新潟県にある最強パワースポット…雲洞庵の魅力&ご利益
雲洞庵(うんとうあん)は、奈良時代に創建された禅宗のお寺です。実はこのお寺の境内には、新潟に存在するパワースポットの中でも最強レベルの場所があると言われているんですよ。
こちらのパワースポットで得られるご利益はどんなのものなのでしょうか?雲洞庵の見どころや詳細をお届けします!
新潟県にあるパワースポット…雲洞庵とは
冒頭でお伝えした通り、雲洞庵は1300余年の歴史を持つ由緒正しいお寺です。
奈良時代の貴族、藤原房前(ふじわらのふささき)が亡くなった母親の供養をするために建立し、以来、女性守護の寺として信仰が集まったと言われています。
ちなみに藤原房前は、「大化の改新」の立役者の1人であり藤原一族の祖、藤原鎌足(ふじわらのかまたり)の孫にあたる人物です。歴史を感じますよね。
新潟県にあるパワースポット…雲洞庵の魅力
落ち着いたたたずまい
長いときを静かに刻んできた雲洞庵。その境内に一歩足を踏み入れれば、ふとタイムスリップしたかのような不思議な感覚を味わうかもしれません。
苔の生えた参道や庭園のどこかキリリとしたたたずまいに、「侘び寂び(わびさび)」という日本人独特の美意識が刺激されることでしょう。敷地はとても広いので、ゆったり散策してはいかがでしょうか。
また訪れたくなる場所
春から初夏にかけては新緑と涼やかな風、秋は紅葉、冬は静寂…。雲洞庵は訪れる季節によって、違った顔を見せてくれます。
もちろん写真撮影もOK!(三脚の使用は禁止)フォトジェニックなスポットがたくさんありますよ。
直江兼続と上杉景勝が学んだお寺
雲洞庵は戦国時代の武将、直江兼続(なおえ かねつぐ)と上杉景勝(うえすぎ かげかつ)が幼い頃ともに養育された地でもあります。
数年前に直江兼続の生涯を描いたドラマ、『天地人』で取り上げられて話題になったので、覚えている方もいるのではないでしょうか。
2人が学問を学んだ「大方丈の間」は、今も残されており見学可能。歴史の好きな人は必見ですね!
座線体験ができる
10名以上からの受付のみ(要予約)ですが、座禅体験ができます。かつて全国から多数の雲水(うんすい)達が修行に訪れた場で座禅を組めば、心のリフレッシュに絶大な効果がありそうですね。
料金は、高校生以上1,200円(拝観料・ガイド料込み)、小中学生は900円(4年生以上から受付)となっています。詳細は雲洞庵の公式HPでご確認ください(トップページ→坐禅堂)。
※葬儀・法事などが入った場合、予約をしていも断られる場合があります。
新潟県にあるパワースポット…雲洞庵のご利益
「雲洞庵の土ふんだか」
雲洞庵の入り口である「赤門」をくぐると、石畳の参道が両脇を木立に守られるようにして伸びています。実はこの参道こそがこの庵のパワースポットなんです。
何でも石の裏側に法華経の文字が1石に1文字ずつ刻まれているそうで、「この石畳を踏みしめて参拝すれば、『罪業消滅』『万福多幸』のご利益がいただける」とのこと。
「雲洞庵の土ふんだか」と言った言葉が今に残されるほどのパワースポットです。ご利益を願いながら、ゆっくり歩きましょう。
長生きの水
拝観入口を入ってすぐ、第2のパワースポット「長生きの水場」があります。この水場は、雲洞庵を建立した藤原房前の母、先妣尼が見つけたのだとか。
金城山から湧き出る清水だそうで、先妣尼はこの水を用いてたくさんの病人を救ったと言われています。飲用可なので長生きを願ってぜひ飲んでおきましょう。
雲洞庵のアクセス方法
雲洞庵の詳細情報です。
拝観時間は時期によって異なります。事前に公式HPにて、確認してからお出かけください。ガイドをお願いすることもできます。(有料・3日前までに予約)
名称 | 雲洞庵(うんとうあん) |
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営業時間 | ・4月中旬~11月 9時~17時 ・12月~4月中旬 10時~15時30分 ※受付終了時間は閉門30分前まで ※積雪前は9時30分~16時 |
定休日 | 水曜日(祝日、お盆、正月期間を除く) |
拝観料 | 300円 ※団体20人以上で1人270円 ※1月1日は無料 |
所在地 | 南魚沼市雲洞660 |
電話 | 025-782-0520 |
アクセス | ・JR上越線「塩沢駅」より車で10分 ・関越自動車道「塩沢石打IC」より車で15分 |
さいごに
新潟県のパワースポット、雲洞庵の魅力やご利益についてお届けしました。
パワースポット以外にも寺院の内外ともに見どころが多く、どの季節に訪ねてもそれぞれに趣があって満足すること間違いなしです。
『罪業消滅』と『万福多幸』のご利益をいただきに、ぜひ、足を運んでみてくださいね。