結婚できないって本当?中卒の男性のメリット・デメリット
好きになった男性が中卒で、プロポーズをされたらあなたは素直に喜ぶことができますか?
もしかすると、うれしい反面「親にどう紹介しよう…」と悩む人がいるかもしれません。
中卒の男性は、大卒や高卒などの男性よりも結婚が難しいと言われています。
今回は、中卒男性が結婚できない理由や、メリット・デメリットを紹介します。
中卒だと結婚できない?その理由とは
周りから結婚を反対される
中卒というだけであまりよくないイメージを持たれることが多く、年齢が上がるほどその印象が強いようです。
そのため、両親や友達など周りの人から「結婚した後の生活は大丈夫?」「ほかにいい人が現れるんじゃないの?」と言われ、なかなか結婚できないようです。
収入面での不安がある
中卒の人で仕事を頑張っている人はたくさんいますが、日本は学歴社会のため職種が限られてしまいます。また、仕事内容は同じでも中卒というだけで大卒や高卒の人より年収が低い傾向があり、収入の面で不安視されることが多いと言えるでしょう。
自分で経営をしていたり、正社員として長く勤務していて収入が安定している人なら問題ないでしょうが、そうでない人だとなかなか結婚できないようです。
素行の心配
中卒というと、どうしても素行の悪いイメージを持たれてしまいます。
おもに不良や引きこもりなどと結びつけられやすく、社会でちゃんとやっていけるのか、怒ると暴言を言ったり暴力を振るのではないかと不安視され、結婚できない状態が続くことがあります。
結婚できない中卒の男性の特徴
職を転々としている
中卒で仕事を頑張っていて、勤務年数が長ければ結婚できないことはありません。
しかし、中卒でなおかつ仕事が続かず転々としているなら仕事が続かない人と判断されて社会的な信用は得られにくいでしょう。
女性の両親や友達などから反対されることが多く、結婚できない中卒の男性となってしまいます。
仕事はしているが非正規雇用
女性の親は、結婚後娘にお金で苦労をしてほしくないと考えているため、結婚相手にはある程度の収入の安定さを求めます。
正社員であれば安心するかもしれませんが、パート・アルバイト・派遣・契約社員といった非正規雇用だと、収入面で不安を感じるようです。
結婚後の生活を考えると、収入の低さは結婚できない要因と言わざるを得ません。
中卒の男性のメリット・デメリット
中卒男性のメリット
中卒男性のメリットには、同年齢の人よりも3年以上早く社会人になれることが挙げられます。
専門職であればベテランになるのが早く、同年齢の人が大卒で入ってきても後輩という扱いになるのです。
技能だけでなく礼儀や社会人としてのルールを習得するのが早く、さまざまな社会経験を若いうちから積めるので人間性が磨かれているといえるでしょう。
中卒男性のデメリット
中卒のデメリットには、なかなか仕事に就きにくいことと正社員になりにくいことが挙げられます。
就職できたとしてもきつい肉体労働であったり、単純作業であったりと長く働けない仕事が多いようです。
何か資格を取ろうとしても中卒では受験資格自体がもらえないことがあり、キャリアアップが難しいことはデメリットだといえるでしょう。
中卒の男性と結婚した人の体験談
20代・女性
今の主人は中卒なのですが、付き合っているときから親には反対され、彼と結婚できないのではないか不安に思うことがありました。
親の反対は彼も覚悟していたようで、仕事を続けながら高卒認定と調理師免許を取ると宣言し、宣言通り2つの資格を取ってくれました。
調理師に転職して正社員になったのを機に、私の両親に挨拶をしてくれました。
彼の頑張りを見た両親は反対することなく結婚を許してくれて、主人と父は仲良くやっています。
30代・女性
中卒で社会にもまれてきた3歳年下の夫は、出会った時から落ち着きのある男性でした。
気遣いや心配りがあり礼儀正しくて、同年代の男性が子供のように見えたぐらいです。
両親に彼を紹介したときに、中卒と聞いて親が顔を曇らせましたが、それに動じることなく「中卒になった理由」「これまでの社会経験」「正社員として何年勤めていて年収がいくらなのか」を伝え、家庭を養う力があることを示してくれました。
両親は彼の話を聞いて安心したようで、無事に結婚することができました。
結婚は後悔しないように!
中卒であっても、仕事で実績を積み正社員として働いていれば結婚できないことはなく、女性の両親は認めてくれるようです。
一方で、転職を繰り返していたり、収入が低いと結婚に反対される可能性が高くなります。
結婚をしたいなら、どうすれば女性の親を安心させられるのか、社会的な信用を得られるのかを考えるとよいでしょう。
中卒であっても、人間性豊かで頑張っている人はたくさんいます。
彼のどんなところに惹かれたのかを親に話すことが大切です。