっちが大事なの！？」という台詞もよく聞くものです。女性は彼の仕事をライバル視しがちなので、仕事に集中している彼氏を少し苦々しい気持ちで見てしまいます。

女性の愛情は長期保存できません。常にフレッシュでケアが必要。

毎日の小さなガッカリで消えていってしまうもの。栄養補給できなければ愛は死んでしまいます。

放置されると、女性なら誰でも裏の意味を考え続けて疲れ果て、男性が呑気に連絡してきた頃には別れを決心しているのです。

遠距離では相手を気遣って楽しい話題を…とはいいますが、やはりたまには本音を伝えることも大事です。日頃から相手の気持ちが見えない遠距離恋愛では、チャンスを逃さず本音を伝え合うことで、お互いの気持ちを再確認し続けることが必要。

マイナスの気持ちも少しは伝えたほうが、わかってもらえるときがあるのです。

本音を打ち明けあえば、お互いの信頼もより強まって、見当違いな行動をせずに済むでしょう。

仕事のせいで彼女につらい思いをさせたくないという男性は、休憩時間に短いメッセージを送りましょう。女性は好きな人から連絡をもらうだけで嬉しいものです。

「つかれたー、まだ仕事半分残ってる」「しっかりして！生きて！」

これだけでも多少の笑いと現状報告、さらにねぎらいのコミュニケーションが取れるものです。

遠距離恋愛を続けるためには、お互いの気遣いや努力なくしては何事もなし得ません。

その気遣いや努力の積み重ねが信頼につながり、相手が気にする部分や癖などを知って、触れないようにしたり気にしないようにしたりすることでストレスがなくなり、お互いに対する理解が深まって、愛情と絆が育っていくのです。

男女の心理の違いを理解して、上手な対応を心がけましょう。

いかがでしたか。男女の心理の違いについて、思い当たることなどありましたでしょうか。

自分1人や同性の友達の意見だけでは、なかなか解決できない問題でも、全く違う考え方があるということを知れば、対処できるようになるかもしれません。

もちろん、男女の違いはこれだけではありません。それに個人の考え方の違いもありますので、相手をよくみて状況に合った対応を心がけるのが良いでしょう。