喧嘩後に冷めた気持ちが戻らないことはある?修復方法
付き合っていれば1度や2度、気持ちが冷める出来事があるものです。でも大抵は話し合いや時間が経過して気持ちは取り戻せます。
しかしどうあがいても気持ちが戻らないことがあります。そうなったときは「別れたほうがいいのかな」と考えてしまいますよね。あるいは「冷めた気持ちが戻らない」なんて言われて別れの危機になることもあるでしょう。
いったい、冷めた気持ちが戻らないというのは具体的にどのような状況なのでしょうか。この記事では、冷めた気持ちが戻らない具体的なパターンと修復方法について紹介します。
喧嘩後、気持ちが冷めてしまうのはなぜ?
冷める理由① 不満が消化できないから
女性は男性と違って嫌なことがあっても口に出さず、「耐えれば済む話」と自己完結をして言いたいことを我慢する傾向があります。
しかし、不満がすべて消化できるわけがなく積もりに積もった我慢が限界に達してしまい、糸が切れたように一瞬にして思いが冷めるのです。
冷める理由② 刺激がなくなるから
付き合いたての頃は何をするにも楽しく彼への興味が尽きませんが、付き合いが長くなると馴れ合いが生じてマンネリ化します。
さらに、恥じらいや気遣いがなくなると恋愛感情が冷めるだけでなく、刺激を求めて浮気に走るなど恋愛トラブルが発生しやすくなります。
冷める理由③ 価値観が変わるから
人の価値観は、人間関係・置かれた環境・経験値によって変化します。
価値観が変われば金銭感覚や人生計画にも影響が及ぶため、お互いの考えにズレが生じて衝突が起こりやすくなり気持ちが冷めるのです。
冷めた気持ちが戻らないパターンとは?
同じことで喧嘩する
お互いを理解しようとする前向きな喧嘩は、関係を強めるプラスの効果をもたらします。
しかし、理解し合えず何度も同じことで喧嘩を繰り返していると、心身ともに疲れて情緒不安定になるだけでなく、「この人に言っても何も通じない」という諦めと絶望感に襲われるので冷めた気持ちは戻らないでしょう。
モラハラをされた
肉体的・精神的暴力を受けたのが原因で気持ちが冷めたのなら、冷めた気持ちは戻らない確率が非常に高いです。
大切に扱わないことへの怒りや悲しみ、力づくで人の心をねじ伏せる歪んだ人間性への恐怖心を相手に持つと、持ちが冷めるとともに彼の存在そのものがトラウマになります。
DVやモラハラをする側にもされる側にも一定数「DVは愛情の裏返し」と捉える人がいますが、暴力的な人間性に気づかされてもなお愛情を持ち続ける場合は、相手への服従心が強くなっている危険な状態と言えるでしょう。
裏切り行為をされた
恋愛がうまくいくカップルは、お互いを信頼し合える関係性を築いています。
信頼関係は絆の強さを表すので小さな嘘や言い訳には寛容になれるでしょうが、浮気や借金などの長期化する大きい問題を隠していたら一気に信頼関係が崩壊します。
今まで与えてくれた愛情すら嘘に感じてしまうので、嘘を謝られても許す気になれず冷めた気持ちが戻らないのです。
戻らないとは限らない!関係の修復方法
修復方法① 自分の欠点を直す
冷めた気持ちや戻らない関係を修復するには、自分の欠点を見直しましょう。
相手の欠点を見れば気持ちは冷めますが、はたして自分にはまったく非がないのでしょうか。
自分では相手のために頑張っているつもりでも、冷たい態度をとったり相手任せにしているなどあなたにも少なからず非や欠点があるはずです。
欠点を見つめ直してお互いさまの精神を持てば、冷めた気持ちや相手への不満が自然と解消されるでしょう。
修復方法② 相手を認める・褒める
冷めた気持ちが戻らないときの修復方法として、相手を褒めて認めるのがおすすめです。
冷めた気持ちが戻らないときはどうしても相手の欠点や短所しか見えず、たとえ長所に気づいたとしても素直に受け取れません。
悪いところばかり見ていては嫌いな気持ちが増すだけなので、長所に目を向けてそして言葉に出して褒めましょう。
プラスの感情を出すとネガティブな気持ちを緩和する効果があるので、関係修復が期待できるでしょう。
それはNG!余計に気持ちが戻らなくなること
無視は関係を悪化させる!
冷めた気持ちが戻らないと頻繁に喧嘩が起こるため無視が最善策と考えるかもしれませんが、1度無視をすると後々声をかけるタイミングがつかめず自然消滅する恐れがあります。
無視された相手は「必要ない存在」「迷惑な存在」と存在否定されたことに傷ついて、あなたへの愛情が一気に冷めるでしょう。
どんなカップルにも訪れる…
一見仲よく見えるカップルでも、1度は「冷めた気持ちが戻らない」と悩んだことがあるはずです。
冷めたからと言ってすぐに別れを決意するのではなく、「安定した関係になれたからこそ気持ちが冷める余裕ができた」とプラスに考えましょう。