旦那と別居したい…！まず考えるべきことって何？

「旦那と喧嘩してばかり...ストレスだから別居したい！」結婚生活を送っている中で、夫と別々に住むことを一度でも検討した妻は多いのではないでしょうか。浮気や金銭的問題などの複雑で溝を深めるきっかけから、些細なけんかまで理由はそれぞれでしょう。

別居をしたい気持ちが一時的なものではなく、本格的に行動に移そうと考えたときどのようなことに注意すればいいのかなど、不安を解消する方法をご紹介します。

夫婦仲の悪化や、金銭感覚のずれ、価値観の違いなど、長く一緒にいるにつれて深くなった溝が戻らない夫婦のパターンはあります。夫婦仲が修復不能と感じたとき、多くの方は旦那と別居したいと思うでしょう。

相手を責めたい気持ちを持ったまま別居を考え始めます。別居は世間的に良いイメージはないですが、本当に修復したいと思うなら解決策としては非常に有効と言えます。

別居中、離れてみてわかることや、気づくことで心の整理をつけることができます。そのため別居することは決して悪いことや恥ずかしいことではないのです。

旦那の顔も見たくないほど嫌いになったから別居したい！その気持ちは十分に理解できますし、多くの人がそのような感情を持ったことがあるでしょう。しかし、嫌気がさして別居するのは自分だけの都合ですよね。

ストレスからの解放、心の安定、もしくは再スタートの助走など、すべて自分のためです。

もし子どもがいるのなら子どもの気持ちを考えなければなりません。そして、旦那の気持ちも。別居する時にお互いなんで別居するのかを明確にしないと無意味な別居になります。

周囲からわがままな現実逃避と受け取られても仕方がありません。旦那の気持ちもきちんと理解した上で別居の計画を立てましょう。

別居と言っても、全員が離婚を考えているわけではありません。世間では離婚をイコールとして見がちですが、中には関係修復のための手段として別居したという前向きな夫婦もいます。

これから先も一緒にいたいが、どうも今は上手くいかない。離れてみれば改めてお互いの必要性に気づくのでは？と考える方もいるようです

押してもダメなら引いてみるという言葉があるように、ぶつかり合っても解決できなければ、離れてみることも努力の一つです。

離婚を前提とした場合、旦那と話し合ってお互い納得した上で別居をするということはまず無理でしょう。離婚を考えるほどの別居の理由として多いのが、金銭面の問題。

旦那が家庭にお金を入れない、ギャンブル依存が治らないなど婚姻生活を継続することに不安を抱えるケースです。また、子どもがいる家庭で多いのが、異性関係のようです。

妻が子どもの面倒を見ている中、家庭を顧みず、旦那が会社の人と浮気をしているという場合も。別居したいと思っても仕方がない話も実際にあるようです。

そのような場合は自分の将来を考えて新たな道を選ぶことが賢い決断かもしれません。

別居したいからと無謀に行動すしてはいけません。生活費のあてはありますか？別居のために計画的に内緒で貯金をしていた。という方や仕事を見つけた。という場合は問題ありません。

しかし、突発的に別居したいという気持ちが芽生えたのなら、一旦落ち着いて現実をみましょう。収入源は確保できていますか？

実は、既に別居中であっても、夫婦である以上は、一方が生活費に困っているときは、他方に対して生活費の支払を請求できると法律で決まっています。

ただし、旦那が無職の場合は収入がないためもちろんお金をもらうことはできません。その場合は、自分で稼ぐ決意が必要です。

別居の注意点として金銭面は大前提ですが、肝心な心の問題を忘れていませんか？


別居したいと思ったときの感情は、離れてから変わる可能性が大いにあります。離婚を考えていたが、冷静になればそれほどのことでもないと前向きになって結婚生活をやり直せる方もいます。

しかし、それはお互いの気持ちが一致した場合です。考える時間ができるのは自分だけではありません。

自分から離婚を前提とした離婚を切り出したのに「やっぱりやり直したい」と気持ちが変わっても、逆に相手が「離婚したい」と心変わりをする可能性も十分にあります。


戻りたいと思っている場合には、離れていても連絡を取るなど解決に向かう行動をとりましょう。

別居したいと思う気持ちを自分なりに分析することが何より大切です。「何のための別居なのか」「別居して何をしたいのか」「結果がどうなれば満足なのか」自分に素直になって確かめましょう。

別居中は現実逃避ではありません。納得がいく答えをしっかりとみつけて幸せの第一歩を掴みましょう。