青森県にある最強パワースポット…善知鳥神社のご利益
青森県青森市にある善知鳥神社(うとうじんじゃ)は、青森市内で最強のパワースポットとして有名です。
青森市の発祥の地となった善知鳥神社は征夷大将軍の坂上田村麻呂が再建したとしても有名です。
今回は善知鳥神社の魅力やご利益、アクセスといった情報を紹介します。善知鳥神社にはどのような御利益があるのでしょうか。
青森県にあるパワースポット…善知鳥神社とは
青森県青森市にある善知鳥神社(うとうじんじゃ)の歴史は古く、青森市発祥の地とされています。
第十九代允恭天皇(いんぎょうてんのう)の時代に建立された善知鳥神社は、征夷大将軍の坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)によって再建されました。
坂上田村麻呂は滋賀県の田村神社(たむらじんじゃ)のご祭神になっているほか、東北地方をはじめ数多くの神社を建立・再建した人物です。
善知鳥神社のご祭神は、日本の国の総主祭神である天照坐皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)の御子の三女神の多紀理毘売命(たぎりびめのみこと)、市寸嶋比売命(いつきしまひめのみこと)、多岐都比売命(たぎつひめのみこと)です。
この三女神は海の神、航海安全の神として知られていて、海に面した青森で古くから信仰されてきました。また、善知鳥神社の境内には龍神乃水(りゅうじんのみず)と呼ばれるパワースポットがあります。
青森県にあるパワースポット…善知鳥神社の魅力
青森県にあるパワースポットの善知鳥神社は、青森市街地から近いにもかかわらず森が深く、神秘的な雰囲気に満ちています。青森県の版画家の棟方志功(むなかたしこう)ゆかりの地で、棟方志功記念館からもアクセスしやすい立地にあります。
日本の古典芸能の能の演目である謡曲「善知鳥」の舞台にもなっている善知鳥神社、謡曲「善知鳥」の碑のほか、松尾芭蕉句碑、奥州街道終点の地碑があります。
平安時代から現代まで多くの文化人・著名人が善知鳥神社について触れ、伝記・伝承を残していて、そこには平安時代の歌人の藤原定家(ふじわらのさだいえ)・徳川将軍の徳川吉宗・作家の森鴎外(もりおうがい)といった偉人がいます。歴史上の偉人たちが愛したパワースポットを体感できるのが魅力の一つです。
また、戦国時代にこの地を治めていた南部氏に崇められ庇護されていた善知鳥神社は、古くからパワースポットとして大事にされてきた地で、とても強いパワーを授かることができるのも魅力です。
青森市街地からアクセスしやすい立地で、観光のついでに巡ることができるのも魅力ですね。
青森県にあるパワースポット…善知鳥神社のご利益
海の神、航海安全の神として知られている三女神がご祭神の善知鳥神社は、地元の人々が古くから道中安全のご利益があるパワースポットとして愛されてきました。また、交通安全や家内安全、商売繁盛、方位除け、漁業守護のご利益があります。
善知鳥神社の境内にある龍神之水も強力なパワースポットとして知られています。まるでこのパワースポットを守っているかのような龍の姿が印象的な龍神之水は、ご利益が湧き出るところとされています。
龍神之水は水や海に関する仕事をしてきた人々や、商売をしてきた人が信仰していて、水を飲むと自然のパワーを授かり、商売繁盛・交通安全といった御利益があります。
善知鳥神社では善知鳥をモチーフとしたかわいいお守りもあり、様々な御利益があると人気です。ちなみに善知鳥とは、体長38センチ程度のかわいい海鳥の一種で、北日本沿岸からカリフォルニア州までの北太平洋沿岸に広く分布しています。
さいごに
青森県青森市の発祥の地とされ、古くから地元の人々や文化人たちに愛されてきたパワースポットの善知鳥神社を紹介させていただきました。善知鳥神社は、強力なパワースポットとしてだけではなく、神秘的できれいな神社として人気があります。
青森市街地にあるためとてもアクセスしやすいので、青森観光をするときに足を運ぶのにも向いています。龍神之水もパワースポットとして有名なので、忘れずに参拝することをおすすめします。