優しいけどモラハラ夫の男性は多い!対処法まとめ
モラハラ夫が優しい態度を見せたとき、「もしかしたら反省してくれたのかも」と油断していませんか。
モラハラ夫がいきなり優しくなるケースは存在していますが、その姿が本当に反省しているから生み出されたものであるとは限りません。
今回は「モラハラ夫が急に優しくなる理由」や「モラハラされたときの対処法」などについてご紹介します。
モラハラ夫の特徴
結婚前は優しい
モラハラ被害者はよく「結婚前は優しい人だったのに」と語ります。
モラハラのイメージは「言葉の暴力をしてくる」点が強いため、優しい姿を想像しにくいかもしれません。ですが結婚前の優しい彼の姿を忘れられないモラハラ被害者は非常に多いのです。
モラハラを受けている自覚をするのが遅かったために、妻が心にとてつもなく深い傷を負ってしまうケースはよく報告されています。妻はできるだけ早くモラハラ被害に気付く必要があると言えるでしょう。
ですので「結婚前に優しくしてくれた人でも、モラハラ夫になる可能性は十分ある」ことをよく覚えておいてください。その言葉がいざというときにあなたを救うかもしれません。
妻に非がなくても罵る
相手に非がないときは、いくら自分がイライラしていても怒らないものです。ですが多くのモラハラ夫は、相手に非がなくても怒ります。
モラハラ夫にとって自分は世界一偉い存在で、妻は格下の存在だと思っていると言われています。だから理不尽に怒りをぶつけることも、モラハラ夫の中では「偉い自分は格下の妻を怒ってもいい」と正当化されるのです。
モラハラ夫は、怒るときに理由をつけるケースが確認されています。そのためモラハラ被害者はだんだんと「自分が悪いから怒られている」のだと思い込んでしまう傾向がありますが、今一度彼の怒る理由について考えてみてください。
果たしてそれは正しいものなのでしょうか。
優しいけどモラハラ夫なの?
夫が優しい態度を見せると、「この人は本当にモラハラ夫なのかな。私が悪いように考えすぎたのかな」と考えてしまうことがあります。
ですがいくら優しい態度を見せたとしても、それまでに何回も精神的暴力を振るわれたのなら、彼はモラハラ夫である確率が高いでしょう。
「優しい人はモラハラをしない」考えは完璧に正しいとは言えません。優しい態度で相手をだまし、言葉の暴力をふるい続け取り返しのつかないことになった事例は頻繁に報告されています。
「優しい人はモラハラをしない」と考えているのであれば、早いうちに改めるべきです。
モラハラ夫が急に優しくなる理由
モラハラ夫は、モラハラ被害者を心から必要としています。その理由は被害者を愛しているからではありません。いたぶる相手がいないと、精神の均衡を保ちにくくなるからです。
ですので、モラハラ被害者が自分から離れなくなるならば優しい言葉を投げかけることすらあります。モラハラ夫も大人ですから「優しい言葉をかければ、自分から離れにくくなるだろう」とわかっていてやるのでしょう。
普段罵ってくる夫が優しくしてきても、決して油断しないでください。
モラハラされたときの対処法
モラハラが酷くなってきたときは、迷わず離婚という対処法を選択してください。モラハラには治る可能性はあります。モラハラを治療してくれる病院もあり、昔と比べればモラハラが治る確率は格段にあがっているでしょう。
ですがモラハラには「こうしたら絶対に治る」治療法はありません。腕のいいお医者様にかかっても、モラハラが治らなかったケースは数多く確認されています。
そんな治る見込みの薄いモラハラ夫と付き合っていくのは、あなたにとって大きなストレスになるのではないでしょうか。
あなたが心を削ってモラハラ夫に尽くす必要はありません。別れることも選択の1つです。
限界!モラハラ夫と離婚する方法
「モラハラ夫と離婚したい」と思ったら、まずはモラハラの証拠を集めていってください。
モラハラをしている音声を録音したボイスレコーダーや、日々の発言を記録した日記はいい証拠です。離婚するときにあなたの力となってくれるでしょう。
証拠集めが上手にできるか不安なときは、弁護士や探偵を頼る手も有効です。
離婚をすれば、あなたの苦痛はほぼ確実に和らぎます。十分に証拠を集め、万全の態勢で離婚をつきつけましょう。