栃木にある最強パワースポット…雲巌寺の魅力とご利益まとめ
栃木県太田原市にある、雲巌寺(うんがんじ)は、「日本禅宗4大道場」のひとつに数えられていて、松尾芭蕉や水戸光圀といった、多くの偉人たちにまつわるパワースポットです。
ここでは、雲巌寺の魅力やご利益、アクセス方法などを紹介していきます。
栃木にあるパワースポット…雲巌寺とは
雲巌寺(うんがんじ)は、栃木県大田原市にあるパワースポットです。
筑前の聖福寺、越前の永平寺、紀州の興国寺と並ぶ、「日本禅宗4大道場」のひとつです。
石柱門の先には、瓜鉄橋(かてっきょう)と呼ばれる、朱塗りの橋があり、子孫が長く続いて、繁栄することを意味しています。
雲巌寺は、観光するための寺院でなく、厳しい禅の修行のための道場です。
高声・高笑・喫煙・酔客などは、禁止されていますので、心を落ち着かせ、静寂を楽しみましょう。
栃木にあるパワースポット…雲巌寺の魅力
樹齢550年の巨大杉
栃木県にあるパワースポットである、雲巌寺の魅力1つ目は、巨大杉です。
石柱門の右手にある巨大杉は、樹齢550年で、樹高約32m・幹囲5.2mもあり、間近でみると迫力満点です。
また、雲巌寺の巨大杉は、環境庁から「関東の巨樹」に選ばれています。
獅子王殿
雲巌寺の魅力2つ目は、獅子王殿です。
仏国国師が、関東地方で修行していたときに、黒羽山麓に庵を構えました。
八溝山の高梨勝願法印が、国師に禅の教えを受け、その恩を返すために、八溝山を献上し、弘安6年に、北条時宗が雲巌寺を建立したといわれています。
お手突きの石
雲巌寺の魅力3つ目は、お手突きの石です。
雲巌寺の参道近くには、水戸黄門お馴染みの、水戸光圀のお手突きの石があります。
江戸時代のときの、大田原市付近は、水戸藩の領地であったことから、水戸光圀はたびたび雲巌寺に参禅していたようです。
このお手突きの石の文献や、詳しい情報などは一切分かっていませんが、現在も大切に保管されています。
松尾芭蕉にちなんだパワースポット
雲巌寺の魅力4つ目は、「松尾芭蕉にちなんだパワースポット」だというところです。
松尾芭蕉の禅の師である、仏頂国師が、過去に雲巌寺で修行をしたことから、松尾芭蕉も雲巌寺を訪れ、「啄木(きつつき)も庵(いお)は破らず夏木立」という句を残しました。
松尾芭蕉の句は、全体的に禅に関連するものが多く、仏頂国師の教えの影響があるといわれています。
出典:r-ijin.com
栃木にあるパワースポット…雲巌寺のご利益
雲巌寺は、心を落ち着かせるご利益のある、パワースポットです。
人生において、悩みを抱えている人におすすめの寺院です。
また、雲巌寺の御本尊である、釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)によって、仕事運のご利益があるといわれています。
実際に雲巌寺に参禅して、新しい仕事が決まったという人もたくさんいるようです。
雲巌寺のアクセス方法
ここからは、雲巌寺のアクセス方法を紹介します。
自動車の場合は、西那須野塩原ICから車で50分で雲巌寺に到着します。
バスの場合は、那須塩原駅からバスで60分で雲巌寺に到着します。
那須塩原駅から、片道200円の市営バスが運行しているので、土地勘に自信がない人は利用するといいでしょう。
また、自動車で訪れた場合は、40台分の駐車場があるので、ぜひ利用してください。
雲巌寺の詳細
名称 | 雲巌寺 |
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住所 | 〒324-0213 栃木県大田原市雲岩寺27 |
電話番号 | 0287-57-0105 |
さいごに
栃木のパワースポットである、雲巌寺の魅力や、ご利益を紹介しました。
自然と心を落ちつかせることができ、リラックス効果が期待できるパワースポットです。
ほかにも、水戸光圀のお手突きの石や、松尾芭蕉の句など、多くの偉人がまつわる歴史が深い寺院でもあります。
栃木に訪れたときは、ぜひ雲巌寺に足を運んでみてください。