略奪愛された側ってこんなに辛いの？乗り越える方法

大好きな人から裏切られ、ほかの人に取られてしまったら…心には大きく深い傷ができすぐに立ち直るのは難しいでしょう。

寂しさと悲しさ、そして悔しさといった気持ちが入り混じって感情が不安定になる人もいます。今回は略奪愛された側の辛さを乗り越える方法についてご紹介していきます。

大好きな人からの裏切りは、どんなに強い人間であっても大きなショックと心の傷を負うことになります。

信頼していたからこそ2人の関係が成立し、お互い彼氏・彼女として過ごしてきたわけですから、ほかの人に略奪愛されたという事実は、された側にとってはとても受け入れられるものではありません。

それまで良好な関係を築いていても、略奪の事実で思い出に対して否定的になり、彼の言った言葉や態度は全てがウソだったのではないかと思ってしまい、心の中はぐちゃぐちゃになってしまいます。

略奪愛をされた側は大きなショックと共に、奪った相手に負けたという悔しさがこみ上げてきます。自分より奪った相手を選んだんだと思うとさらにその気持ちは強くなります。

その一方で、「自分の何がいけなかったんだろう」「どうすれば略奪愛をされずに済んだんだろうと」考え、自分を責めてしまうようです。

街で楽しそうにしているカップルを見ると「私もこの前まではあんな風に楽しく過ごしていたのに…」「今頃あの2人はあんな風に笑ってるのかな…」と略奪愛をされた辛さを感じてしまいます。

楽しげなカップルに、過去の自分たちと今の2人の様子を同時に重ね合わせてしまうのです。

そして略奪愛をされた側であることをいやでも認識させられ、気分が一気に落ち込みます。

略奪愛をされた側の人は、早く気分を切り替えたいという思いから相手のことや略奪愛のことを思い出さないようにするでしょう。

しかし、気を抜いたふとした瞬間や思い出の場所の風景がテレビで流れたり、お揃いのグッズなどが視界に入ってきて思い出が頭をよぎることがあります。

忘れたいのに忘れられないという気持ちが溢れ出し、一気に辛くなってしまう人は少なくないようです。

略奪愛をされた側は、第3者に大好きな人との関係を壊されたという思いが強く、目の前で起こった出来事をポジティブに受け止めるのは難しいでしょう。

しかし、いつまでもそうした気持ちのままでいるわけにはいきません。なぜなら、新しい次の出会いが必ず待っているからです。

すぐには無理でも、いずれは略奪愛をされた側という捉え方から、「もっと誠実で愛し愛される関係を築ける相手と出会うための別れだ」と捉えられるようになると、目の前の世界がきっと変わるはずです。

キツイ言い方かもしれませんが、あなたが大好きだったあの人は略奪愛をするような人を選んだ人です。

誠実な相手なら2人の関係を整理してから次に進むはずだと考えると、相手とは遅かれ早かれ別れる運命だったのかもしれません。

略奪愛される側という立場ではなく、彼氏と別れたという立場で考えてみてください。

ほかの人に流れていくような相手と、これから先もずっと安定した関係を築けますか？今まで見えなかった相手の人柄が分かった以上、きっと関係を継続するのは難しいはずです。

信頼できる、そしてあなたの話を最初から最後までしっかり聞いてくれる友達に、洗いざらい話してみましょう。きっと友達があなたの心の支えとなってくれるはずです。

そして、あなたの良いところをたくさん挙げてもらいましょう。失った自信が少しずつ回復するかもしれません。

また、自分の気持ちに向き合ってみてください。意地を張る必要はありません。辛かった・悲しかった・悔しかった・負けたと思ったなど、ネガティブな感情を、抵抗せずそのまま受け入れましょう。

心が少しずつ軽くなるのがわかるはずです。

略奪された側の人は、簡単にショックから立ち直れません。

何をしてもダメなら、思い切って環境を変えてみるのはいかがですか？たとえば、引っ越しをして生活環境を変えると、新たな生活としてスタートできるので気持ちを切り替えやすくなります。

略奪愛された側であることを忘れるくらい、仕事や趣味に没頭して思い出さないようにするのは、一つの方法だといえるでしょう。

それで上司や同僚に頑張りを認められたり、趣味のクオリティが挙がってまわりから評価されたら「これはこれできっとよかったんだな」と思えるかもしれません。

略奪愛をされた側は簡単にショックを消すことはできません。しかし、そのショックを乗り越えられる瞬間は必ずやってきます。

たとえば、略奪愛されたことを笑い話にできるようになったときや、新しい出会いがあったときがそうでしょう。

略奪された直後は、立ち直れないと思うくらい精神的なダメージがあるでしょうが、必ず時間が解決してくれます。乗り越えられない壁はないのです。