男女別に解説!スピード離婚のメリット・デメリット
スピード離婚すると、結婚式に呼んだ友人知人には申し訳ないような気持ちになるでしょう。
自分のみる目のなさにがっかりするかもしれません。
しかし、無理に結婚生活を続けて無駄な時間をお金を消費するより、思い切ってスピード離婚してしまったほうがいい場合があるようです。
ここでは、スピード離婚のメリット・デメリットと、スピード離婚の回避法などをご紹介します。
そもそもスピード離婚とは?意味と定義
スピード婚に明確な定義はない
マスコミが紙面を華やかに飾るため使いだした「スピード離婚」という言葉は、とくに定義はなく記者個人の現場感覚によってちがうようです。
一般的には3年未満で離婚することをいうようで、とくに最近は1年未満のスピード離婚が増えているのだそうです。
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【女性編】スピード離婚のメリット・デメリット
【メリット1】自分のペースで家事ができる
夫婦生活では、夫に目を気にするあまり無理に家事を頑張り過ぎて、1日も休めず働きずくめになってしまう場合があります。
スピード離婚で1人の時間ができると、家事を自分のペースでできるようになり、適度に休めるので精神的に余裕ができ活動の幅が広がるでしょう。
【メリット2】夫という大きな息子の世話をしなくていい
結婚生活では、夫が息子のようになってしまうケースが多いようです。
食事の準備や入浴時の着替えの用意など、細々とした夫の世話がストレスになる場合は、スピード離婚で救われることがあるかもしれません。
最近では家事をする男性が増えているので、次はきっと自分のライフスタイルにあった結婚相手がみつかるはずです。
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【メリット3】義父母や夫関係の面倒な付き合いから解放される
スピード離婚すると、夫の親族や仕事関係の人と無理に交流する必要がなくなります。
ある程度夫婦生活を続けてしまうと、離婚後も個人として知り合いになっていて付き合いが続く場合がありますが、早めにギブアップすれば面倒なしがらみに邪魔されることが少ないでしょう。
【デメリット1】経済的に自立する必要がある
あたりまえですが、離婚すれば夫とは他人になりますので、生活費を請求することはできません。
就職して、自分の生活費は自分で稼ぐ必要があります。
資格などを持っていれば高収入の仕事がみつかるかもしれませんが、ブランクがあると安定した収入を得るのは難しいでしょう。
スピード婚のデメリットは、経済的に自立するための準備期間が少ないことかもしれません。
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【デメリット2】自家用車が使えなくなる可能性がある
夫婦で車を持っていたとしてもスピード離婚では財産分与があまり見込めませんので、車を自分で購入していなかった場合は、離婚後は自家用車が使えません。
また、自分で運転免許を持たず夫に運転してもらっていた場合は、免許証をとる必要が生じるでしょう。
都市部であれば交通機関を利用してカバーできますが、郊外では車必須の場所が多くデメリットだと感じるかもしれません。
【男性編】スピード離婚のメリット・デメリット
【メリット1】家族のために頑張る必要がなくなる
結婚すると男性は、家族を守るために不自由を感じなければなりません。
妻以外の女性と恋愛を楽しむことはできませんし、家庭生活の安定のために夢の仕事を諦めて生活費のためだけに働かざるをえません。
スピード離婚すれば、家族のために我慢をしなくてもよくなりますので、ストレスから解放され自由に生きることができるでしょう。
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【メリット2】給料を自分のためだけに使える
スピード離婚をすれば、いままで家族の生活費に回していた分の収入をすべて自分のために使うことができます。
おこづかい制からの脱却を果たし、社会人らしく大人買いなどが自由にできるようになるでしょう。
貯金すれば、ハイペースで残額が増えていくはずです。
【デメリット1】慰謝料や養育費などで貯金が減る
スピード離婚する場合は、不倫や暴力など大きな問題が絡むことが多いようです。
慰謝料や養育費を支払わなければいけなくなると、経済的に厳しい状態になってしまうかもしれません。
財産分与はあまりないかもしれませんが、ゼロではないでしょう。
貯金がなくなる危険性が高まってしまうのが、スピード離婚のデメリットといえます。
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【デメリット2】家事を自分でする必要がある
スピード離婚すると、当然1人暮らしになりますので自炊の必要性が出てきます。
家事が苦手な場合は再婚の可能性が低くなってしまうので、これを機に家事能力を身につける努力をするといいかもしれません。
デメリットとしては、健康を考えてくれる人がいなくなりますので、成人病の危険性が高まるというものがあげられます。
スピード離婚は恥ずかしいもの?
浅はかなイメージを与えるスピード離婚
スピード離婚は考えが浅い印象をあたえますので、周囲からの評価がさがってしまう可能性があります。
いわゆる「お馬鹿」と思われてしまいますので、慎重に決断してください。
相手側に問題があった場合でも、事前に気付けなかったことで嘲笑を受ける場合があるようです。
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離婚理由を公表すると周囲の理解を得られる
スピード離婚でも、暴力や浮気など相手側に明確な問題があると、周囲に理解されやすいようです。
大々的に発表する必要はありませんが、親しい人には事情を打ちあけておいたほうがいいでしょう。
信頼できる人に離婚理由を話しておけば、第三者がスピード離婚を馬鹿にしてきたときにかばってくれることがあります。
スピード離婚はリスクが多い!回避する方法
相手に問題がない場合は様子をみる
スピード離婚はあなたの社会的評価をさげかねない傷になってしまいますので、できれば避けたいものです。
相手が真面目に働いて性格もよく、とくに目立つ問題がない場合は、なにか違うと思ってもしばらく様子をみたほうがいいでしょう。
少々の違和感でスピード離婚をしてしまうと、冷静になってから後悔するかもしれません。
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まずは冷静になること
夫婦喧嘩やストレスで感情が高ぶっていると、間違った判断をくだしてしまいがちです。
スピード離婚を避けるには、3年から5年の結婚生活を続ける必要がありますので、一旦どこかで冷静になってしっかり考えましょう。
よい助言をくれる人がいれば、一度相談してみるといいかもしれません。
お互いの理解を深めるために話しあう
夫婦は毎日の会話や気持ちのやりとりでお互いへの理解を深め、共に成長するものです。
とくに問題がないのにスピード離婚したくなってしまった原因としては、コミュニケーション不足が考えられますので、まずは夫婦の会話を増やし、お互いを理解する努力をしてみましょう。
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