50代専業主婦は仕事復帰できる？これからの人生どう過ごす？

50代の専業主婦は今の生活に対して不満や不安などあるのでしょうか。60歳、70歳になっても専業主婦を続て安定した生活をすることができます。しかし、それは言い換えるなら変わり映えのしない生活がこれから先もずっと続くということです。

さらには自分だけでなくパートナーの健康面が気になる年代です。歳を重ねることが楽しくなるように早いうちから今後の人生設計を考えてみましょう。

50代の専業主婦の悩みとしては、この世代になると家事や料理、子育てなど家庭のプロと言えるでしょう。そのため家庭の仕事に新鮮味がなくただ毎日こなしているだけの感覚になっているのです。

専業主婦で家庭にこもりきりだった50代は新しい人間関係を作る機会がなく限られた友達しかいないという方が多いと思います。

ようやく子供も自立して自分の時間が持てるというときに、趣味や旅行に付き合ってくれる友達がいなければ楽しさが半減します。女性だからこそ楽しめることはたくさんあるので旦那のほかに付き合ってくれる友達を見つけたいところです。

収入源を男性に頼りきりだった専業主婦の場合、自分の手元に貯蓄はなくあるのは家庭の貯金だけです。50代ともなると旦那が事故や病気で働けなくなった場合の万が一の備えが必要です。

また近年熟年離婚をする夫婦も多いため専業主婦の中には自分のための貯蓄をしたいと考える方も多いようです。

50代の専業主婦はどのような生活をおくっているのでしょうか。

朝に洗濯や掃除などの家事を終わらせ、昼は旦那は仕事なので自分用の簡単な昼食を作ります。ひと段落したところでテレビを観たりDVDを鑑賞したりします。夕方あたりから夕飯を作って旦那の帰りを待ちます。

連休ともなれば子供たちが孫を連れて実家に帰ってきてくれます。その時はかわいい孫のために1日中絵本を読んだりらおままごとに付き合ってあげます。孫との買い物やご飯を食べに行くことが50代夫婦の楽しみとなっています。

この年代になると子供が自立し家を離れるので食事は2人分ですみます。量をたくさん作らないため料理の時間はだいぶ短くなりました。色の好みが変わりバランス重視の食事を心がけています。テレビで観たレシピを真似て新しい料理に挑戦することにはまっています。

何よりも楽しみにしているのは主人との旅行です。普段専業主婦としてずっと家の中にいることが多くてなかなか外に出ません。出たとしても夕飯の買い物をしに近くのスーパーに行くだけ。友達と会ってもせいぜい喫茶店でお茶をするだけ。主人のやすみが楽しみでそのときばかりはおしゃれも楽しみます。

100年時代とも言われる今寿命はどんどん伸び続けています。70歳になっても働ける働ける環境がどんどん作られることでしょう。

現に今でも高齢者が働ける環境はいくらでもあります。そしてホテルの清掃や弁当屋の調理など主婦の経験を生かせる職が数多くあるので即戦力として重宝されるかもしれません。

働ける職があったとしても問題は働けるほどの体力があるかどうかです。ずっと家にいた50代の専業主婦の場合、ほとんど家の中にいて動くことがあまりないので体力面に不安を抱える人が多いでしょう。

もし働くことを考えているのであれば、ウォーキングなどムリなく続けられる運動で体作りを始めましょう。

60代になれば旦那が定年退職を迎えるので2人の時間が増え、趣味や旅行に没頭することができます。50代のうちから夫婦で楽しめる趣味や行きたい場所を探しているという方もも多いことでしょう。

今の時代100歳まで生きる高齢者は珍しくはありません。50歳を人生の折り返しと考えればまだまだ挑戦することができるのです。専業主婦の中には人生の再スタートとして社会復帰を考える方もいるようです。

著名人を例にとっても50代は元気で社会を引っ張るバイタリティあふれる方ががたくさんいます。これからの生活をときめかせるためには、趣味や仕事などいろんなことに興味の幅を広げやりたいことを思いっきり楽しみましょう。